2010/10/28 THU
今でこそプロ野球にほとんど興味がないかめさんですが、
学生の頃は横浜スタジアム→中華街が
かみさんとのデートコース＝^_^＝
それだけに、住生活グループによる
横浜ベイスターズ買収のニュースには興味津々。
ご存知のように昨日破談になっちゃいましたが、
こと、お金に関してだけでも
3つの？？？が。

まず、TBSが補てんしていた赤字が年間20億円。
この赤字は税金を計算するときの
必要経費＝広告宣伝費として
昭和20年代から認められているんですね。
でもそうすると、
赤字が大きくなればなるほど、
広告宣伝費が増え、
広告効果が高くなる、という理屈(^^ゞ
あっ、不思議だな？＝^_^＝

2つ目がプロ野球の球団買収価格には
オーナーとしてのメリットが算入されている、
ってお話しですが、こりゃなんじゃ？
よくオーナー＝親会社のトップが欧米に出張に行って
プロ野球のオーナーと名乗っただけで、
待遇ががらりと変る、
という話は聞きますよね。
それはそれで理解できるんですが、
メジャーリーグや欧州サッカーは
個人の財力でオーナーになっているケースが多く、
親会社のサラリーマン社長が多い
日本とは大違い(^^ゞ
会社の金を使ってオーナー顔したいと言われても、
株主や社員は納得しませんよね。
それが証拠に
住生活グループの株価は
買収交渉発覚で下げ、
断念で上昇、
こりゃ分かりやすい＝^_^＝

最後が
交渉決裂の直接原因といわれる
本拠地移転問題。
日経によれば、
一時とりざたされた新潟より
首都圏からも名古屋からも便利な静岡を
住生活側が提案した、とのこと。
でも、だったら横浜の繁華街にある
関内駅目の前の
横浜スタジアムのままがいいんじゃない？
本音は2018年までの40年契約がある、
年間使用料8億円の横浜スタジアムとの
条件闘争だったんじゃない？
と勘ぐる、かめさん(^^ゞ

いずれにせよ、
長年続いてきたプロ野球の慣行が
立ち行かなくなったことが
明らかになった今回の買収断念。
かめさん愛するJリーグも
他人事じゃないですぞ(^^ゞ