2010/5/4 TUE
雨後の竹の子のようににょきにょき現れた新党を
苦々しく思っているかめさん。
新し物好きのマスコミでも
”ブーム”なんていう言葉は見かけませんが、
そりゃそうでしょ、
92-93年にできた3つの新党、
日本新党、新党さきがけ、新生党は結局連立政権を作ったんですから、
規模が今回の3新党と全然違いますよね。

総選挙を控えた英国の自民党が、
104年ぶりに保守党、労働党を抑えて世論調査1位となり、
「すわっ、第三極の時代か？」という騒がれ方もしていますが、
英国の自民党は中道政党という立ち位置がはっきりしています。

それに比べて、たとえば昨日のスポニチに載った
「舛添新党改革代表が第三極統一名簿で比例集票プラン」
って一体なんなのさ(^^ゞ
どの新党も政策の統一性がない烏合の衆。
その烏合の衆がさらに集まって、
選挙のためだけに統一名簿作って何をなさりたいの？

少なくとも80年代までは
自民-民社-社会-共産と小学生でも政党別に政策を
右から左、保守から革新に並べることができました。
ところが今の連立政権は
前原さんが自民以上の右で、
福島さんは共産並みの左。
というかほとんどの先生方は右も左も分からない、
選挙目当ての口当たりの良い政策を並べるだけ。

自民だって、
保守本流の宏池会やウルトラ保守の青嵐会を抱え
政策や主張に個性がありました。

あー、昔は良かった、なんて死んでも言いたくないけど、
夏の参院選を考えると、
今から頭が痛い、
かめさんでした(^^ゞ