2010/7/19 MON
ためにためているTBSがっちりマンデーのDVDを見ていると、
2か月くらい前に登場したのが、
島精機製作所という会社。
編み機の世界トップシェアを誇る会社なんですが、
主力の和歌山工場も番組に完全オープン=^_^=
こういう企画では、
モザイクがかかる会社も多いんですが(^^ゞ
見ているとモザイク不要の理由がすぐわかりました。
編み機の心臓部を作る企業秘密は
「このくらいの力で5回こすれば100分の5ミリ削れる」
「削れた粉の量でどのくらい削れたか分かる」
「100分の3のタワミはトントンと軽くたたく加減で調整」
などなど、まさに匠の技=^_^=
これじゃ、真似したくても真似できません(^^ゞ
ちょうど今朝の日経1面連載企画・企業強さの条件にあった
小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンを開発した
NECの堀内康男さん46歳と
後継者・碓井美由紀さん26歳の記事と写真。
堀内さんは自分の技術を伝えるために
東大大学院の碓井さんを採用し、
碓井さんは
「技術を磨いて堀内さんに追い付きたい」
と話し、すでに「はやぶさ」の後継機エンジンの責任者。
写真も二人の信頼関係を語るように、いい感じでした。
きっと、匠の技は口伝されるのでしょう=^_^=
一方、今朝の朝日や日経にあった、
法科大学院1期生が年収3-4百万円にあえぐ姿や
国が制度支援したポスドク(博士研究者)就職難の記事。
国は資格や肩書きという仏は作っても、
匠の技という魂は入れてくれません。
一時は税理士を目指したかめさん、
偉そうなことはいえないけどネ(^^ゞ