2009/3/5 THU
麺類大好きっ子のかめさんとしては、
このブログによく登場する
ラーメンだけじゃなく、細長い物なら
そば、うどん、スパゲッティなんでもOK、
3食麺類はざらッス=^_^=
で、かめさん51年の人生で
衝撃を受けたスパゲッティの双璧が
高校生の頃田舎から出てきて食べた
渋谷・虎の穴の納豆スパゲッティと
銀行時代サイゼリヤで
初めて食べたイカスミスパゲッティ。
どっちも今じゃ当たり前だけど、
当時はあまりのおいしさに脳みそでは
「ありえない」と言いいつつ、
舌と胃袋が随喜の涙を流していました=^_^=


でもそのサイゼリヤ、去年12/26のこのコラム
「岩手県とサイゼリヤ、それぞれのデリバティブ」
でも書いたんように、
オーストラリアドルの為替予約で
153億円の赤字を出しちゃいました。
かめさんとしてはイカスミスパだけじゃなく、
最近も180円スパゲッティを発売したりして、
世界同時不況でもみんなの味方、
元気印企業だったのに、トホホです(>_<)


で、昨日の日経に問題の為替予約の内容が。
ざっくり言えば、1豪ドル100円台の時に
数年後1豪ドルを78円で買える
一見とてもおいしそうな契約。
でも、一定以上の円高になると
1豪ドルを最悪600円で買わなければなりません。
「そんなアホなー」と皆さんお思いでしょうが、
役員会でも異論は出なかった、
とのこと、えええー?


かめさん理由は分かります。
こういったデリバティブの契約書は
内容にもよりますが数10ページに及びます。
中身は上場企業の役員の皆さんでも、
多分チンプンカンプン、じゃ、というんで、
めくら判ですよね、普通(^^ゞ
結果株価はストップ安、上場来初の赤字転落、
社長は辞任って・・・怖いですねー


バブルの頃までの日本企業同士の契約書には
「なんかあったら両社で協議して
良きに計らいましょう」という
「善処条項」とも呼ばれた
とても日本的な条文が必ず入っていました。
故に契約書も数ページの簡単なもの。
でも、サイゼリヤの為替予約の相手も外人さん。
もう古き良き時代は終わっているんで、
皆さん、忙しくても大きな契約の時は
契約書をよく読みましょうね。
で、よくわからなかったら、
悪いこと言わないから、契約やめときましょ=^_^=

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