2009/5/1 FRI
豚インフルエンザの感染が世界的に広がり、
日本国内での感染も
時間の問題と言われています。
街を歩いてもマスクをしている人が
目立って増えていますが、
先日帰国したボクシングの亀田和毅選手も
「メキシコでもマスクをしているのは
10人に1人くらい、
日本は騒ぎ過ぎとちゃうか?」
と言っていました。
国民性といえばそれまでですが、
たぶん日本は世界で一番豚インフル対策を
一生懸命やっている国の一つ。
でも、毎日のようにメディアを賑わす
「検疫体制の不備」
「健康質問票1万人に未配布」
などなどの報道。
これも日本メディアの皆さんが
まじめなおかげ、とも言えますが、
かめさんとしては、
ニュース映像に出てくる医療関係の皆さんの
健康の方が心配になってきます。
4月22日奈良地裁で下された、
当直医に割増賃金命令の判決。
ざっくり言うと
①奈良県立病院の産婦人科の当直勤務は
待ち時間が中心とされ、
1回2万円だけ支給されていました。
②でも、実際の勤務内容は救急外来など
通常勤務と変わらない、と認定され
割増賃金命令が出ました。
③読売新聞の調査では
8割が奈良県立病院と同じ対応しかしていない、
とのこと。
④判決後奈良県は
「根本は医師不足。改善策すぐには難しい」
とのコメントを出しています。
今回の豚インフルでも、
感染の疑いがある人はまず保健所に相談を、
と呼びかけています。
これは医療機関の負担を減らすのも理由の一つ。
奈良県もお金を使わずに
頭を使ってできることありませんか?
そして、それ以上に
豚インフル水際作戦で奮闘なされている
医療関係の皆さんに頭が下がるかめさん。
今は緊急事態なので
医療関係の皆さんに頑張ってもらい、
かめさんたちは
それに協力することしかできませんが、
落ち着いたら、
医療が今のままで良いのか考えましょうよ、
皆さん=^_^=