2011/6/29 WED
昨日の東電株主総会、
腰痛が不安で6時間9分のほとんどを
立って聴いていた、かめさん(^^ゞ
でも、つまらないサッカーの試合や映画より
よほど面白い茶番劇。
明らかに会場の挙手の数が多い
動議や提案が否決されたシーンが何度か。
どうやら勝股議長(会長)は
最前列に陣取った大口株主代理人二人の挙手だけを
確認していたようです(^^ゞ
会場からは
「だったら株主総会開くな!」
という怒号が何度も飛んでいましたが、
持ち株比率に応じて議決権があるのが資本主義の原理原則、
しゃーないでしょう(^^ゞ
「新聞くらい読んでこいよな」
という質問も中にはありましたが、
かめさん的に一番「ムムム」と思ったのが、
「脱原発で東電の株価が上がる」と訴えた
反原発派の女性の質問。
これまでの脱原発派=左翼=経済観念なしと
イメージしていたかめさんとしては、かなり意外。
株主総会だから当たり前と言えば当たり前なんですが、
総会だけじゃなくて、
これまでの各メディアの報道でも、
そういった視点は聞いたことがありません。
ドイツ、イタリア、スイスが脱原発に舵を切っていますが、
東電どうよ、という訳ですね=^_^=
まず、脱原発は燃料費の上昇や原子炉解体費用で
東電の収益に大きな負担、
短期的には株価にマイナスです。
ただ、長期的にはどうでしょう?
自然エネルギーへの先行投資が
先々コスト削減要因になるかもしれません。
原発事故よるコスト負担もなくなり、
企業イメージ上昇も馬鹿にならないかも。
うーん(^^ゞ
とはいっても、今一信じられない、かめさん。
脱原発の人たちは詳しい経営情報が手に入りませんし、
なにより、
選挙前は耳触りのいいことを並べていた
民主党への不信感が脱原発とも重なります。
ただ、頭から脱原発を否定するんじゃなく、
長期的な株価上昇というのはいい視点なので、
これからも耳を傾けていきたい、
かめさんでした=^_^=