2010/2/22 MON
今朝の日経1面左肩に「政府部門初の債務超過に」
の記事。
日本政府の借金(負債)が財産(資産)を上回り
民間でいえば破産状態(債務超過)になった、
ということですね。
ただし、このBS(バランス・シート、貸借対照表)には、
とっても大きな財産(資産)が載っていません。
さて、何でしょう?
正解は政府が国民から税金をとる権利、徴税権です=^_^=
会計用語で未収金、といってもいいでしょう。
でもこの徴税権、今揺らいでいます。
一つは税金をとろうにも、日本の経済力↓で
国民が「無い袖は振れない」と言い始めていること(^^ゞ
もう一つは政治とカネ問題で国民が
「バカらしくて税金なんか払ってられるか」
と怒っていること。
そりゃ、ばれたからしぶしぶ払った贈与税6億円に、
延滞税や重加算税も払わずにいる人に納税を命令されても、
やってられませんよね゛(`ヘ´#)
よく確定申告で暴動が起きないもんだ感心するかめさん(^^ゞ
この徴税権がBSに載っていないのは、
金額にするといくらになるか分からないから、
とも言えます。
なぜ分からないのか?
それは、元々国家権力の象徴でもある徴税権、
いざとなれば国が力づくでいくらでも
持っていけるからです(^^ゞ
「へっへっ、いくらBS上は債務超過になっても
最後は徴税権があるさ」
なんて、まさか思ってないですよね、
鳩山さん、小沢さん?(^^ゞ