2009/11/25 WED
昨日2ヵ月半ぶりにポカッと空き時間ができたんで、
早速、映画「沈まぬ太陽」を観に日比谷まで。
新潮文庫収録の山崎豊子作品は全部読んでいますが、
テレビも含め映像化された山崎作品のうち、
今回がピカ一かも、と高評価のかめさん。
中でも行天常務を演じる三浦友和、
キャラクターの角立ちっぷりは、円熟の境地、凄みすら漂いました。
3時間半近くで途中10分の休憩もありますが、
全く長さを感じさせない秀作でしたゾ=^_^=
でも、どうしても意識してしまうのが、現在の日航問題。
映画では政治家と切っても切れない国民航空ですが、
現実の日本航空も政治にまつまる黒いうわさが、
経営悪化の大きな要因、というのは常識(^^ゞ
例えばナショナルフラッグ日航を尻目に快調なスカイマーク、
今朝の日経では機材統一でコスト削減、と分析しています。
日航はなぜできないの?
小学生でも分かりますよね、
政治家の口利きで、
やたら保有機材の種類が膨れ上がっているんですよね-(^^ゞ
その辺のからくりが映画ではとても分かりやすく描かれています。
まあ、日航さんが一切協力しなかった、というのも納得のかめさん(^^ゞ
今をときめく亀井金融相、
警備関係の親族企業と日航の癒着が取り沙汰されたことがありましたよね。
映画を見ながら実在の人物を思い浮かべるのも楽しみ、デシタ=^_^=