2011/6/4 SAT
菅直人氏曰く
「鳩山氏との覚書に退陣時期は明記していない」
そうです。

明記していないからと言って
自分に都合がいいように解釈するのは
空白の一日の江川事件、
立会外取引でニッポン放送株を取得した
堀江貴文氏のライブドア事件と同じ。

会談に立ち会った平野前官房長官や
覚書作成にかかわった北沢防衛大臣の話。
また、会談後、不信任採択前の代議士会で、
鳩山前首相の演説を黙って聞いていた態度などから
退陣時期が書かれていなくても、
早期退陣を前提とした覚書と理解するのが、
当たり前じゃないですか？

「辞任の期限は区切っていない」と
唯一、菅直人氏の肩を持った
岡田幹事長ですが
この発言をテレビで見ると
視線が宙をさまよっているんですけど。
原理主義者と批判される岡田氏ですが、
その堅物ぶりを評価していたかめさんとしては、
がっかりです。

よく、他人に迷惑をかけ続ける人が
「そんなこと、どこにも書いていない」
というフレーズを使います。
大抵のことは笑って受け流すかめさんですが
「書いてないからといって、人を殺していいのか？」
と人生で1回だけ使ったことがあります。

法律もルールも
すべての出来事を書き尽くすことは不可能。
書いていないことはみんなの常識で解決しましょうよ、
というのが法治国家の大前提。
そんなことも分かっていない菅直人氏を
首相、総理とは呼びたくない、
かめさんでした。