2009/4/25 SAT
おとといの日経夕刊で
画家の安野光雅さんが
「100年に一度の不況と大騒ぎしているが、
わずか60年余り前に
敗戦の日がそこにあったではないか」
と書いていました。
うーん、確かに(^^ゞ
書店に行けば、1929年の
世界恐慌との比較本が山積みとなり、
テレビをつければ、
節約による自衛を説く
評論家先生を見ない日はありません。
でも安野画伯は
「新聞や雑誌は旅行案内であふれ、
着飾った男女が街を闊歩し、
売れていないはずの車で道路は渋滞し、
テレビは飽食の料理と
お笑い番組のない日はない」
と喝破しています。
経済や金融を飯のタネ
(含むかめさん(^^ゞ)とする人にとって
「いやーこれも景気循環の一つ」
と涼しい顔をしているより、
「100年に一度」の方が売れますよね。
そんな風潮に安野画伯の放った
カウンターパンチ、
岡目八目の域をはるかに超えています。
皆の衆、○○評論家さんの言うことを
鵜呑みにしなさんなよ=^_^=