2009/5/26 TUE
昨日の朝日新聞に何でも鑑定団ならぬ
「動産」鑑定団の見出しが。
うん?と思って読み始めるとこれが面白い=^_^=
銀行からお金を借りるときの担保は普通、
不動産や有価証券です。
でもこういった財産がない会社は
「商品を担保にできないかなー」
と考えるわけですが、
実際はなかなか銀行が首を縦に振りません。
理由はお金を返してくれないときに、
銀行に担保商品を売るノウハウがないこともありますが、
最大のネックは商品の適正な価格が分からないこと。
「えっ、お店で売っている値段じゃだめなの?」
とお考えのあなた、甘い!(^^ゞ
商品にはシーズンがあるものが多いですし、
お金を返せなくなったような会社の商品は
大抵売れない商品ですよね。
そういった商品の適正価格をはじき出すのは至難の業(^^ゞ
そんな悩みを解決するために
元ドンキホーテ仕入れ担当者のノウハウを使って、
元銀行支店長が「動産(≒商品)」の値段を鑑定する
NPO法人日本動産鑑定を作っちゃったんですね。
これは使える!
世界同時不況&銀行の貸し渋りで企業の資金繰りはピンチ。
「動産」鑑定団の利用が増えて、
少しでも景気回復に役立てばいいですね=^_^=