2009/11/24 TUE
今日の朝刊各紙にドーンと
「日航年金、OB3割現役5割削減」の見出し。
この見出しを見て
「OBでも年金が3割減るんだ、こりゃ可哀想かな?」と思ったんですが、
記事本文を読むと、
国民年金、厚生年金、企業年金の3階建てになっている年金のうち、
企業年金部分の中の3割だけが削減か、という内容。
読売だけは図入りでを説明していましたが、
誤解した人はかめさんだけじゃないですよね?(^^ゞ


朝日の7面には「月10万円減る人も」という小見出しも。
これまた
「元高給取りの日航OB、いきなり月の手取り10万円以下はきついだろ」
と一瞬、誤解したかめさん(^^ゞ。
でも、月50万円以上もらっている人と30万の人じゃ、
10万円減額の重みが違いますよね。


いったい平均でいくらもらっていて、
どのくらい減らせば日航が存続できるか、
これまでもさっぱり分からなかったかめさん。
今朝の報道でも読売、朝日、日経では
その肝心なところがさっぱりなのですが、
スポニチだけは
「日航の企業年金は退職者1人当たり月平均25万円程度とされ、
減額されれば月8万円程度減る計算。」と小さな記事。
さすが、スポニチ♪少し見えてきたぞ。
これに今朝のフジめざましテレビでやっていた、
国民年金+厚生年金=月平均23万円を合わせれば、
年金全部で月48万円が月40万円に、ということ?
この数字、ほとんどの人たちにとって雲の上の数字じゃないかしらん?


そして、もっと大事なのは法的整理になったら、
年金はどのくらいになるか?という数字。
資産査定が大変ですから、
簡単に出せる数字じゃないことは十分理解していますが、
常識的に考えて、法的整理になって年金が増えるはずがありません。
西松社長のように情に訴えるのも一つの手でしょう。
でも、数字や国民の視線は
日航OBや現役職員の皆さんに
極めて厳しくなっていることをお忘れなく=^_^=

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