2011/8/16 TUE
今朝の日経に載っていた
民主党代表選へ出馬がとりざたされる7人の顔ぶれ。
いやー地味ですね(^^ゞ
中には、名前は知っているけど、
顔写真と一致しない方も<(_ _)>
雰囲気は期待を持たせたけど、
中身や政策がまったくない首相が2代続いた日本。
逆に名前で選ぶだけの顔がいない分、
政策で選べるかも(^^ゞ
もちろん直接投票できるわけではありませんが、
名前を見ずに政策だけ見ていくと・・・・・
「復興債は市場で吸収できる。
増税で手当てすべきではない」
by樽床伸二前国対委員長
あっ、これダメです=^_^=
樽床さんが言いたいのは、
「国債(=復興債)が多くなると、
アメリカ国債みたいに格下げされて、
金利が上昇、利払いで返済が苦しくなる」
ようなことは日本国債では起きない。
だから増税不要、
という、
スイーツバイキングをはしごしたような、
甘〜いお話し(^^ゞ
格下げ→金利上昇のカラクリは
8月下旬発売のかめさん本第二弾
「世界一カンタンde楽しい!デリバティブの教科書」
(←本宣です(^^ゞ)
でメチャ分かりやすく書いてありますが、
たしかに日本には
個人金融資産1400兆円があります。
そして、その多くが銀行預金に。
ところが銀行は貸し倒れが怖くて、
預かった個人金融資産の多くを
国債投資に回しています。
ゆえに樽床さんが言う
”国債(=復興債)は市場で吸収できる”
は正しい、と思います。
ただし、
復興債という名の国債は
あくまでも「国の借金」です。
借りたものは必ず返さなければなりません。
じゃあ、どうやって返すの?
答えは
「将来の増税」です(^^ゞ
借金で復興をすすめても、
将来の増税という形で
借金の取り立てが来るんですから、
国民はお金を使わないし、
景気も良くなりっこありません。
そんな見え見えの人気取りを
堂々と口にする候補はパス!の、
かめさんでした(^^ゞ