花曇り

2024年4月1日MON

 

東京に二次避難していた下の娘と孫二人が

先月下旬、無事能登町に帰りました。

 

とても楽しい、夢のような2カ月余りでしたが、

ただ一つの心残りは、

予約していた屋形船での花見が

桜の開花遅れで中止になった事。

かめさんの自宅マンションから見下ろす運河を

いつもの年なら行き交う屋形船はまだ姿を見せず、

花曇りの下、

水面に映える桜並木も寂しそうです。

 

娘たちが能登に帰る前の晩、

かめさんは娘に言いました。

「今度はみんなで能登へ遊びに行くぞ!」

「うん、楽しみに待っているけど、

イカキングの近くで友達がやっていた民宿は

再開のめどが立たないんだって」

能登半島地震が起きた元日、

娘たちが肩を寄せ合い、

人生で一番不安な夜を一緒に過ごした

友達家族の経営する民宿です。

 

昨日のTVタックルでも

一昨年、九十九湾で泊まった百楽荘の釣り桟橋が

跡形もなく崩落したまま捨て置かれ、

北陸割をやっている宿が

石川県全体では300軒以上あるのに、

能登町、輪島市、珠洲市は0軒と伝えていました。

 

壊滅したままの観光を支える筈だった水道は、

娘のダンナさんの能登町にある実家でも

やっと先月下旬に復旧したばかり。

能登半島のさらに先端となる

珠洲市はまだ殆どが不通で

5月末までには何とかしたいという

悲惨な状況が続きます。

 

そんな能登に思いを馳せるたび、

花曇りの晴れない、

かめさんでした。

 

2024年3月末で25年6か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.63%(手数料税金差引前)、

消費税込み手数料差引後では年10.40%ですm(_ _)m

 

クロネコヤマトの現場力

2024年3月3日SUN

 

先月末、日本列島を駆け巡った

大谷結婚!のニュース。

翌3月1日のTBS THE TIMEによる

ニュース関心度86%は

安住アナも見たことがない数字だとか。

 

一方同じく先月のめでたいニュースと言えば

日経平均34年ぶりの最高値更新ですよね。

ただ、その間NYのダウ平均は

10倍以上に跳ね上がっていますから、

日本野球の株価を爆上げした大谷とは違い、

とても手放しでは喜べません。

 

この失われた34年の責任を

金融や不動産だけに負わせがちですが、

もっと大事なのは実体経済。

特に今回の株価上昇をけん引している

半導体に注目してみましょう。

 

電気で動く物すべてに使われている!

と言っても過言ではない半導体。

バブル期の1980年代後半、

日の丸半導体の世界シェアは50%でした。

それが現在10%まで凋落し、

「2030年は0%になる」

と危機感を抱いた日本政府は、

莫大な補助金を積んだ上、

三顧の礼で台湾のTSMCを迎えます。

 

いまや国家の盛衰を決める半導体ですが、

破綻したエルピーダをはじめ

日の丸半導体で長く働いていた

湯之上隆さんという元技術者の方が

当時の様子をNewsweek日本版に書いていました。

 

「日本の13社が集まった共同事業体で、

微細化を45㌨にするか130㌨にするか意見が割れ

各社の平均から65㌨を作ったら全く売れなかった」

「目標をどこに置くべきか社内で聞いて回ったら、

『技術者のお前がそんな事を考える必要はない』

と上司から叱責された」

 

いずれも

「マジっすか!?」

と訊き返したくなる寒い話ですが

先月はこんな温かいニュースも。

 

2月13日の朝日新聞夕刊社会面に大きく載っていた

「能登に荷物を、動いた配達員

 生まれ育った町の声、社長に直訴 

宅配危険なら…引き渡し所開設」

こう見出しが打たれた記事は、

おなじみの制服が目に飛び込みますので

白黒写真でもクロネコヤマトとすぐ分かります。

その上、引き渡し所があるのは能登町役場の駐車場。

 

「もしや」

と思ったかめさんが新聞を見せながら、

能登町から東京へ二次避難している下の娘に聞きました。

「この人って、以前聞いた

不在なら旦那さんの実家に届けてくれたりする、

親切な人?」

ピンポーン!でした。

 

訊くと、

記事の西海成吉(さいかいしげよし)さん46歳は

下の娘の旦那さんにとって消防団の先輩で、

自宅同士も50mしか離れておらず、

下の娘が

「西海さんって、ムキムキなんです」

って言うほどの間柄。

しかも下の娘の家は先月水道が通ったのに、

西海さんの家は敷地や道路の陥没で

今も水道などが住める状態まで復旧しておらず、

「そんな状況で能登のために」

と下の娘も絶句していました。

 

記事によれば

地震が起きて間もなく西海さんは

配達の再開を会社に掛け合いましたが、

認められません。

それでも諦め切れず、

さらに2週間余りたった頃、

被災地の視察に訪れた長尾裕社長へ

恐る恐る引き渡し所の開設を直訴します。

入社7年目で西海さんが初めて見る会社のトップ、

しかも社員17万人のテッペンにいる人ですよ!

 

そんな人が引き渡し所の開設を即決してくれるとは、

『技術者のお前がそんな事を考える必要はない』

と上司に叱責された日の丸半導体とは

あまりに対照的です。

 

日本の現場力、

まだまだ捨てたもんじゃ

ありません。

 

2024年2月末で25年5か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.45%(手数料税金差引前)、

消費税込み手数料差引後では年10.21%ですm(_ _)m

 

春になったら

2024年2月5日MON
 
能登町から二次避難してくる
下の娘と孫二人を迎えに金沢まで行ったかめさん。
バスの後部座席から歩いてくる孫娘の姿が
フロントガラス越しに見えただけで、
もう涙腺崩壊でした。
 
そんな涙腺の衰えを改めて思い知らされたのが
毎週月曜夜10時フジで始まった
ドラマ「春になったら」。
 
“3カ月後に結婚する娘・奈緒”と
“3カ月後にこの世を去る父・木梨憲武”が、
「結婚までにやりたいことリスト」と
「死ぬまでにやりたいことリスト」
を実現していくストーリーと知り
最初はちょっと引き気味だったかめさん。
でも3回目だった先週、
「娘の婚約者で売れない東大中退芸人・濱田岳が
木梨憲武とお笑いコンビを組んだりして」
とカミさんに話しかけながら、
もう実はウルウルしちゃいました。
 
「この調子でかめさんの涙腺は最終回まで持つのか?」
「あっと驚くハッピーエンドだったりして?」
「能登も春になったら、きっと」
今晩の「春になったら」4回目を楽しみにしながら
心は能登にある、かめさんでした。
 
2024年1月末で25年4か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.34%(手数料税金差引前)、
消費税込み手数料差引後では年10.09%ですm(_ _)m

Not Alone 能登は一人じゃない

2024年1月9日TUE

 

能登地震から1週間になる昨晩9時のNHKニュース、

七尾市にある避難所から中継された映像の

背後で見えたホワイトボードには

「Not Alone」の8文字が場所を取らないよう

小さく、控えめに書かれていました。

 

元日の発災から1時間38分後、

能登町に住む下の娘から

「家族全員無事」のLINEをもらい、

泣きそうだった、かめさん。

13年前の東日本大震災では、

地震発生から数日後に避難所で設置された無料電話に

長蛇の列が出来たニュースを思い出し、

感謝の気持ちを繰り返し綴ってきた下の娘と

かめさんの想いは同じでした。

 

片や残念だったのは、

正月三が日のテレビが、

殆ど予定通りバラエティを放送したこと。

最初は被災情報を

画面の外枠にテロップで流していましたが、

やがてそれすら消えました。

 

東日本大震災では文化庁長官が発生から1カ月後に

「文化活動で元気を取り戻していきましょう」

という声明を出したように

自粛一辺倒は疑問です。

ただ、生存率が急低下する72時間を前に

例年でも内容が無いと批判される

正月バラエティをタレ流すのは

「Not Alone」

じゃなく

「Noto Alone」

なのか?と

能登の人たちを不安にさせる愚挙だと思います。

 

2023年12月末で25年3か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.31%(手数料税金差引前)、

 

手数料差引後では年10.06%ですm(_ _)m

 

ニッキ―・ヘイリー、ホワイト・ハウスへGO!

2023年12月1日FRI
 
昨日の朝、マンションの郵便受けに
12月10日に行われる江東区長選の投票券が入っていました。
買収容疑で財務副大臣を辞任した
東京15区=江東区選出の柿沢衆議院議員から勧められたと言う
違法なネット選挙の責任を取った
木村前区長の辞任に伴う出直し選挙です。
 
とは言え、前にも書いた通り
江東区=東京15区は事前運動が当たり前の破廉恥な選挙区、
4年前には収賄事件で逮捕された秋元司前衆議院議員もいて
本当に出直しが出来るのか多くの江東区民が首を傾げています。
 
それでも新聞報道によれば、
党利党略を隠しもせずに
立候補予定者が大勢いる乱戦模様。
かめさんとしては
「バイデンかトランプを選ばざるを得ないアメリカ国民と同じ」
と諦めていました。
ところが海の向こうから嬉しい知らせが。
 
一昨日の日経夕刊に
「米富豪コーク氏団体、ヘイリー氏支持 共和予備選追い風」
の見出し。
ヘイリー氏と言われてもピンと来ない人もいそうですが、
トランプ政権下で国連大使を務めたインド系の女性と言えば、
思い出して貰えるかも知れません。
 
トランプが独走する共和党の予備選で
2位のフロリダ州知事デサンティスにも後れを取っていましたが、
コーク氏の支援表明で一気にトランプの対抗馬に躍り出そうなのです。
 
討論会を避け、論理が支離滅裂なトランプとは対照的に
中絶など世論を分断する問題にもバランス感覚のある議論を展開し、
じわじわ支持を伸ばしてきたヘイリー氏。
サウスカロライナ州知事時代は親ビジネス派として企業誘致に奔走、
国連大使としても中国やロシアとハードネゴの末、
北朝鮮にかつてない厳しい安保理制裁決議を突きつけました。
 
そしてウクライナ支援問題。
かめさんが侵攻直後に予想した
「2年でロシアは撤退」
はとても無理な情勢ですが、
彼女はウクライナ支援の重要性を説き、
孤立主義的な論調とは一線を画しています。
 
トランプと良好な関係を維持しながらも、
政策では明らかに一線を画すヘイリー氏に
共和党内の反トランプ派やウォール街から
「バイデンに勝てる候補」として
期待が急速に高まっているのも当然でしょう。
 
「アメリカ初の女性大統領」
なんて見出しは不要です。
51歳のニッキ―・ヘイリーこそが
ホワイトハウスの主にふさわしいと
かめさんは信じています。
 
それにしても
アメリカ国民がつくづく羨ましい。
一江東区民でした。
 
2023年11月末で25年2か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.30%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.07%ですm(_ _)m
 

