2011/1/8 SAT
朝日新聞土曜版に
作家の先生方がリレーで書いている「作家の口福」。
十人十色の食いしん坊ぶりが窺えて、
とても楽しい連載なんですが、
今朝は万城目(まきめ)学さんが
「出前の寿司 当たりか外れかシビアに判定」
と題して、
近所のお寿司屋さんの出前、
とてもおいしいんだけど、当たりは3回に1回。
出前を取り始めて1年、
1個のネタを食べただけで、
全体の判定ができるようになった、
ウンチクを語っています。
そういえば、
かめさんお気に入りの八丁堀のお蕎麦屋さん、
ここのもり500円は、
コイン1枚握りしめて、
つっかけで頂ける至極の一枚。
ところが5回に1回くらいハズレがある。
まあ、ちょっと伸び加減なんですナ(^^ゞ
これだけおいしいお蕎麦屋さんなのになぜ?
と、ずうっと不思議だったんですが、
ある日気付きました。
ここのもりは、
小さめの丸いセイロ2枚で一人前。
で、丼物とのセットや夜お酒を飲んだ時は、
もり半人前、つまり小さいセイロ1枚を
手繰ることができますが、
伸び加減で出てくるのは、必ずこんなとき!
つまり、もり1人前、セイロ2枚分をゆでて、
セイロ1枚を茹でおきしたときなんですね(>_<)
これが分かるまでに5年以上かかりました。
あー、鈍い(^^ゞ
万城目先生も、
件の出前の当たり外れは
「どうやら、シャリの握り具合がミソらしい」
と見当をつけています。
1年といわず、もっと出前を取り続ければ
出来不出来のタイミングも分かるんでは?
と、
今日も能書きをたれる、
かめさんでした(^^ゞ