2009/12/14 MON
昨日の読売新聞1面に
「長妻厚労相、年金の全件照合断念、13年度完了目標半分以下に後退」
の見出し。
なにせ自民党政権が10年かかる、と言っていたものを
「金と人を投入して2年で」と大見えを切っていただけに
長妻厚労相も立つ瀬がないでしょう(;_;)
こうなってしまった原因はたくさんありますが、
あまりに複雑になってしまった制度そのものも理由の一つ。
かめさんの知人が書いた、
首藤由之[2009],「「ねんきん定期便」活用法」朝日新書でも
「かつては繁盛して建て増しを重ねた結果、
まるで迷路のような構造になった温泉旅館」
と例えているとおりです=^_^=
かめさんも自分の年金は「ねんきん定期便」などを利用して
かみさんの分も含めて「いくらもらえるか」を把握していますが、
自分以外のことになると、なかなか手に負えません(^^ゞ
首藤さんの本はその点もよく考え
”サラリーマン限定”と帯に銘打ち、
目的がはっきりした実用書。
物書きとしてはライバルになり、
ちょっとくやしいけど、なかなかいい本です=^_^=
このように、かめさんたちは、どんな複雑な迷路になっていても、
自分の部屋から非常口へのルートさえ確認すれば、
とりあえずはOK=^_^=
でも、温泉旅館の経営者=政治家としては、
宿泊客全員=国民全体のことを考えながら、
建て増しするのか、建て替えるのか
などなど考えなければいけませんから、こりゃ大変(^^ゞ
長妻さん、胸ポケットに忍ばせたマニフェストに縛られ、
四苦八苦の様子。
国民の多くはその大変さを理解していますから、
あせらず年金「建て直し」をお願いします=^_^=