将棋も“アレのアレ”で勝負、勝負

2023年11月17日FRI

 

38年ぶりの日本一を

“アレのアレ”とボケてみせた阪神・岡田監督。

流行語大賞レースでも本命のようですが、

今月はかめさんも負けじと

“アレのアレ”を連発しています。

 

四国・松山では高校3年以来となる、

49年ぶりの俳句をひねり、

4歳と9か月の孫二人とディズニーではしゃいだのも

たしか35年ぶり。

ただハイライトは

大学5年生の時以来、43年ぶりとなる将棋を

小学4年生の孫と指した事ですな。

 

孫から挑戦状を叩きつけられて以来、

二度も将棋が夢に出て来たかめさん。

カミさんや上の娘、その旦那だけじゃなく

下の娘や家族に見守られた大勝負、

辛うじて二連勝はしましたが、

内容は人生経験56年の違いを見せつけた

とは間違っても言えません。

 

チェスクロックを使った持ち時間20分を、

先に使い切ったかめさん、

孫から

「おじいちゃんの反則負け。でも将棋は続けて上げる」

と言われ

「最初から言ってくれれば直ぐ指した」

と言い負かします。

最後は孫の見落としに

「ふふ、甘いな」

と大人げないセリフまで吐き

器の小さい所を見せつけたかめさん。

ふー、全力投球は疲れます。

 

就職が決まった大学5年生の冬、

高田馬場の将棋道場に2度通い

1勝たしか9敗だったかめさん。

将棋教室に通う孫から

駒を落としてもらうのは時間の問題ですが、

今度の冬休みや春休み、

孫との再戦はもちろん、

家族みんなから胸を借りたい

かめさんでした

 

2023年10月末で25年1か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.24%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.02%ですm(_ _)m

 

ジャニーズ会見が
バスクダービーと北朝鮮戦の翌日だったのだ

2023年10月3日TUE

 

「そこまでして勝ちたいなら、勝手にどうぞ」

一昨日の日曜夜、

アジア大会男子サッカー準々決勝の日本戦で見せた

北朝鮮の蛮行に呆れ果てたかめさんは

テレビの前で吐き捨てました。

 

イエローカード6枚の中に

一発退場のレッドは含まれなかったのが不思議だったあの試合。

試合終了後にpk判定が不服だったらしい北朝鮮選手たちから

威嚇、追い回された主審が、

怖くてレッドを出せなかったのだろうと同情しちゃいます。

拳を振り上げ日本のスタッフから給水ボトルを取り上げ、

イエローが出された恥ずべき行為は

食糧支援を貰いながら核の脅しを続ける

かの国の振る舞いとソックリ。

冷静に振る舞い続けた日本チームは立派でしたが

「あんな国とは二度とサッカーをしたくない」

が本音でしょう。

 

対照的だったのが

同じ日の早朝にみたバスクダービーでした。

久保選手率いるソシエダが3点目を挙げると、

ソシエダのホームスタジアム・アノエタは

背中はピッチに肩を組んでジャンプする恒例の

“ポズナン・ダンス”で大盛り上がり。

ところが青白の大波を作るソシエダ・サポの真ん中で

ビルバオの赤白ユニフォームを着たひげ面のおっさんが、

一人楽しそうに周りを見渡す姿が画面に抜かれます。

 

当日夜のNHKニュースで流れたこの映像を見たキャスターが

「あのおじさん、敵に囲まれて大丈夫?」

と心配していました。

古橋、前田、旗手ら日本人5人が活躍するセルティックが

レンジャースと対戦するスコットランドのグラスゴーダービー、

別名オールドファームは毎回5万人を優に超える観衆を集めますが、

アウエーのサポーターは一切入場できません。

カトリックとプロテスタント、独立派と連邦派という

宗教や政治的な対立も背景にあるためで、

ダービーと聞いたNHKキャスターの心配もよく分かります。

 

ただバスクダービーは世界でも珍しい友好的なダービー。

DAZNで見るスタンド風景も

敵同士のユニフォームを着て仲良く一緒に応援する

カップルや夫婦連れ、親子、グループなどの姿を

頻繁にカメラが捉えます。

 

これはスペインとフランスにまたがって独自の言語を持ち、

中央政権からの独立を求めて戦って来た

バスク人同士が持つ同胞意識のなせる業でしょう。

スペイン内戦の時も両チームを中心に編成されたバスク選抜チームは

戦禍を逃れ、海外遠征でフランコ軍と戦う戦費を稼ぎました。

 

シーズン開幕以来8試合のうち5試合でマン・オブ・ザ・マッチを獲得、

5得点もマークするなど、

久保がキャリア最高のパフォーマンスを続けられるのは、

アルテタなどバスクの温かい空気が後押しをしているに違いありません。

 

ここで心配になるのが、

「既にアジアの枠は飛び越え、ラ・リーガの至宝になった久保を、

来年3月のW杯アジア予選北朝鮮戦に呼ぶ必要があるか?」という疑問。

ネットでは既に北朝鮮の出場停止処分を求める声が溢れ、

たった今、AFCとFIFAに

日本サッカー協会が意見書を提出したニュースが流れています。

 

サッカーで天国と地獄を味わった翌日の2日月曜午後、

今度は2回目になるジャニーズの記者会見が開かれました。

百家争鳴の中、

サブスクで音楽は聞いていても、

歌番組は紅白しか見ないかめさんが言えるのは、

ジャニーズを起用する企業の株は買わないこと。

インドネシアにある下請け工場の低賃金労働を暴かれたナイキが

6年間も見て見ぬ振りを続けた挙句、

ブランド力の低下から業績悪化を招いた教訓を忘れないからです。

 

投資家の立場からは当然だと思いますが、

ある著名人が最近ブログに書いたと言う

「ジャニオタは本物じゃないので消えていく」

旨の予想をネットのニュースでみました。

たぶん歌舞伎のような伝統芸能こそ本物と考えているのでしょうが、

出雲阿国だって元祖アイドル、

様々な弾圧を潜り抜け生き残ったのが歌舞伎です。

現代のアイドルやファンが

簡単に消えていくとする説に説得力はありません。

 

アジア大会の蛮行で世界から非難を浴びる北朝鮮サッカーも

1966年のW杯でイタリアを破りベスト8に進出した時は

世界の称賛を浴びました。

1974年にピョンヤン4・25という軍隊チームが来日した際は、

日本代表に4-0で圧勝しています。

 

そんな北朝鮮サッカーが見る影もなく凋落したのは、

1960年代は韓国と互角だった経済力の衰退と

密接にリンクしているはず。

ジャニーズもサッカーも、

文化は社会の鏡だと思うかめさん。

歌には疎くても、ドラマは結構観ます。

最近の発見は

終わったばかりの「ウソ婚」で主演した菊池風磨。

あの雄弁な目の演技は、

ジャニーズ事務所でも教えられません。

 

 

2023年9月末で25年になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.33%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.10%ですm(_ _)m

 

サポーターがギャングになる日

2023年9月22日FRI

 

欧州のサッカーシーズンが始まって早や一か月、

90分観るのは中々出来ないかめさんも

歯磨きやストレッチをしながら主にハイライトで

日本人選手の活躍に心躍らせています。

 

他にもこの夏は、

なでしこが試合内容で世界を魅了したW杯8強、

森保ジャパンまさかのドイツ、トルコ連続粉砕が

相手監督を二人連続でクビに追い込んじゃうなど

順風満帆に見える日本サッカーにも、

一つだけ大きな気掛かりが。

3日前、来年度の天皇杯参加資格はく奪が発表された

浦和サポーターの名古屋での暴動問題でした。

 

他のJクラブからは

「処分が甘すぎる!」という声が上がる一方、

当の浦和サポーターからは一部で今も

「挑発は名古屋側」

との主張もあるそうで

追加処分がありそうな気配です。

 

試合後のゴミ掃除で世界から賞賛される日本サポーターが大勢いる一方、

浦和から名古屋まで遠征して乱暴狼藉を働くサポーターがいるなんて、

一般の日本人には信じられませんよね?

ただ世界を見渡すと、

例えばアルゼンチン一部リーグでは

2013年からアウエーサポーターの入場が禁止されました。

相次ぐスタジアム内での殺人を含む暴力頻発が理由ですが、

背景には根深いアルゼンチン社会の病巣があります。

 

2018年、南米一のクラブを決めるリベルタドーレス杯決勝は

史上初めてリバープレート対ボカジュニアーズの対戦となりました。

このカードはイギリスのオブザーバー紙が栄えある

「(世界で)死ぬまでに観るべき 50 のスポーツイベント」

1位に選んだ組み合わせ。

国内リーグをホーム&アウエーで2試合戦う普段の年でも大変なのに

南米一を賭けた決勝となればハチャメチャになること必至。

 

案の定リバープレートのサポーター集団バーラブラバ

直訳すると勇猛なギャングが

決勝戦のチケット転売で荒稼ぎしようと計画。

警察にバレて逮捕、売り上げは全て没収されますが、

「その金を返さないのならボカジュニアーズのバスを襲う」

「没収試合になっても知らないぞ」と脅しをかけ、2ndレグの試合前、

バスに乗っていたボカジュニアーズの選手たちが

投石で目も開けられない程流血する騒ぎとなり、試合は延期、

後日遠く離れたスペインのマドリードで開催されたうえ、

リバープレートへのお咎めはなし。

バーラブラバが増長する訳です。

 

そもそも粗暴なサポーター集団が

組織的なギャング集団バーラブラバに姿を変えていくきっかけは、

1925年、アルゼンチンタンゴ発祥の地である港町にある

ボカジュニアーズ初の海外遠征を

地元の資産家が資金援助したのが始まりでした。

以来クラブ関係者は情熱的なサポーターを活用できると考え、

交通費や観戦チケット、

さらには大きなフラッグをこしらえる素材などを提供し始めます。

 

バーラブラバはクラブの会長選にも影響を与えますから、

選手の移籍、売店やユニフォームグッズも、

バーラブラバの資金源になっていきました。

 

さらに60年代になると元大統領の大物政治家が

バーラブラバに正式な資金援助を与え始めます。

バーラブラバを使って相手チームを威圧し、

チームが勝てば選挙の票にもつながる

お互いにとって美味しい話。

 

21世紀になって、

ボカジュニアーズの会長を12年間務めたマウリシオ・マクリ氏が

4年間アルゼンチン大統領の座に就いたのは

バーラブラバ、クラブ、政治家のカルテルが完成した象徴でしょう。

 

こんなバーラブラバの構成メンバーの多くは

アルゼンチンの4割以上を占める貧困層出身と言われます。

 

2022年、アルゼンチンは36年ぶり3度目のw杯優勝を遂げ、

熱狂した400万人の国民が出迎えたのは記憶に新しいところ。

でもその2年前、

アルゼンチンは6年ぶり9度目の国債支払い停止を宣言しました。

 

今年3月、w杯優勝後初の国際親善試合の相手に

アルゼンチンはパナマとキュラソーを選びます。

日本も3億円を提示して試合を申し込んでいましたが、

6億円以上を提示した二カ国をアルゼンチンは選びました。

外貨不足を補うためと囁かれていますが、

7-0で圧勝したキュラソーとの試合で

ハットトリック3得点を決めたメッシは

何を思うのでしょうか。

 

w杯優勝より

女性や子供が安心してサッカーを楽しめるスタジアムが嬉しい、

かめさんでした。

 

2023年8月末で24年11か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.42%(手数料税金差引前)、

 

手数料差引後では年10.19%ですm(_ _)m

 

殿様損保に一揆でござる

2023年8月3日THU
 
ちょうど1年ほど前、
××火災の◎◎代理店から
火災保険の満期案内と更新のお願いが届きました。
いつもなら事務的に更新手続きを取るかめさんですが、
同条件で更新後ほぼ2倍になっている火災保険料にビックリ仰天!
 
