2010/2/24 WED
10日くらい前になりますか、
国会で自民党の与謝野氏が偽装献金で鳩山首相を
「”母にカネ無心”と弟の邦夫氏は言っている」
と追及したときのお話。
首相が「作り話」と色をなして反論すると
「冷静に、冷静に」という声が議員席からかかりました。
「野次かな?」と思ったかめさん。
でも、鳩山さんが
「ありがとうございます」と言ったのを聞いて、
なんだ民主党の同僚議員か、とちょっとがっかり(^^ゞ
もし、野党からの声だったら「おっ、やるじゃん」と思ったのに・・・
というのも、「冷静に」といわれれば逆に頭に血がのぼるのが普通。
30年以上前、いわゆる江川事件で記者会見した江川投手が記者会見で
「冷静に、冷静に」
といって記者どころか、
全国民の頭に血をのぼらせちゃったのを思い出した、
かめさん=^_^=
わざと言いたいことと逆のことを言って、
真意を強調することを「反語」といいますが、
自民党にそんな高等野次を期待したかめさんが甘かった(^^ゞ
でも江川事件と同じころ起きたグラマン事件だったと思いますが、
国会に召喚された偉い先生たちが口を揃えて
「記憶にございません」
「秘書が」
を連発し、小学生まで真似してたっけ(^^ゞ
30年以上たっても「冷静に」も「秘書が」も変わらない永田町。
ちなみに広辞苑で「反語」を引くと
朝寝坊した人に「早起きですね」という類の用例が載っています。
「毎月1500万円のおこずかいなんて随分しみったれてますね」
「検察が不起訴なんだから、もう清廉潔白ですね」
などなど反語の使い方は自由自在=^_^=
ツートップ&取り巻き連中以外の民主党の皆さん、
長いものには巻かれろ、で恥ずかしくないんでしょうね?
と、反語で締める、かめさんでした(^^ゞ