2009/6/25 THU
20日のこのコラムで
「偉いなぁエーザイさん、株主にも想定問答集」
を書いたあと、ちょっと気になることがあって、
以前の会社四季報をめくっていたかめさん。
「あった、あった」と喜んだのは、
会社四季報2008年4集の株主総会アンケート、
やっぱり日本の社長は楽?という特集。
そこには、株主総会の所要時間や質問数のほか、
想定問答集を作成していない会社が37%という結果が。
皆さんはこの数字を
多いと思いますか、少ないと思いますか?
というのも、今話題の日本郵政・西川社長の続投問題。
かめさんは17日の
「読売「かんぽの宿二束三文で」にモノ申す」
で書いたように喧嘩両成敗が妥当、と思っています。
でも、麻生さんや西川社長は
西川社長の減俸と幹部の更迭で
終わらせるつもりのようです。
麻生さんが鳩山さんの首だけを切った理由を
「民間の会社の人事に政府が
あれこれ口出しをするのはいかがなものか」
と言ってました。
そのとおり、と思うかめさん。
でも、民間の会社、株式会社だからこそ
株主が大事ですよね?
日本郵政の株主って誰?
100%国、つまり国民です。
日本郵政の株主総会には、
唯一の株主として財務大臣が出席しますが、
これはあくまでも国民の代理。
その国民の声が反映されずに、
社長続投って、どこか変じゃないですか?
日本郵政には株主=国民への
想定問答集はないのでしょうか(^^ゞ