2009/8/7 FRI
 昨日判決が出た日本初の裁判員裁判、みなさんどう受け止めましたか?
 かめさんは5月6日のMONEY DIARY”裁判員制度は租庸調?”で書いたように、
 もし自分が裁判員に選ばれたら税金同様に
 負担が思いだろうな、と思っていました。
 その負担感は時間的な拘束もありますが、
 事件を理解するための労力がかなりのウエイトを占めていました。
 というのも、かめさん恥ずかしながら法学部出身、
 大学院でも税法を勉強したので、ある程度判例などは読みなれています。
 それでも、こういった法律関係の文書は
 「長い」「結論が分かりづらい」「専門用語だらけ」と
 普通の会社で書いたら、即刻首になるようなシロモノ(^^ゞ 
 
 ただ、判決を終えた昨日の裁判員の皆さんの会見を聞いていると、
 モニターを使ったり、冒頭陳述の要旨を1枚のメモで提供したりと、様変わり、
 全員の方が「分かりやすかった」と答えていました。
 これだけでも裁判員裁判を始めた意義があったんじゃないでしょうか=^_^= 
 
 とはいっても、かめさんのような素人にはまだまだ疑問がたくさん(^^ゞ
 なぜ弁護側が妥当と考える量刑が示されないの?
 なぜ控訴審では裁判員裁判がないの?
 裁判員の構成に男女比は考慮されないの?
 などなど挙げればきりがないほどの疑問があります。 
 
 でも、かめさんがこういった疑問を持ったのも裁判員裁判のおかげ。
 お金や時間は掛っても、
 裁判員裁判は日本や民主主義にとって大きな前進だったと思う、
 かめさんでした=^_^= 