これまでも計算間違いの前科がある◎◎代理店ゆえ、
再犯を疑って電話すると
「地震保険料が値上がりして」との説明。
おい!それくらいは新聞記事で読んでいるけど、
地震保険料は今回満期が来る保険料全体の
3%くらいだぞと電話口で文句を言うと
これが保険のプロかと耳を疑う説明に終始し、
結局調べて折り返し連絡をするとのこと。
 
3日後、◎◎代理店から
「値上げ資料届いたでしょうか?」
との着信。
資料はまだ届いておらず、
一般郵便は土日配達無しも、
レターパックの存在も知らない◎◎代理店に
開いた口が塞がらない、かめさん。
3日前よりはマシな説明でしたが、
結局は料率変更が原因と、
保険料を負担する側のこちらを気遣う言葉は一切なし。
天災などで火災保険の支払いが増えたから保険料を上げるなんて説明は
とっくにネットで検索済みのかめさん。
保険料率が上がる前日に中途解約&新規契約なんて抜け道も、
誰だって思い付きます。
さらに3日後に郵送でやっと届いたチープな説明資料を見たかめさん、
代理店や損保の変更を決めました。
 
実は10年ほど前にも解約を考えたことがある××火災と◎◎代理店。
その時は提出した書類の手続きがいくら待っても終わらず、
◎◎代理店に調べてもらったところ、
××火災の本社で担当者が机の引き出しにしまい込み放置していました。
××火災本社の上司と◎◎代理店が虎屋の羊羹を持って謝罪に来ましたが、
突っ返したかめさん。
当然解約かと思いきや、忙しくてそのまま継続。
今回の乗り換えは遅すぎた位なのです。
 
あれから1年。
忘れ掛けていた××火災の名前を
突然テレビで耳にします。
7月30日のTBSで
自動車生活ジャーナリストの加藤久美子さんが教えてくれました。
損保ジャパンと××火災は他の損保と違い、
15万円以上になる自動車保険の請求があっても
アジャスター(損害査定員)の立ち合いが要らないとのこと。
なるほど××火災は今を時めく損保ジャパンと並び、
中古自動車業界とズブズブの関係なんですな。
 
ちなみに◎◎代理店は
中古自動車販売の◆◆社内に事務所を置いています。
つまり◎◎代理店と××火災の関係は
ビッグモーターと損保ジャパンの関係と瓜二つ。
自動車保険の不正請求問題を
かめさんが新聞で知った1年前から疑っていましたが、
火災保険であんな殿様商売を続けても
自動車保険で儲かる仕組みだから痛くも痒くもないと
改めて納得しました。
 
今回の不正請求問題にどこまでメスが入るか分かりませんが、
損保業界と中古車販売業界の問題に止まらず、
国民生活全般に影響が及ぶと思います。
 
卑近なところでは就職人気ランキング上位の常連損保は
高給、福利厚生の充実だけでなく、
時間外勤務の少なさも人気の秘密とか。
代理店が集めた甘い蜜を損保が吸い上げる殿様商売は
うらやましい限りですな。
 
ちょっと高尚なところでは、
損保ジャパンがバブル期に当時の世界最高額53億円で落札し、
現在も保有を続けるゴッホの「ひまわり」。
今年初め、
ナチスの迫害を受けたユダヤ人から返還請求を受けましたが、
損保ジャパンは突っぱねる構え。
儲け過ぎた保険料は分不相応の美術品を持つより、
消費者に返すのが筋ですし、
略奪文化財を返還する動きが世界で高まる中、
日本人として恥ずかしい限りです。
 
そして本丸は構造的な儲け過ぎ問題。
1990年代のバブル崩壊で
瀕死の重傷を負った銀行や証券、生保に比べ
損保は掠り傷で済みました。
 
しかも同時期に進んだ金融の自由化も
うまいこと実質蚊帳の外で
損保は殿様商売を続けることが可能になります。
 
◎◎代理店のいきなり倍近い火災保険料請求は
銀行なら貸出の利上げ交渉が近いでしょうが、
銀行が弱くなった今の時代、
いきなり倍近い貸出金利を要求するなんて、
およそ考えられません。
 
証券会社の株式売買手数料は
かめさんが銀行で有価証券運用をやっていた時代に、
自由化でみるみるうちに安くなりました。
「こんな手数料で証券会社やっていけるの?」
銀行にとっては嬉しい話なのに、
マジで心配したことを覚えています。
 
損保の保険料も同じ頃自由化されました。
でも、
A社のa保険とB社のb保険を比べろと言われても
無理な相談です。
その一方で温存されている
損保と中古自動車業界のズブズブな関係。
前述のの加藤久美子さんによれば、
保険料の支払いを1円でも減らしたい損保と
受取を1円でも増やしたい業者で
不正の温床となる利益相反関係を防ぐため、
アメリカや中国では
修理工場の保険代理店は認められないそうです。
 
車や家を持っていない人はいても、
トラックで運ばれる荷物と無縁な人はいません。
日本人は割高な自動車保険料を
みんなで負担させられています。
皆の衆、
殿様損保に一揆でござる。
 
2023年7月末で24年10か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.38%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.16%ですm(_ _)m
 

プーチン、タイタニックの夢を見る
(映画ネタばれ注意)

2023年7月3日MON

 

最近テレビで前後編2回にわたり放送された映画タイタニック。

かめさんは10数年ぶり4度目でしたが、

見るたびに違う想像力が刺激されます。

 

今回は直前に起きた潜水艇事故を連想する人が多かったと思いますが、

それ以上にかめさんは、

前編の放送と同じ日に起きたプリゴジンの乱と重ね合わせ見ちゃいました。

もちろん沈みゆくタイタニックをプーチンのロシアに、

汚い手を使って生き延び、後に破産する大富豪をプーチンに見立てて。

 

プリゴジンのワグネルがモスクワに進軍中、かめさんは

「プーチンの野郎、天井裏に隠れていた麻原彰晃みたいに、

どっかに隠れてガタガタ震えているぜ」

と罵っていました。

結局ワグネルがモスクワまで200㎞で引き返した後のニュースで

「プーチンは亡命直前だった」と聞き、

当たらずとも遠からずと納得します。

 

ところが後編の放送を録画で見終わった昨日、

「プーチン氏、反乱中にヨット休暇か」

という全く別のニュースを見てびっくり仰天。

 

ただ言われてみれば、

インターネットを使わず、

側近の報告が情報源というプーチン。

プリゴジン進軍の情報が

散歩程度としか耳に入っていない可能性はあります。

 

ウクライナ侵攻の理由を

NATOの東方拡大や

ウクライナのネオナチとするのも、

「この人、もしかして本気で信じている?」

ような気がしてきた、かめさん。

 

この分ならプーチン、

映画タイタニックを見ても、

自分はヒロインと信じるかも知れません。

 

何度見ても、

かめさんが一番好きなシーンの一つは

三等船室のパーティーで

ヒロインのローズがバレエのつま先立ちを見せ、

拍車喝さいを浴びる場面でした。

なのにこの素敵な一幕は

プリゴジン人気の妬ましいプーチンが命じたであろう

「プーチンが子どもにキス&ハグ 至近距離での大サービス…影武者か」

のニュースと重なっちゃいます。

 

そしてラストシーン、

大勢の乗員乗客から拍手で迎えられたローズが、

階段上の恋人ジャックから手を差し伸べられる場面を、

習近平にすがるプーチンと想像したら、

ゾクゾクっと寒気が止まりません。

 

タイタニックがホラー映画になる悪夢は

今回で最後にして欲しい、かめさんでした。

 

2023年6月末で24年9か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.33%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.11%ですm(_ _)m

 

金利は怖いのだ

2023年6月2日FRI

 

先月末にエルドアン大統領が再選を果たしたトルコ大統領選。

NATOに加盟する西側指導者の一員でありながら

プーチン大統領と直接会話が出来るパイプを持ち、

クルド人問題からスウェーデンのNATO加盟に反対、

その独裁的な政治姿勢から何時になく世界の注目を集めました。

 

エルドアン再選を一番喜んだのはプーチンと言われますが、

かめさんがウクライナ問題以外に注目したのは

その金利政策。

 

プーチンによるウクライナ侵攻で資源価格が高騰し、

世界中がインフレを抑えるため大幅な利上げを断行する中

トルコだけは利下げを続けました。

銀行に預けても5%の金利しか付かないのに、

物価が10%上がれば、

皆が物を買いに走りますから物価はさらに上がります。

当然のことながらトルコは猛烈なインフレに襲われ

今回エルドアンが大苦戦した原因となりました。

 

プーチンの選挙介入も噂される中、

世界中の経済学者から浴びせられる非難などどこ吹く風、

エルドアン大統領によれば

「金利を下げればインフレは収まる」

そうです。やれやれ。

 

エルドアン大統領は以前「金利は悪だ」とも言ってますから

このトンチンカンな金利政策はイスラム教の影響?

