2010/12/10 FRI
今NHKで放映されている司馬遼太郎原作「坂の上の雲」。
録画しておっかけ観賞ですが、
今日昼ご飯を食べながら観たのは、
伊藤博文が
ロシア皇帝ニコライ二世と
蔵相ウィッテの関係を読み間違え、
戦争回避は失敗、
日露戦争へ突き進んでいくシーンでした。
後世の史家に何かと批判される
伊藤博文の私的外交ですが、
実はこの失敗のおかげで日英同盟が成立した、
ともいわれています。
つまり、皇帝と蔵相の関係悪化情報をつかんでいれば、
伊藤博文がチョロチョロ動くことはなく、
この動きのおかげで英国が焦って日英同盟を急いだ、
ってわけ=^_^=
ただ、
こういった情報をつかむために
6年間ロシアに派遣された広瀬少佐は
渡航前にダンスを特訓し、
初めての舞踏会で踊った
美しいロシア人女性と恋に落ちます。
ウィキリークスで
25万の外交公電が
一瞬にして世界に拡散する現代からすると、
まるで、おとぎ話のような世界。
そして、もし、
この時代にウィキリークスがあったら、
日露戦争勝利、
といった歴史も変ったかも、
と想像しながら
「坂の上の雲」を楽しむかめさんでした=^_^=