2009/8/10 MON
今朝の各紙に載っていた「新しい日本をつくる国民会議」が行った
経済同友会や連合など9団体による
自民・民主両党のマニフェスト(政権公約)の採点結果公表。
この数字を見ると平均点では、
自民党47点、民主党53点と民主党の評価が高いことが分かります。
ただし、9団体の得点分布、ばらつきの具合を見ると
自民党が60.6点から35点なのに対して、
民主党は70点から31点と、
民主党の方が最高点と最低点の差が大きくなっています。
もっと、きちんと比べるには
標準偏差(ちと難しいので説明省略<(_ _)>)を使うんですが、
こちらでも民主党への採点のばらつき、波が大きくなっています。
ザックリ言うと、民主党のマニフェストの方が
「成功すればリターンも大きいけど、失敗するリスクも高い」、
つまりハイリスク・ハイリターンということ(^^ゞ
片や自民党は「当たり外れは少ないけど、じり貧にならないか心配」
という感じですね。
見方を変えると、
民主党の方が失敗しても取り返しが効く若い世代向け、
自民党の方は安定志向が強い中高年齢層向け、ともいえます。
この結論は直観でも分かると思うんですが、
データを色んな切り口で見ると面白いし、
きっといつか役立ちますよ=^_^=