2011/3/15 TUE
10時09分現在、
昨日ストップ安1,621円で引けた東電株は
1,281円売り気配のまま値が付いていません。
東日本大震災で営業エリアが
甚大な損害を受けただけではなく、
原発事故、計画停電の不手際と、
現段階で株価が上昇する材料は
まったくありません。
でも、保有する東京電力株300株、
簿価単価1,899円、簿価569,700円は
月末終値が、
かめさん流の損切りライン、
40%下落の1,139円以下になっても
売却しないことにしました。
もちろん、
「かめさん流スローな投資術」や講演などで
「40%下落したら、
自分の読みが違った、と認めて、
損切りしましょう」
と言ってきました。
ですので、
言ってきたことと違うじゃないか、
という批判はその通りです。
ただ、未曾有の大災害に襲われている中、
日本を支える会社の一つ
東京電力株を売ることは、
買い占めをしている人とどこが違うの?
と思い至りました。
12年間の個人投資歴の中でも、
2回損切りをしていますし、
もし、
かめさんが外国人だったら、
ためらいなく損切りをしたと思います。
つまり、
40%下落での損切りには、
経済的合理性があると考えています。
それでもなお、
損得より大事なものがある、
というのがかめさんの結論です。
不眠不休で働いている皆さん、
かめさんにできることは何もありませんが、
心より奮闘をお祈りします。