とも勘ぐりましたが

金利のプロと言えそうな銀行もアメリカで最近破綻が相次ぎ、

エルドアン大統領を笑えません。

 

スマホで預金を他の銀行へ簡単に移せる

ネットバンキングが破綻の引き金ですが

根本的な原因は急激な金利上昇による

債券の評価損でした。

 

最近の日本国債10年物は利回りが年0.5%弱です。

一方、かめさんが銀行に入った40年前、

2年定期の金利は年8%でした。

仮に金利が一気に上がれば、

年8%で預かったお金が年0.5%弱しか稼げず、

債券の評価損で倒産したアメリカの銀行と同じ轍を踏みます。

 

かめさんが銀行で債券や株の運用をやっていた頃、

いつも後ろにいたS頭取が言いました。

「金利でつぶれた銀行はない」

今は亡きS頭取が

小心者のかめさんを励ます意味で

言って下さったと思いますが、

金利で銀行がつぶれる時代になりました。

 

金利でエルドアン政権がつぶれる可能性は十分あると思います。

 

2023年5月末で24年8か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.22%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.00%ですm(_ _)m

 

 

絶対に負けられない戦いは続くのだ

2023年5月1日MON

先日ネットでこんな記事を見掛けました。

「W杯予選はつまらない」「絶対出れる」

元プロ野球選手・里崎氏が次回大会の出場枠拡大に持論

 

サッカーw杯の出場国が32から1.5倍の48に拡大し、

アジア予選も勝ち抜けが楽になることで里崎氏が

「絶対に負けられない戦い」

なんてもう無いでしょ?

と記事の中でせせら笑っていました。

 

さらにもう少し前には

東南アジアのサッカー熱を特集するテレ東FOOT×BRAINの中で

ウルトラス・ニッポンの植田朝日氏が

「もうヒリつく様なw杯アジア予選は期待できないので

初出場を目指すベトナムの応援をします」

と語るのを見ちゃいました。

トホホ。

 

ただ里崎氏を見返せる可能性があるのが、

2月に決まったばかりの

新方式によるクラブw杯。

 

2025年から4年に一度、

32のクラブチームが集まりクラブw杯が開かれます。

アジアの出場枠は4。

去年のw杯が開催国枠のカタールを含めて

アジアからの出場が6カ国でしたから

代表チームによるw杯以上のヒリつく戦いが

期待できます。

 

えっ?

野球だって巨人より侍ジャパンの方が盛り上がるから

クラブw杯なんて面白くない!

てな声が聞こえそう。

チッチッチッ。

 

クラブw杯の源流、インターコンチネンタルカップは

1960年から欧州と南米のチャンピオンチーム同士が

ホーム&アウエーで世界一を争っていましたが、

盛り上がり過ぎて選手たちが身の危険を感じ、

1980年からトヨタカップに衣替えします。

 

サッカーが盛り上がらないお国柄とお金の力で

日本開催が決まった事もあり、

初めは南米代表が10日も前に来日し調整するのに、

欧州代表は直前に来日し準備不足のまま、

南米代表が5連覇。

 

その後は欧州でも大会への熱が高まり両大陸が伯仲、

2000年から

FIFA主催のクラブW杯にグレードアップしました。

時を同じくしたEUによるり労働移動の自由化により

国籍とほぼ無関係に

世界中から選手を集められるようになった

欧州チームが現在10連覇中。

ビッククラブと言われるチームは

W杯優勝チームより強いと言われています。

 

じゃあお金が無いチームは勝てないのか?

と聞かれて、

そうとも限らないのがサッカーの面白さ。

 

三苫薫選手がブレークを果たしたブライトンというクラブチーム。

イングランドプレミアリーグ20チーム中、

選手の報酬総額は19位ですが、

三苫のようにコスパ抜群の選手補強と、

監督の的確な采配で

上位6,7チームに与えられる

来季欧州カップへの出場権を争う大健闘ぶり。

 

しかも強いだけじゃなく、

そのサッカーが滅茶苦茶面白い。

監督が10人いれば、9人までが

「うちは攻撃的サッカーを目指す」

と言いますが、

ブライトンは看板に偽りなし。

 

ピンチでもボールを遠くにけり出す事は滅多になく、

徹頭徹尾ボールを繋ぎ、攻勢に転じます。

これを支えているのが、

シーズン中でも毎日行う攻撃を組み立てる練習。

試合直前に選手が集まる代表チームじゃ

絶対真似できない芸当です。

 

Jリーグのチームには欧州のビッグクラブみたいなお金はありません。

でもブライトンのようにクラブならではのチームつくりは可能。

アジア枠4チームで争う、

32チームによる新しいクラブW杯がJリーグに夢を与えるかも。

 

絶対に負けられない戦いは続くのだ。

 

2023年4月末で24年7か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.23%(手数料税金差引前)、

 

手数料差引後では年10.00%ですm(_ _)m

 

日本の国技は野球です

2023年4月1日SAT

WBC優勝もあり、盛り上がる野球人気に

やっぱり日本の国技は野球だと、

改めて実感するかめさん。

大相撲ファンの皆さん、ごめんなさい。

 

そんな中、かめさんのアンテナにピンと引っ掛かったのは、

サッカー日本代表の森保監督が

先月行われたウルグアイ戦後のミーティングで

選手たちに伝えた話でした。

 

「日本はたかがサッカー…国技レベルの国じゃないとW杯で優勝できない」

 

ちなみにW杯で優勝経験がある国は、

ブラジル、ドイツ、イタリア、アルゼンチン、

ウルグアイ、フランス、イングランド、スペインの8か国。

なぜ森保監督の話がアンテナに引っ掛かったかと言うと

半世紀以上前、かめさんが中学生の頃

サッカーマガジンで読んだ座談会が原因です。

 

出席していたのは

当時又は前W杯王者だったイングランドから来日した

サザンプトンだかトッテナムの選手たち。

日本人司会者から

「サッカーはイギリスじゃ国技ですもんね」

と振られたある選手がきっぱり答えました。

「イギリスの国技はクリケットです」

「残念だけど、そうなんです」

他の選手たちも同意したのをよく覚えています。

 

たまたま先月

「世界で最も多くのファンを持つスポーツ:写真で見るランキング Sportal」

という記事もネットで発見しました。

このランキングによれば

①サッカー:ファン・視聴者数は40億人と推定される

②クリケット:25億人

③フィールドホッケー、アイスホッケー:22億

④テニス:10億

⑤バレーボール:9億

⑥ラグビー:8億5700万人以上(ランキング外だけど2019W杯の観戦者)

⑦バスケットボール:8億5千万

⑦ピンポン:8.5億

⑨野球:5億

⑩ゴルフ:4億5千万

⑪NFL(アメフト):4億

 

2010年W杯を応援に行った南アフリカでも

泊った首都プレトリアのホテル近くに

青々とした芝生の広いクリケット場が見えます。

 

マンチェスターで初めてサッカーの夢劇場、

オールドトラフォードに行った時は

最寄駅から歩く手前にあった

豪華で巨大なクリケット場を

オールドトラフォードと思い込みました。

 

野球のご先祖様クリケット、

恐るべし。

 

こんなテキトーなブログを書きながら、

妄想を膨らませる、かめさん。

イギリス人司会者から

「日本の国技はサッカーですね」

と聞かれた日本人サッカー選手が答えます。

「日本の国技は野球です」

こんな妄想が正夢になる日が来れば、

森保監督もかめさんも本望ですな。

 

2023年3月末で24年6か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.15%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年9.93%ですm(_ _)m

 

日銀総裁の器

2023年3月2日THU
 
カラスの鳴かない日はあっても
値上げのニュースを聞かない日はない、
今日この頃。
そんな中、嬉しい値上げのニュースも。
 
三苫、久保、鎌田ら
W杯で活躍した日本人選手たちの
移籍金市場での値上がりです。
へへへ。
 
まあ日本以上に熱しやすく、冷めやすい
向こうのマスコミですから
1試合の出来や一つのゴラッソ(スーパーゴール)で
移籍金が倍になったり暴落したりします。
気が付いたら卵の値段も半分になっていると
嬉しいのですが。
 
そんな物価高の主犯がプーチンなことは
疑いの余地がありません。
そして共同正犯とは言いませんが、
かなり手助けしたのが、
日銀の黒田総裁です。
 
ご存じの通り、
インフレ対策で各国が利上げを進めている中、
日本だけは異次元の金融緩和を続けた結果の円安が
物価高を後押ししました。
 
10年国債の流通利回りが0.5%にほぼ張り付いているのも
「物価安定のため早期の利上げが必要になる」
と内外の機関投資家から見透かされ、
空売りなどを浴びせられた日銀が、
必死に国債を買い支えている構図です。
 
ただ大規模な金融緩和策を維持する記者会見で
黒田総裁が言っていたように、
利上げは日本経済の回復に水を差す可能性があります。
物価の安定と経済回復、
どちらを取るか、正解はだれにも分かりません。
 
問題なのは同じ記者会見でも突っ込まれていたように
日本だけ利上げが異常にスローペースなのが
黒田総裁のメンツを守るために見える事。
どうひいき目に見ても
国民や市場を向いているとは思えません。
 
そんな記者会見から約2週間後、
2月3日にBSプレミアムでやっていたドキュメンタリー
「もう一人の渋沢 栄一の孫・敬三が挑んだ改革」が
滅っ茶、面白かった。
 
タイトルから分かるように
渋沢敬三は渋沢栄一の孫で、
戦時中の東条英機首相から
サーベルをガチャガチャ鳴らして脅かされ、
第一銀行頭取から日銀総裁になった人物です。
 
終戦で大蔵大臣となってから、
戦時国債の募集を進めた日銀総裁として
公職追放になりました。
三井や三菱に比べたら持ち株比率が全然低い
渋沢財閥の解体も進んで受け入れます。
結果、
使用人が住んでいた家で野菜を育てて暮らす日々を送ります。
 
しかも、
渋沢栄一から受け継いだ財産を手放した際の様子を
べらんめえ口調で語る敬三を映した当時の映像は
まるで噺家の師匠でした。
 
日銀本店には歴代総裁の肖像画が飾られていますが、
敬三の肖像画だけは本人の発案で異彩を放ち、
朝日が終戦直後の焼け野原になった東京を照らす様子が
背景になっている逸話も。
 
大蔵大臣としては
太平洋戦争で破綻した日本の国家財政を
再建するために自ら導入した財産税を敬三は
率先して栄一から相続した自宅で物納しました。
 
 
日銀総裁は自分のメンツなんかより、
国民生活を守る事や国民との対話を大事にしてほしい。
そんなメッセージがよく伝わってくる
ドキュメンタリーでした。
 
 
2023年2月末で24年5か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.18%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年9.97%ですm(_ _)m
 

ロシアの五輪参加に一言

2023年2月3日FRI

 

閉幕から1年半経った東京大会以来、

五輪が大嫌いになったかめさん。

開会式と閉会式だけはテレビでチョロっと見ましたが、

競技はサッカーすら見ませんでした。

 

 

その後次々と明るみに出た五輪汚職も

「隠していた恥部が見えただけ」

と驚くほどの事はありません。

 

 

そして最近の

「IOC、ロシアのパリ五輪参加、条件付きで容認」

報道。

どーせ、お金でしょ。

見る気もないパリ五輪ですから、

少しでも税金の無駄遣いを減らして下さい。

 

 

それより

「古代五輪のように、五輪開催中は休戦を」

てな話を聞きますが、

西から太陽が昇っても無理でしょ。

 

 

むしろ

「どこかで戦争が起きている間は五輪は中止を」

の方がよほど説得力があります。

えっ?それじゃ五輪は永遠に開けないって?

