2011/4/26 TUE
近所のスーパーに行くと、
品薄だった牛乳や納豆も棚に戻り、
身の周りはいつもの風景に戻りつつあります。


でも、
「まだ、復興どころではないんです、
見捨てないでください」
と南相馬市の桜井市長が訴えていたように
原発周辺を始め、
日常に戻れない人たちが大勢います。


一番大事なのは
原発被害に直面している人たちを筆頭に
国民の命と安全と健康を守ること。

二番目が復興。

三番目が復興後の青写真。


この優先順位に間違いはありませんが、
震災直後の緊急避難を終えた現在、
3つを同時進行させながら、
将来のことを考えていく段階だと思います。


そんな時、目に留まったのが
昨日の読売夕刊
「2000年前 高知に巨大津波か」
の見出し。


高知大学の岡村教授の調査によると
高知県土佐市で2000年前の地層から
東日本大震災の7倍にあたる、
50センチの津波堆積物が見つかり、
M9級の超巨大地震による津波の跡と考えられ、
再来もあり得る、とのこと。


この高知が含まれる南海トラフを震源とする
巨大地震の予想発生地域は、
関東以西のほぼ日本列島全域。
つまり、東日本大震災の被災地以外
すべての日本人に
いつか同じ災害が必ずやってくる、
と考えるべきでしょう。


明日は我が身と考えれば、
単に復興し、元に戻すだけじゃなく、
日本列島全体が今より数段災害に強くなる、
絶好のチャンス。
でも、その青写真を誰が描くんでしょう?


明治の三陸大津波から昭和の大津波まで37年。
その間に高台に居を移していた人々は、
漁に不便だからと、
再び低地で暮らしていたそうです。
また同じことを繰り返しちゃいけない、
と切に願う、かめさんでした。

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