2011/7/5 WED
筋骨たくましいブラジル選手の間を、
中学生のように小柄な日本人選手がかきまわし、
スタンドのメキシコ人観衆からは
「ハポン、ハポン」のコール。
昨日2-3で日本がブラジルに敗れたU17W杯準々決勝、
終了間際の光景です。
サッカー王国ブラジルといえば
華麗なテクニックという印象ですが、
それは1982年W杯で黄金の4人と言われた
ジーコ、ソクラテス、ファルカン、トニーニョ・セレーゾの時代まで。
大会後ジーコがイタリアに渡って以来、
ヨーロッパとブラジルの垣根はどんどん低くなりました。
最近のロナウジーニョやカカも一見線が細そうですが、
首からして太っとい(^^ゞ
昨日の試合でも、
重戦車が加速するとなかなか止められない、
といったシーンが何度もありました。
ただ、日本も唯一体格で勝負できる、
植田、岩波のセンターバックコンビが
落ち着き始めると反撃開始。
小気味良いテクニックとパスワークは
ブラジルよりブラジルらしい歯切れの良さ=^_^=
後半30分過ぎからは
時間稼ぎのブラジル選手にスタンドからブーイング、
完全にメキシコ人観衆を味方に付けました。
2016年リオデジャネイロ五輪での
ブラジルとの再戦が今から楽しみな
かめさんでした=^_^=