かめさんは良いと思いますよ、それで。

 

 

2023年1月末で24年4か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.23%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.02%ですm(_ _)m

 

なおパンクしていたEXCELシートを復活させましたので、

今月から従来通りの報告になりました。

王様ペレとセルジオ越後さんの辛口批評

2023年1月1日SUN

 

 

年の瀬にサッカーの王様ペレの訃報を聞き、

真っ先に

セルジオ越後さんの辛口批評を思い出したかめさん。

 

 

カタールw杯スペイン戦の前日、

テレビで勝敗とスコアの予想を聞かれたとき、

別の番組を含め他の解説者の多くは

2-1で日本勝利と答えているのに

セルジオ越後さんだけは最後まで答えません。

ネットで調べると1-0でスペイン勝利と予想しているので、

視聴率を気にするテレビ局の圧力に負けたとしか思えません。

かめさんは堂々と理由まで解説して欲しかったです。

だってセルジオ越後さんは日本のサッカー解説者で、

世界のサッカーを一番肌で知っている人だと

信じて来ましたから。

 

 

1972年、ブラジルから日本サッカーリーグ(JSL)の

藤和不動産(現・湘南ベルマーレ)に入ったセルジオ越後さんは

JSL初の元プロサッカー選手として、

デビュー戦では普段の4倍、2万人の観衆を集めます。

キャッチフレーズは

「ペレの副官と背番号10を争った男」

でした。

 

 

ペレの副官とは、

ブラジル代表が3回目の世界一に輝いた1970年W杯で

背番号11を背負ったリベリーノのこと。

リベリーノはペレがいない1974年W杯では

4位だったブラジル代表のエースとして活躍、

ペレの副官と呼ばれた男なのです。

 

 

そんなリベリーノとセルジオ越後さんは

ブラジルで1、2を争う名門コリンチャンズで

1年間にわたり背番号10を争うライバルでした。

「でも通用しないから日本に来たんだろ?」

その通りです。

ただその実力たるや当時の日本では雲の上の人、

W杯で衝撃を受けたペレのプレーに直結していました。

 

 

セルジオ越後さん以前にも

ネルソン吉村、ジョージ小林、

以後にも

ジョージ与那城、ラモス瑠偉らがいます。

Jリーグ開幕後なら

ジーコ、ドゥンガ、レオナルド、ジョルジーニョ。

ブラジル人以外でも

ストイコビッチやリネカー、スキラッチなどなど

キラ星のような選手が日本に来ました。

それでも、かめさんの記憶によれば

日本人から仰ぎ見る角度は

来日当時のセルジオ越後さんが

いまだナンバー1で変わりません。

 

 

セルジオ越後さんの批評が辛口すぎると

批判されて久しいのは知っていますし、

かめさんも自分が応援するチームは

褒められる方が嬉しいです。

ただ中国やロシア、北朝鮮で権力者が

いくらサッカーに力を入れても弱いのは

批判出来ない社会ゆえだと思っています。

批判なきサッカーに進歩はありません。

 

 

先日セルジオ越後さん来日50周年のパーティーが開かれ、

森保監督らも参加しました。

まだまだ足りない所の多い日本サッカーですが、

この50年で世界との差は間違いなく縮んでいます。

セルジオ越後さんの日本サッカーを見おろす角度が

今よりほんの少しでも小さくなれば、

テレビで辛口批評を聞く機会が増えると期待する

かめさんでした。

 

 

2022年12月末で24年3か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.01%(手数料差引後、税金差引前)ですm(_ _)m  

 

 

南野、三苫、吉田の三勇士に花束を

2022年12月6日TUE

 

プロバイダーの都合で

ホームページが全面リニューアル中につき、

更新がリアルタイムに反映されません。

書いた当日のまま載せましたので、

その積りでお読み頂ければ幸いです。

 

 

今日未明、PK戦の末、

カタールW杯決勝トーナメント1回戦で敗れた日本。

二人目のキッカーとしてPKを失敗した三苫薫は、

試合後のインタビューで涙をこらえながら

「全部が足りなかったと思います」

と言ったきり、あとは言葉になりません。

12年前、

南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦のPK戦で

ボールがクロスバーに嫌われ、

泣き崩れた駒野友一の姿と重なります。

 

 

あの時南アフリカの首都プレトリア近郊にある

ロフタス・バースフェルド競技場のスタンドへ

かめさんと一緒に日本から駆けつけたサポーターの間では、

最後まで走り切った駒野に感謝の言葉こそあれ、

責めるなんて想像も出来ませんでした。

 

 

ところが帰国後駒野を非難する声が一部で止まず、

チームに殺害予告まで届く騒ぎに。

 

 

思い起こせばJリーグ開幕の前年、

広島で行われた1992年アジア杯。

この大会で初優勝を飾った日本ですが、

初戦のUAE戦を引き分けただけで

「予想外の善戦」と新聞に書かれます。

つまり、

予選突破7か国+開催国日本=参加8チーム中、

日本の実力はホームにも拘らず、

最下位と予想されていました。

アジアでもベスト8の壁は高かったのです

 

 

あれから30年。

Jリーグ開幕からドーハの悲劇、

ジョホールバルの歓喜から日韓W杯につながり、

今回は

前世界王者のドイツと元世界王者のスペインに

逆転勝ちしたんですゾ!!!

 

 

今日のPK戦もクロアチアのキーパーを褒めるべき。

7~8割成功するPKを

4本中、3本もストップするなんて神業です。

しかも、

クロアチアがこの日着ていたユニフォームには

クロアチア国旗と日の丸がデザインされておりビックリ。

相手をリスペクトする気持ちに、

勝利の女神がほほ笑んだのかも知れません。

 

 

今大会はヨーロッパのシーズン中に開催されたため、

チーム全員そろっての帰国は難しいはず。

でも森保監督初め、選手、スタッフの皆さんは

それぞれ胸を張って帰国してください。

日本中が歓呼の声で迎えるでしょう。

 

 

特にPK戦を自ら志願し、

武運つたなくストップされた

南野、三苫、吉田の三勇士には

花束を。

 

 

2022年11月末で24年2か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.06%(手数料差引後、税金差引前)ですm(_ _)m  

 

なお24年間の運用実績を計算していたエクセルシートが

多分大きくなりすぎたせいでパンク、

今月から運用成績を簡素化しましたのでご了承ください

 

 

JTBと5つ星ホテルを笑ろてんか

2019年7月26日FRI

1年半前に放送されていたNHKの朝ドラ「わろてんか」。
吉本の創業者・吉本せいがモデルですが、
とても笑える状況じゃない現在の吉本。


同じ様にとても笑える話じゃないけど、
怒りやあきれを通り越して、
笑うしかないのが、
今日のスペイン旅行てん末記であります。


「笑ってね」を意味する大阪弁「笑ろてんか」の通り、
読者には笑って欲しいのですが、
JTBツアーでご一緒させて頂いた皆さんの中には
不愉快に思われていた方がいらっしゃるかもしれません。
なにせ、かめさんフロントの前で朝っぱらから
「これで5つ星ホテルか!」
「部屋番号は2・4・1!」
と大声を出しましたから。
この場を借りて、深くお詫びいたします。


ツアー中は怒りの訳を話しませんでしたので、
気分を害された方も、良かったら、
このてん末記にお付き合いください。


6泊8日の5泊目、遅い夕食を終えて
バルセロナのCROWNE PLAZAホテルへ帰ったのは深夜12時ころ。
いくらカードキーを差し込んでも部屋のドアが開きません。
添乗員О氏を起こすのは申し訳ないので、
3階から1階のフロントに下り、事情を伝えると、
息を吹きかけた程度か別カードか分かりませんが、
少し待たされてから、カードキーを渡されます。


しかし、今度も開きません。
やっと部屋まで来たクラークはさすがにSorryと一言。
3回目はもう少し偉そうなクラークがやって来て、
マスターキーで開けてくれました。


カードキーの代わりに二つ折りの紙を差し込んで、
ルームライトを点けてから、
next morningにはokとのこと。
さらにEnglish ok?と聞いてきます。
カミサンは多少できるんですが、
かめさんがキッパリNo。
Japanese?にYesと答えると
「ゴメンナサイ」と偉そうな一言が返ってきました。


結局その日寝たのは2時すぎ。
翌朝いの一番にカミサンがフロントへ行くと
「知りません」だとさ。
もう一晩連泊だったし、部屋に施錠できないため、
ホテル内で朝食を食べるにも
小荷物を持ってウロウロです。


8時半出発でしたから、7時半過ぎに添乗員O氏に話し、
7時45分、技術スタッフと称する2人が部屋に。
しかし15分ドアを弄り回してもラチが開かず
5minute待ってと言い残して立ち去ったキリ、
二度と2人は姿を現しませんでした。


こんな状態が続き、
大声を上げたのが冒頭のシーン。
そのままバスに乗り込んでも、
バルセロナの街並みが目に入る筈がありません。
かめさんが怒りを抑えて
「部屋の交換も含め、ちゃんと対応してくれ」
と添乗員O氏に迫ったのが、1回目にバスから降りた時。


「私が責任を持ってカードキーを交換させます」
という言葉を引き出したのが2回目の下車時。
「ヤレヤレ」という思いと
「こんな当たり前のことがなぜやっと今?」


そんな思いが交錯しましたが、
てん末記の本番はこれからです。


FCバルセロナの本拠地であるカンプ・ノウ見学の後、
買い物を終え、CROWNE PLAZAホテルへ戻ると、
添乗員O氏とホテルのマネージャーらしき人物が
フロント前で待ち構えていました。
駆け寄ってきた添乗員O氏曰く
「カードキー交換できました!」
何やらご褒美でも欲しそうな顔でしたが
かめさんの胸の内は「それだけ?」


3人で3階の部屋まで上がり、
ドアが無事開いたのを確認した添乗員O氏は、
お愛想を言いながら去って行きました。
かめさんがずっと、ずうっ、ずーーと待っていた
謝罪の言葉はないままに。


それでもホテル側からお詫びのメッセージくらいあるかと、
期待していたかめさんは甘かった。


タオル交換は一部だけ。
帰国後話したSのおばあちゃんからは
「民宿並ね」と言われちゃう5つ星ホテルのサービス。
いやそんなこと言ったら日本中の民宿から怒られます。
2時間も部屋を使えないのに
事務的な「Sorry」と尊大な「ゴメンナサイ」で終わりなんて、
日本じゃあり得ません。


入った部屋に残っていたのは、
朝ベッドサイドに置いて出た
2ユーロのチップ。


それが7月16日の
フェイスブックとツイッターへの次の投稿。


部屋のカードキーが開かず、昨晩今朝と待つこと2時間。
呆れたことにこれで5つ星ホテルだとさ。
お陰でバルセロナの景色は何も覚えていません。
これがスペインの常識?
旅行大手●●●のスタンダード?
カードキー換えればいいの?
チップ2ユーロが残っていたので、これが代償ですか?


