2009/3/17 TUE
昨日の読売新聞に
「兜町寂しい 老舗書店閉店」の記事。
もしかしたら、と思ったら、やはり、
茅場町の交差点地下にある千代田書店でした。
さすが場所がら入口付近を占拠しているのは
ゴールデンチャートなどのチャート資料集。
もちろん店内に入れば、
株式投資ノウハウ本が
大きなスペースを占めていました。
多分日本広しといえども、
あれだけ”株”を自己主張している
本屋さんはないでしょう。
ここ2か月くらい行ってなかったけど、
恋女房に突然逃げられたような寂しさが(^^ゞ
かめさん、今読んでいるのが
獅子文六[1958],「大番」。
昭和初期の兜町の様子が
ひょうきんに描かれていて面白いんですが、
中でも主人公のギューちゃんが場立ちで、
人ごみに首から突っ込んでいく
シーンは笑えます=^_^=
いまの証券取引所に行っても、
電光掲示された株価がクルクル回り、
見学者がお行儀よくチラホラいるだけ。
千代田書店は1915年創業だそうですから、
ギューちゃんも立ち寄ったかも。
ギューちゃんの時代のような熱気が
兜町に戻ることはないのか?
かなり寂しいかめさんでした(^^ゞ