2011/7/25 MON
痛ましい、と思う反面、
「それ見た事か」と思う日本人が多そうな
中国の高速鉄道事故。
理由は、
日本の新幹線技術のパクリではないか、
と言われながら米国で特許申請をしたり、
事故前からささやかれていた
安全軽視や手抜き工事の噂(^^ゞ
かめさんも事故のニュースを聞いた時、
多くの日本人と同じ思いでした。
でも、ちょっと考えれば、
日本の新幹線だって開業当時、
ドイツのパクリじゃない?
と言われてました(^^ゞ
そして、何より福島第一原発。
これを持ち出されたら、
何も言えまシェン(>_<)
ただ、偶然なんですが、
列車事故の直前、
慶大教授の竹森俊平さんが
読売新聞にこんなことを書いていました。
「原発事故で激減した外国人が
欧米人中心に日本に戻ってきた。
その理由を調べていたら、
英国の例では政府主席科学顧問が
「事故現場から30キロ離れていれば健康に問題ない」
と適切な説明を国民にしたことが大きかった。
日本や新興国は
”待ったをかける仕事”は目に見える利益を生まず、
ネガティブなものにとらえがちだが、
欧米はリスクの専門家がいて、
社会がそれを認めている」
そうです。
「かめさん流スローな投資術」も
8月末発売のデリバティブ本も
リスクを楽しく、分かりやすく書いた本。
竹森先生が言っているように
日本人は「リスク」を
”目に見える利益を生まず”
”お金にならない”と誤解していますが、
とんでもない!
これからは「リスク」の時代ですぞ、
と断言する、かめさんでした=^_^=