ブログやSNSを始めて10年くらいになりますが、
怒りをこんなストレートにぶつけたのは多分初めて。


それでも今宵はツアー最後の晩餐。
また朝みたいな仏頂面していたら、
他の皆さんに申し訳ない。
言わなかったけど、カミサンも同じ思いだったでしょう。
一緒のテーブルに座った関西からいらしたカップルの方と4人、
楽しく食事をさせて頂きました。
かめさんから見て左90度のテーブルに一人座る、
添乗員O氏へも何度か話を振りながら。


晩餐も中盤を過ぎた頃、
一人スマホをいじり始めた添乗員O氏。
何を見たのか
「やってられねえや」
と言いたげな表情で両手をイスの後ろに垂らし、
不貞腐れ始めました。


晩餐前に投稿したかめさんのSNSを見たんでしょう。
それが証拠にかめさんにガンを飛ばし始めます。
左90度から睨みつけられたかめさん、、
オメオメ引き下がるほどヤワじゃありません。
こちらのテーブル4人でオシャベリをしながら、
不意に左90度のテーブルへ視線をやると、
慌てた様子で添乗員O氏が目をそらしました。


それからは何事もなく、
ロンドン経由で無事帰国。
最低限のことを済ませ、
その日のうちにJTBへ電話しましたが、
あいにく担当のYさんはお休みです。
代わりの方に事のてん末を話し、猛抗議。
このフレーズも最近使った記憶がないなあ。


翌日JTBのYさんからカミサンにお詫びの電話があり
「添乗員Oはすぐ他のツアーに出かけたため、
帰国する24日に事情を聴いて、再度連絡します」
とのこと。
まあ仕方ないでしょう。


そして24日。
いつもカミサンが手続きをしているため、
初めて話すかめさんにYさんが言います。
「この度は不快な思いをさせてしまい、
申し訳ありませんでした」
「何が申し訳ないの?」とかめさん、心の声。
微妙な間の沈黙で感じたのでしょう。
Yさんが言葉をつなぎました。
「カードキーの不具合で、
朝の出発間際に急がせてしまったことを
添乗員Оが詫びております」


「はあ?そこ?」
「添乗員O氏から謝罪が無い事」
「ガンつけられたと感じた事」
共に帰国した当日、
代わりの人に猛抗議したのに何も伝わっていませんでした。


「なぜ?」と思いつつ、
抗議内容を繰り返すかめさんにあわてたYさん
「明日25日、添乗員Oから報告書が提出されますので、
それを見てから再度電話致します」


Yさんには言わなかったけど、
「社内の報告書より、
添乗員O氏からお客様への謝罪が先じゃないの?」


交通公社時代の名残りなのか、
お役所丸出しのJTBに
何度目か分からないため息をついた、かめさん。
昨日26日にもらった電話でも
「5つ星とかいうCROWNE PLAZAホテルはどうなの?」
と聞くと
「●●が問い合わせてますが、まだ返事がありません」
「●●が今後のツアーについて利用を再考します」
と言う風に聞こえる返事。
何度も繰り返される●●が聞き取れないため、
全体の内容がよく呑み込めなかったかめさんが
「すみません、●●って何ですか?」
と聞くと
「社内でツアーを企画する何とか企画部です」


はあ〜?フツーの会社なら、
お客さんに分からない社内用語を使わないことぐらい、
叩き込まれる以前に当たり前だぞ。
「JTBには、お客さんと言う意識が無いんだな」
と納得しました。


それでもYさんがお詫びしながら
「JTBで厳しく再教育、再指導します」
とする添乗員O氏について訊ねると
「交換したカードキーを亀谷さんに渡す時、謝罪した」
「SNSは帰国後初めて見たので、ガンは飛ばしていない」
と本人が答えているそうです。


言った言わないになることは、最初から分かっています。
それでも書いておきますね。


何度も書いたように
CROWNE PLAZAホテルのクラーク2人がそれぞれ言った
「Sorry」「ゴメンナサイ」はよく覚えています。


CROWNE PLAZAホテルへチェックインした時に、
うちともう一組のカードキーが未発行だったことに
添乗員O氏がきちんと謝罪してくれたことも、
ハッキリと記憶にあります。


逆に往きのロンドン・ヒースロー空港での乗り継ぎで、
小説のアイディアがひらめき、
ノートpcへの打ち込みで手が離せず、
待たせたことを添乗員O氏にお詫びしました。


うちのカミサンもバスで皆さんを
待たせたことがありましたが、
皆さんの前でキチンと詫びていました。
エライなと思います。


添乗員O氏からガンつけられたと感じた翌日の朝食会場、
バイキングの料理を選ぶカミサンに近づいて行く、
添乗員O氏の姿が見えました。
でも、話しかけなかったようです。
そのうちかめさんにも後ろから添乗員O氏が近づいてきました。
こちらも結局話し掛けられることは有りませんでした。
何を言いたかったのでしょう?


JTBのYさんからもらった電話は、
かめさんの方から
「この辺で、もう終わりにしましょう」
と打ち切りました。
もちろん、JTBやCROWNE PLAZAホテルは、
二度と利用しないことを申し添えて。


最後になりましたが、
ツアーでご一緒させて頂いた皆さんには
感謝しかありません。
ここに書いたこと以外は楽しい思い出ばかりです。
今回の旅行を生かした
日本スペイン歴史黄金ミステリーは
必ず世に出しますので、ぜひ読んで下さい。


再び会えることを信じて、
ひとまず、アディオス!


2019年6月末で20年9か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.22%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.01%ですm(_ _)m 

まず50年、日本の年金制度

2019年6月12日WED

埼玉県理容生活衛生同業組合の皆さんとの講演会を終え
家に帰って夕刊を広げると、
日経夕刊の1面左肩トップにビックラこきました。
『「老後2000万円必要」撤回へ
麻生金融相「報告書受け取らぬ」』


講演会で夏の参院選は自民党へ投票することを明言したかめさん。
そのココロは
「消費税10%を公約した自民党の方が、
凍結や延期で現実に目を背ける野党より信用できる」
でした。
それが講演会のために銀座で髪を切っている間に
こんなトンデモない話が飛び出しているなんて。。。


今日の朝刊各紙は安倍政権との距離で
朝日は1面トップ、すでに報じた日経は2面、
読売は5面と扱いに大きな差があります。
その読売も控えめながら、見出しは動揺を隠せません。
『「老後2000万円」火消し懸命』
『麻生報告書「拒否」』
『政府・与党「消えた年金」再来懸念も』


7月21日の参院選が終わったら、
きっと忖度の塊みたいな報告書が出て来るんでしょうね。
そんなモン、誰が信用するんですか?


昨日の講演で話したように、
1千兆円を超える日本の借金は円建てがほとんどで、
家計で言えば父ちゃんが母ちゃんに借金しているようなもの。
残高だけ見て心配する必要はありません。
ただ今回の報告書受け取り拒否のように
現実から目を背け続けるなら話は別。


昨日の日経夕刊を見てア然としながら目をやった本棚、
「日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日」
が久しぶりに目に留まりました。
2002年のベストセラーで
野放図な経済運営を続ける日本への警鐘を鳴らしています。


国であれ、会社であれ、個人であれ、
収入と支出のアンバランスを続ければ、
破綻が待っているのは歴史の必然。


アルゼンチンの宗主国で、
大航海時代に中南米から莫大な金銀財宝が流れ込んだスペインですら
コロンブスの新大陸発見から100年で破産しています。
アベちゃん、100年安心なんて言ってたけど大丈夫?


かめさんは100年後の日本なんて、チョット想像できません。
せめて孫がまだ元気であろう50年後に
安心して暮らせる国であることを願って、
参院選の投票先をもう一度考えるつもりです。


2019年5月末で20年8か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.19%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年9.98%ですm(_ _)m 

上皇さまのチー、ポン

2019年5月6日MON

平成も終わりに近づいたある日、
NHKで見た若き上皇さまの麻雀に興じられるお姿は、
ちょっとしたカルチャーショックでした。


1953年、28歳の皇太子だった上皇さまは
米国経由でエリザベス女王の戴冠式に出席するため、
プレジデント・ウイルソン号に乗り込みます。
太平洋を行く船上で陛下は、
20代らしき女性2人も含め
雀卓を囲んでいらっしゃいました。


下々の者として皇室のゲームと言えば、
伝統があり高貴な香りがする
百人一首や囲碁、コントラクトブリッジ辺りを
想像しますよね?
それが麻雀学部卒業のかめさんですら、
就活の履歴書に決して書かなかった麻雀とは。
頭の固い人なら目くじら立てかねません。


それが証拠にネットで陛下の麻雀は
「公然の秘密」という記述も。
やっぱり麻雀は後ろめたいゲームなんでしょうか。


そんな巷の風評を知ってか、知らずか、
28歳の上皇さまは画像の中で生き生きしています。
まず、なぜかサウスポー。
あれっ?テニスは右利きだったけど。


まっ細かいことはさておき、
卓を囲む姿勢がいい。
背筋をピンと伸ばし、
視線は相手3人の挙動や捨て牌へ。
公務で見せる穏やかな笑顔と違い、
麻雀放浪記の坊や哲さながらです。


麻雀以外の場面ですが、
紙巻きタバコも吸われていた若き上皇さま。
山ほどあるでろうコッソリやりたいことを、
ゆっくりやらせて上げたい、かめさんでした。


2019年4月末で20年7か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.21%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.00%ですm(_ _)m 

経済誌の記者、卒業です

2019年4月17日WED

足掛け10年やった経済誌の記者を今日で卒業しました。


取材や執筆を通して
現場の人たちから励まされ、
教えて頂いた経験は宝物。
この場を借りてお礼申し上げます。


中でも今は退社されたKaさんとの出会いは
かめさんの残る半生を決めました。


小説なんて夢にも思わなかったかめさんが、
最初のビジネス本を書いていた時、
まだ2割くらいの段階でKaさん曰く
「小説向きの文章だ」


半信半疑でしたが、
芥川賞作家を3人育てた
元文芸誌の編集長Neさんからも
「俺と一緒に小説やろう」
「あと亀谷さんに必要なのは運だけ」
と言われ、
Kaさんの言葉を思い出しました。


