2010/7/14 WED
田舎の高校を卒業して上京、
一番最初に、一番強烈に「東京」を感じたのが
熱海殺人事件でした=^_^=
熱海に東京を感じる?
という疑問はもっともですが、
そこはポッと出の田舎者ということでお許しを(^^ゞ
1974年に岸田戯曲賞を受賞した、
つかこうへい作・熱海殺人事件を初めて見たのは
翌75年の4月、池袋はシアターグリーン、
劇団暫の公演でした。
木村伝兵衛は三浦洋一、
刑事は平田満、
犯人は加藤健一、
ハナ子は井上加奈子と、
今から見れば豪華キャストですが、
まだ無名の役者だったつか事務所の面々。
客席まで汗としぶきが飛んでくる舞台に、
ただ、ただ、圧倒されたかめさん。
でも、一緒に観た劇研の仲間、
のちにプロになるのも多いんですが、
帰り道、みんな黙りこくっていました(^^ゞ
あれから35年、
昨日訃報に接したつかこうへいさん。
また、芝居が観たくなりました=^_^=