2011/8/8 MON
今日、東京穀物商品取引所と関西商品取引所で、
72年ぶりに試験上場される米先物。
ちょうどよく、ではないのですが(^^ゞ
セシウムによる汚染米問題がクローズアップされ、
米先物への注目度も↑↑↑


例えば、
1キロ2000円の米先物を作付前に米農家が売っておけば、
収穫前に米現物の値段が1キロ1500円にダウンしても、
米農家は1500円の現物を
2000円で売る事が出来るので、
差し引き500円の儲け。
これでセシウムを心配せずに
安心して田植えができる、って寸法=^_^=


ところが農協などが
「先物は投機を煽る」
という理由で反対。
でも、
米価格決定の主導権を渡したくないのが本音(^^ゞ
まあ、先物取引は投機的要素が多いんで、
一理あるんですが・・・


最後に米先物取引が国内で行われた1939年。
中国での戦争が激しくなり、
国内の食糧事情が悪くなってきたので、
米取引を政府管理にするために
先物取引が廃止されました。


その後食料管理法による米価の政府管理が続き、
選挙目当ての農家保護政策がとられましたが、
さまざまな問題が噴出して10年ほど前にパンク(^^ゞ
米価の決定権を政府や農協だけじゃなく、
流通業者や消費者にも委ねる米先物復活は
時代の流れだった、
というわけです。


とはいっても
戦前の米騒動みたいなことが起きて困るのも消費者。
原則自由、
でも何かまずいことが起こりそうなら規制するよ、
でいいんじゃないでしょうか?


何よりも、
大好きなご飯を安心して食べたい、
かめさんでした=^_^=

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