ゴールデン街でも
ビジネス書だけではなく
幅広いジャンルの本に話が及ぶKaさん。


「認めてくれる出版社がある筈」
大手出版社Kiさんからの後押しを
自分のことのように喜んでくれたKaさん。


かめさんを世に知らしめようと
職を賭けて下さったKaさん。


もちろん進む道を決めたのは、
かめさん自身。
小説3作目となる日本スペイン歴史ミステリーは、
ラフデッサンが決まり、
来年3月の脱稿を目指します。


「自分が書いた小説はメチャクチャ面白い」
この感性を信じ、
何年、何十年かかっても
真の出版人はKaさんと証明して見せましょう。


2019年3月末で20年6か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.22%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.01%ですm(_ _)m 

大塚久美子社長への最後通牒

2019年3月7日THU

「いなくなった時に同じ人を探すのは不可能」
4年前、委任状争奪戦を争い
カリスマ経営者だった父・勝久氏をそう評した
大塚家具の大塚久美子社長。
経営学的にも会計的にも100%正論です。
それ故でしょう。
一族所有の株式を除いた議決権のうち、
8割から支持され、
久美子社長の続投が決まりました。


コロンブスやマゼランの時代、
一航海で分捕った財宝を
山分け計算するためのツールだった会計。
その後、人々は産業革命が起きると
儲けを再投資して事業をさらに大きくしようとしますが、
儲けをすべて山分けしていては事業は続けられません。
そこで配当に制限を設けるなど工夫された仕組みが
継続企業の前提(ゴーイング・コンサーン)です。


「人には寿命があるけど、
継続企業の前提で会社は永遠なんだから、
後進に道を譲って」
と言いたかった久美子社長。
皮肉にもあれから4年、
大塚塚家具は3期連続で最終赤字に沈み、
一昨日の記者会見では、
社外へ去った父に協力を呼び掛けました。


ただこの協力要請もテレビ画像を見る限り、
同席した中国のスポンサーから
言わされたようにしか見えません。
経営危機も環境に責任転嫁するばかりで、
自らの責任にはほとんど触れずじまい。
「値段は変わらず、サービスだけニトリ並みに」
「親子喧嘩の会社から家具は買いたくない」
こんな消費者の声は届いているんでしょうか。


赤字垂れ流し企業救済のために
継続企業の前提がある訳ではありません。
期間損益計算で結果が伴わなければ、
社長交替や倒産もあるのが資本主義。
増資で延命はできても、
今のままでは次の記者会見に
久美子社長の姿はないと思う、
かめさんでした。


2019年2月末で20年5か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.34%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.13%ですm(_ _)m 

ゴーンの通貨スワップ、かめさんが弁護人なら

2019年2月3日SUN

カラスの鳴かない日はあっても、
ゴーン容疑者のニュースが流れない日は無い今日この頃、
我ら下々にとって一番の疑問は
「あんな高給必要なの?」
かも知れません。


かめさんは
「日本企業にあんな高給取りのトップは不要」
と思っています。


日本人は組織の底辺でも良く働きますもん。
お陰で日本の企業トップは社内の世渡りさえ上手ければ、
バカでも務まります。
そんなトップに高給を払う必要はないでしょう。


偶然ですが、今朝のテレビで、
ハーバード卒の芸人パックンが言ってました。
「”ちゃんと”にピッタリな英訳はありません」
パックンも日本人が
"ちゃんと"と働く国民なことを知っているんですね。


反対に複雑そうで、よく分からない疑問は
「日産に実害を与えていない」
というゴーン容疑者の主張。


「海外不動産が日産の業務に必要だったか?」
「中東の代理人が日産の業務に貢献していたのか?」
といった争点は主観も入るため、
一筋縄でいかなそう。


ニュースで見聞きする限り、
ゴーン容疑者が日産を私物化していたように見えますから、
かめさんとしてはキチンと有罪にしてほしいところです。
ただ、
最初の逮捕時に報道された、
通貨スワップというデリバティブ取引で
損失を日産に負担させたと言われる、
「花替え」という行為も、
かめさんがゴーン容疑者の弁護人なら、
「特別背任にあらず」と反論できるでしょう。


通貨スワップは、例えば、
ゴーン容疑者が新生銀行に100円払った見返りに、
1ドルを受け取るスワップ(交換取引)を、
定期的に長期間行います。


これが1ドル=80円の円高になれば、
ゴーン容疑者は100円払ったのに、
80円の価値しかないドルを受け取るので20円の損。
こうして膨らんだ損失16億円を
新生銀行から請求されたゴーン容疑者が
悪さをしたとの報道です。


でもこの損失16億円を
ゴーン容疑者が本当に払う必要があるのでしょうか?


逮捕当時ゴーン容疑者は
「日本円で受け取っていた日産の報酬をドルに換えるため」
と言っていたそうです。
これを信じるなら、
1ドルが80円になってもドルを円に換えることなく、
ドルのまま受け取ることが出来れば、
ゴーン容疑者は満足のはず。


さらに
「新生銀行は私が将来受け取るドルを
現在の為替相場で計算した評価損16億円を請求してきたが、
円に換える予定はないのだから、
机上の計算である評価損を本当は払う必要がなかった」
「ましてや日産に損害を与える積りはなく、
一時的に立て替えてもらっただけ。
特別背任なんてトンデモない」
と主張するでしょう。


最近は通貨スワップのニュースを聞かなくなりました。
かめさんが想像した通りの筋書きで、検察が矛を収めたのか。
いやむしろ、
報道されていない事実がもっと沢山ありそう。


かめさんの目が黒いうちに、
真相を明らかにして欲しいもんです。


2019年1月末で20年4か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.32%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.12%ですm(_ _)m 

最近聞かないAIニュース

2019年1月6日SUN

今日の朝刊各紙に載っていた、
小学4年生の女の子、仲邑菫(なかむら すみれ)さんが
4月から見事プロ囲碁棋士になるニュース。
お父さんもプロ棋士で九段、お母さんもアマ高段者で、
日本より囲碁が盛んな韓国で囲碁漬けの生活を送ってきた、
というからただ者じゃあありません。


井山裕太5冠が目標だそうですが
「最近はAIが強いみたいだから、
打倒AIが目標で良いんじゃない?」
と勝手なことを考えたかめさん
「そういえば最近、AIと囲碁のニュース聞かないなあ」
とググってみました。
すると。。。


「韓国の囲碁世界チャンピオンがAIに
1勝4敗で負け越したのが3年前」
このニュースの1年後、つまり今から2年前には
「プロ棋士はもはやAIに勝てない」
の記事。
囲碁の世界ではAIが人間に勝つのは当たり前になって、
もう大きなニュースにならないんですね。
結構ショックでした。


当然のことながら、
かめさんにとってもっと気になるのが、
AIと小説のニュース。
「AIの書いた小説が星新一賞の1次審査を通過」
これが2年前。
どうやらその後大きなニュースはないようです。


それでも、
囲碁とAIより数段詳しくあちこち覗いてみると
「星新一賞に応募したショートショートも
人間の作ったゲームがプレイされる様子を
AIが文章化した」
「AIが創作したと言えるのはせいぜい2割」
と応募した大学の先生本人が言ってますので、
AIに人間が追い抜かれる日はまだ遠そう。
ホッ。


その理由は囲碁と違い、
人間の言葉や行動、表情などが
微妙なニュアンスも含め無限大なことのようです。
中でもポイントは「面白い」をAIに理解させること。
うーん、面白い。
どうやら現状はAIが書いた小説より、
AIに小説を書かせようとしている人たちの方が面白そう。


書きたい小説のネタがまた1つ増えました。


2018年12月末で20年3か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.33%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.12%ですm(_ _)m 

恋愛禁止、アイドル、そして小説

2018年12月2日SUN

今朝の朝日新聞1面真ん中あたりに
「恋愛禁止」の小見出し。
「アイドルが何かやらかした?」
「それにしても朝日新聞1面とはすごい」
しかし大見出しは
「中絶か帰国か 迫られた実習生」
来日した外国人の技能実習生が妊娠し、
強制帰国や中絶を迫られるトラブルが相次ぎ、
恋愛禁止の同意書に
署名させられる例まであるそうです。


記事は続いて、
雇用機会均等法に定める
「妊娠や出産を理由とした解雇の禁止」
を紹介し、最後は
「モノとしか見ていない」
と述べる専門家の意見で終わりました。


夢を追う彼女たちの姿は、
築地アイドル土地ミステリーで描いた、
築地バンビーナと重なります。
さて、かめさんが小説二作目で育てた
築地バンビーナは現在どうなっているんでしょう?


数日前、小説一作目を高く評価してくださった
大手出版社の方から
「出版を検討するので、もう少し待って下さい」
とのメールが届きました。
ただし、
出版までに超えなければならない壁は
まだいくつもある筈。


「音沙汰がなかったら、笑って許してね」
SNSではそう逃げましたが、
直接つながっている人以外からも、
相当多くの方から読まれているようで、
結果はともかく、
笑って誤魔化せる状況ではないようです。


かめさんも腹をくくって
どちらに転んでも
SNSやブログで必ず報告しますので、
今しばらくお待ちください。


2018年11月末で20年2か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.36%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.16%ですm(_ _)m 

大阪万博、成功のカギ

2018年11月24日SAT

先月遊びに行った大阪、
万博のポスターがやたらと目立ちました。
東京の住人にとって、
ちょっぴり縁遠かった大阪万博ですが
無事開催が決まって目出度い限りです。


ただ開催決定を伝えるニュースで気になったのが、
想定している来場者が2800万人という数字。
1970年の大阪万博が6400万人でっせ、
えらい少ないんとちゃいまっか?


