2011/9/12 MON
昨夜行われた中国との最終戦後、
高瀬愛実(めぐみ)選手がピッチ上でなきじゃくり、
先輩なでしこたちに慰められています。
既に五輪出場を決めたため、
北朝鮮戦から7人を入れ替えたなでしこで、
ツートップの一角として先発した高瀬は、
前半最初から強い体幹を生かしたプレーを披露。
おととし、18歳でなでしこリーグ2位の得点を記録し、
新人王を獲得した実力の片りんを見せます。
ところが後半、
初戦のタイ戦で思うように動けなかった
二列目右サイドに替わるとプレーが委縮。
その後回された左サイドでは、
ボールを迎えに行くべきところを待ってしまい、
相手にカットされるミスを連発、
間もなく交代を命じられちゃいました(>_<)
こんな自分のプレーに泣きじゃくった高瀬ですが、
佐々木監督の期待は相当大きいはず。
何せアメリカの女子サッカー選手登録数220万人に対して、
日本はわずか3.5万人(>_<)
W杯決勝での勝利は奇襲が成功した真珠湾攻撃のようなもの。
物量で圧倒する鬼畜米英(^^ゞ
と戦っていくためには、
少ない戦力をいかに有効に使っていくか、
佐々木監督も頭を悩ませているはず。
その点、個人能力が高い高瀬に対する期待は大きいですよね。
今のなでしこで
唯一バックアップがいないのは
鮫島が今回予選を通じて唯一フル出場した
左サイドバック。
男女や年齢、レベルを問わず、
常に層が薄いと言われるポジションだけに
もし、高瀬がここで使えるようになれば、
なでしこの兵站線
(へいたんせん、軍事用語で食料・弾薬の補給路のことです(^^ゞ)
もぐっと強化されるはず。
高瀬の涙がロンドンにつながることを期待する、
かめさんでした=^_^=