2009/4/6 MON
昨日ビールを飲みながら
昭和レトロを特集した番組のDVDを見ていると、
小朝師匠がテレビ東京の女性アナウンサーと
あのスバル360の後部座席に乗って
颯爽と銀座の街に登場♪
ところがあまりにドアや座席が小さく、
降りるのに一苦労(^^ゞ
考えてみれば、
現在世界最安車として話題になっている
インド・タタ自動車の「ナノ」ですら624CC、
360CCで昭和30年代の日本を席巻した
スバル360がいかにチープだったか分かります。
Wikipediaによれば「マイカー」
という言葉を誕生・定着させたスバル360。
スバル360を初めてのマイカーとし、
その後の高度成長に合わせて
だんだん大きな車に乗り換えていった
日本のお父さんたち。
その双六の上がりを競うような人生ゲームは
後のトヨタの名コピー
「いつかはクラウン」に凝縮されていました。
何せ当時の日本の自動車メーカーは
4年に1回フルモデルチェンジを行い、
消費者もそれに合わせて
自家用車を買い替えるのが当たり前。
これだったら、
30余年のサラリーマン人生で
スバル360からクラウンまで
成り上がるのも十分可能ですよね。
でも現在の平均自家用車使用年数は
10年を大きく超え、今は昔です(^^ゞ
自動車以上に個人にとって
大きい買い物である住宅もしかり。
政府が200年住宅構想を打ち出していますが、
英国75年、米国44年に比べて
寿命25-30年と言われる日本の住宅。
今朝のスポニチで
太田和美衆議院議員も書いていますが、
今後は中古住宅やリフォーム需要が
増えると予想されます。
”降る雪や昭和
(本当は明治です、草田男先生ごめんなさい)は
遠くなりにけり”ということで
良いものを長く、
それが日本経済再生のキーワードだと思う
かめさんでした=^_^=