2011/4/3 SUN
白状すると、
原発事故発生当初、
ロシアから日本の対応のまずさを指摘され
「支援はありがたいけど、
チェルノブイリ事故を起こした国に言われたくないね」
と思っていました(^^ゞ
ところが昨日、
ネット版産経ニュースを読んでいて
旧ソ連・チェルノブイリ原発事故が起きた1986年から5年間、
汚染除去作業の責任者を務めたユーリ・アンドレエフ氏(ロシア)が
産経新聞の電話インタビューに対し、
「福島第1原発事故に必要なのはチェルノブイリ原発を覆った石棺ではなく、
東京電力から独立した技術者の特別チームだ」
と指摘した記事を読んで
「なるほど」と深くうなずいた、かめさん(>_<)
アンドレエフ氏は続けて
「ソ連当局は事故の原因と規模を隠し、
状況を悪化させた。」
「企業は会社の利益を優先して行動するので、
作業から外す必要がある。」
なるほど、
ロシアは失敗から多くのことを学んだんだ、
と脱帽しました。
ほかにもたくさんあります。
かめさんが鉄腕アトムを待望したように
米独仏から提供されるロボット。
パラシュート部隊や揚陸艇で
仙台空港を再開させた米軍。
中国から寄贈された
62メートルのアームで放水可能な生コン圧送車
etc
菅政権や東電の初動を見ると
自然に対してだけじゃなく、
日本の技術に対するおごりがあったのではないでしょうか?
我が身を振り返りながら
誤りを正すに憚る(はばかる)ことなかれ、
と思う、かめさんでした(^^ゞ