2009/4/29 WED
豚インフルエンザ問題で
テレビ、新聞に何度も登場した
無観客でサッカー試合が行われている
メキシコのサッカー場。
何を隠そう、王様ペレや天才マラドーナが
ワールドカップを高々と掲げたことで知られる
アステカスタジアムです。
ついでに言えば、釜本が得点王になった
1968年メキシコオリンピックの
サッカー会場にも使われ、
建設後40年以上たった現在も、
世界で一番美しいサッカースタジアム、
といわれています。
それだけに寒々としたスタンド風景から
豚インフルの怖さを
感じずにはいられないかめさん。
一方、検疫が強化されたメキシコから成田への
帰国便の乗客の中には
ボクシング・亀田兄弟の三男和毅選手の顔も。
インタビューアーの
「こんなことで帰国すると想像していました?」
の問いに、
「こんなこと誰も想像していないし、
体が大事だから」
と不安げに答えていました。
あの暴れん坊亀田兄弟まで・・・
と思いながらパソコンをたたいていると、
音声だけ聞いていたテレビニュースから
「国民が一致団結して戦えば
必ず勝ちぬけると確信しています」
という声が。
「うん?野球WBCは終わったし」と思いながら、
テレビ画面に切り替えると、
見慣れた舛添厚労相が
「情報はすべて速やかに開示します。
早く見つければタミフルが効き、必ず治ります」
と続けて訴えていました。
何かとこのコラムで
政治家の皆さんを批判することが多いかめさん。
でも舛添さんの話し、
説得力があり、なかなかのものでした。
経済界でも牛丼チェーンの松屋が
メキシコ産豚肉の使用を中止したり、
旅行関係の株価が下落するなど
影響が出始めています。
でも、大手スーパーの話によると、
狂牛病や鳥インフルの時と違って
豚肉の売れ行きには影響が出てない模様。
これも、豚肉は71度以上に加熱すれば全く問題ない
など、正しい情報が伝わっている証拠。
はやくこの問題が落ち着いて、
世界経済が回復軌道に乗ることを祈る
かめさんでした。