先月初めて歩いた大阪・心斎橋筋の
ほとんどが訪日外国人観光客と思われる
乗車率100%の混雑に圧倒されたかめさん。
大阪万博の想定来場者数2800万人は
多分愛知万博の2200万人に色を付けたんでしょうけど、
記者稼業的に書けば「保守的」な数字に見えちゃいます。


主催者としては
「大成功」のハードルを低くしたいのかしらん?
邪推しながら思い出したのが、2010年の上海万博。


7300万人を集め、
歴代最高だった1970年の大阪を破りますが、
かめさん、半日であきちゃいました。


「おっかしいなあ、大阪万博は楽しかったのに」


良く考えれば、
ぽっと秋田から出てきた中学2年生を
太陽の塔でビックリさせ
未来をこれでもかと見せつけ、楽しませるのは
赤子の手をひねるような話でしょう。


一方インターネットで
世界中の情報がリアルタイムで手に入る現代。
かめさんのようなひねた大人を楽しませるには、
2025年の大阪も、
55年前と違った趣向を凝らす必要があり、
2800万人という数字も意外と大変なのかもしれません。


万博は半日であきちゃった上海の名誉のために言うと
残り3日半で見て回った上海の街は
エキサイティングであきる暇なんか無し。
そう、上海はまるで大阪なんです。


2025年大阪万博、成功のカギは
万博会場以上に大阪の街にあり?
いや日本全体の魅力に掛かっているのかも。


東京五輪が終わってからの5年間、
また楽しみが増えたぞと
一人ほくそ笑む、かめさんでした。


2018年10月末で20年1か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.33%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.13%ですm(_ _)m 

S頭取、かめさん流20年の原点

2018年10月1日MON

毎月ブログ末尾に記している
かめさん流の運用成績も、とうとう20年。
「株はやるな」と言っていた親父が死んで始めた資産運用、
今こんなことをやっているとは夢にも思いませんでした。


当時は銀行で有価証券運用の責任者でしたから、
自分名義で株を売買するのはご法度です。
でも死んだ親父が残した銀行株、NTT株、金地金は仕方ない、
と勝手に解釈しました、ははは。
それ以降どうしたかは、
あちこちで書いたり、話したりしているので割愛しますが、
たくさんの人から影響を受けてきたのは確かです。


中でも忘れられないのが、S頭取。
かめさんの銀行退職後に亡くなってしまいましたが、
頭取室の次に長く過ごしていたのが、
かめさんのすぐ後ろの席。
1日平均30分から1時間は居ました。


銀行の総資産2兆円のうち、
6千億円を有価証券で運用していましたから、
かめさんが悪いことしないか監視の意味もあったでしょう。
決裁書は後回しで売買するにしても、
S頭取がいつも側にいると便利でした。
かめさんの運用にNOと言われたことはありませんでしたし。


ただS頭取、株でも債券でも、
とにかくかめさんに勝負させたがります。
そう、かめさん流スローな投資術と真逆。
もしかしたらかめさん、
S頭取を反面教師にしたのかもしれません。


とはいえ、かめさんの後ろに座ったS頭取と
運用方針を話し合うのは、1日せいぜい5分か10分。
残りの20分以上はよもやま話でした。
資産運用では反面教師、
これがかめさん退職の遠因でしたが、
S頭取とのよもやま話は、
得難い財産になっています。


退職はまったく後悔していませんが、
いつかまた、
情報端末に流れるニュースを見ながら、
S頭取とのよもやま話に花を咲かせたい、
かめさんでした。


2018年9月末で20年ちょうどになるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.33%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.14%ですm(_ _)m 

資産運用の勝率2割って低すぎません?

2018年9月2日SUN

きのうの朝日新聞土曜版に載っていたアンケート記事
「資産運用をしていますか?」によれば
「はい」が46%で半数近くの人が株や投資信託など
元本保証のない金融商品を持っていました。


「理由」「金額」などのアンケートが続きますが、
最後の全員を対象とした設問
「景気が良いという実感がある?」にyesと答えたのは
「まあまあある」8%
「強くある」1%の合計1割くらい。


株高以外は景気回復を実感できないと言われるアベノミクスゆえ
最後の設問は「株で儲かってますか?」とほぼ同じ意味ですから
株で儲けている人は全体の1割、
資産運用をやっている人の2割程度と想像できます。
勝率2割って、低すぎません?


考えられる理由その1は
「手数料は確実な勝ち」といえる金融機関の存在。
胴元(失礼!)のテラ銭が減らない限り、
投資家の勝率は中々上がらないでしょう。


理由その2は儲けが一部の勝ち組に偏っている可能性。
生意気にもかめさんが今のところ勝ち組でいられるのは、
リスクプレミアムを信じてきたお陰。


お金を集める側にとって、
期日に決まった額を返済しなければならない銀行借入に比べ、
あるとき払いの催促なしである株はとても便利。
それ故お金を出す側にとって、
高いリターンを生むリスクプレミアムは
株式会社400年の歴史が証明しています。


とはいえ元本割れリスクが怖いのは世の常、人の常。
勝率2割は簡単に上がらないかもしれません。


2018年8月末で19年11か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.32%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.13%ですm(_ _)m 

腐った資本主義

2018年8月5日SUN

かめさんは新入行員の頃、何度か日銀に怒られました。
大封といって1万円×100枚の札束を
さらに10コ束ねて1000万円単位で日銀へ入金するんですが、
束ね方が甘い!と怒られたのが何度か。
かめさんの手ボケが原因なんで、これはこっちが悪い。
ただ、
その大封に押す直径5センチくらいの出納印が曲がっている
という理由で突き返されたのにはさすが驚きました。
印影は鮮明なんですが、確かに出納印が少し傾いています。
でも15度は全然曲がっていないし。。。


それ以来日銀は絶対に間違いを犯さないんだと
信じて生きて来ました。
15度も曲がっていないハンコを突き返せる人たちは、
きっと完全無欠なんだろうと。


そんな40年近く前を思い出させたのは
日銀が家計の投信残高を30兆円以上も多く計上していた事件。
100兆円からいきなり70兆円に統計が減って
記者から
「アベノミクスへの忖度?」
と追及された日銀曰く
「ミスではない、定期的な改定作業の一環」


さすが、日銀!
完全無欠でミスなんかあり得ませんなあ
と皆が納得すると思っているんでしょうか?
第一、定期的な改定作業の
具体的な作業内容や改定理由の説明が記事に見当たりません。


すり替え、責任転嫁、記憶喪失。。。
指折り数えたくありませんが、
近い順に文科省、財務省、防衛省、、、
まだ何かあったような気もしますが、
気が滅入るので止めておきます。


永田町で確実視されているらしい安倍3選、
もし民意が反映されているなら
民主党政権で幻滅させられた社会主義への反感が、
安部3選の一番の理由でしょう。
かめさんもそれは同じですし、
社会主義は信用していません。


ただ一週間前のテレ東で特集していたベトナム戦争。
もう半世紀も昔になる歴史上の出来事ですが、
資本主義の超大国アメリカが
社会主義の小国北ベトナムに敗れた原因は
ひとえに南ベトナム政府の腐敗でした。
共産化阻止に使われる名目だった米国の資金援助は
政治家の私腹を肥やしていたのです。


腐った資本主義は社会主義に負けます。


2018年7月末で19年10か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.31%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.13%ですm(_ _)m 

代表監督は和魂洋才

2018年7月4日WED

W杯決勝トーナメントで2点差からの逆転劇は
1970年準々決勝イングランド対西ドイツ戦以来、
48年ぶりだそうです。
延長の末3対2で前回王者イングランドを沈めた西ドイツの
1点目は皇帝ベッケンバウアーがペナルティエリア右外から長距離弾、
2点目はゲルマン魂の権化ウベ・ゼーラーがバックヘッド
3点目は爆撃機ゲルト・ミューラーが右足を高々と上げたボレー
いずれも昨日のことのように思い出します。


昨日のベルギー戦で
日本が挙げた2得点も美しい軌跡を描き、
後世まで語り継がれるでしょうし、
迫力という点ならベルギーの3点目こそ
日本人が忘れちゃいけない1点かもしれません。
キーパーのクルトワがデブルイネに手で転がしたパスから始まり、
右サイドのムニエからルカクのスルーを経て
左からシャドリが決めるまで10秒足らず。
西野監督は試合後
「ああいうスーパーカウンターを受けるとは予想していなかった」
と語るしかありませんでした。


ところがミランやユベントス、レアルを優勝に導き
イングランド代表監督も務めたイタリア人のカペッロ氏曰く
「(私が日本代表監督なら)
本田の首根っこに掴みかかって怒っていた」
延長突入寸前のタイミングで
キーパーにキャッチされるコーナーキックなんてトンデモナイ!
とカウンター直前にコーナーキックを蹴った本田に噛みついているのです。


距離がある無回転のフリーキックを
惜しくもキーパーの好セーブでコーナーに逃げられた直後だっただけに
「本田はアドレナリン出まくりだったから仕方ない」
と考える日本人は甘いんでしょうね。


そんなことを考えていたら今朝のスポニチ1面は
「西野退陣、クリンスマンが後任に決定的」と
元ドイツ代表監督の名前をスクープしているじゃありませんか。


西野監督続投は決定的と思っていたし、
日本人の大多数も同じだったでしょう。
でもベルギーのスーパーカウンターを予想できなかった
西野監督じゃあダメなのかなあ。。。


明治維新後、高給で雇った外国人技術者が
日本の急速な近代化に大きく貢献しました。
Jリーグやドーハの悲劇を経て一気に強くなった日本サッカーも
外国人指導者の存在は欠かせませんでした。
それでも皆さん名前を忘れていそうなハリル前監督を思い出すと、
意思疎通はやはり重要な要素、
特に日本人のメンタリティーを汲み取れる監督は
必要不可欠じゃないでしょうか。


古い話で恐縮ですが、
前回の東京五輪ベスト8やメキシコ五輪銅メダルを助けてくれた
ドイツ人クラーマーさんのような
日本人監督の下で、技術的、戦術的助言をする
外国人コーチの登用なんていかがでしょうか。
はい、和魂洋才です。


そんなことを考えながら
2年後の東京五輪や4年後のカタールW杯が楽しみで仕方ない、
かめさんでした。


2018年6月末で19年9か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.32%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.14%ですm(_ _)m 

w杯メンバー、年功序列は期待薄?

2018年6月1日FRI

今朝のスポニチ1面に踊った、
「年功序列」の四字熟語。
いつも記事の見出しに
「ヒネリが足りない」と嘆いている身には、
羨ましくなるキレ味です。
もちろん、
昨日発表されたロシアW杯メンバーに
本田、香川、岡崎のベテランが選出され、
若い井手口、三竿、浅野が外れた
西野JAPANへのきつーい皮肉でした。


最終選考のガーナ戦で
ただ一人ピッチに立った若手の井手口はミスを連発、
スポニチの採点も
2失点に直接の責任があった
キーパー川島に次ぎ低い5.0点。
サブ見出しの
「サプライズなし」という言葉通り、
妥当な選出でしょう。


追い討ちをかけるように
「中心選手は惨敗14年と同じ」で、
期待はしぼんじゃいそうです。


でも待って下さい。
期待薄をわびる
「ごめんね、岡ちゃん」
が流行語になったのはたった8年前、
ベスト16進出を果たした南アW杯でした。


岡田監督に次ぎ
W杯で指揮を取る二人目の日本人、西野監督だって、
マイアミの奇跡と呼ばれるアトランタ五輪ブラジル戦で、
主力の中田ヒデ、城、前園らに酷評されながら
貫いた守備的戦術で
世紀の番狂わせを演じました。


期待が低くかろうが、酷評されようが、
サプライズなしのメンバーが
サプライズを演じてくれると信じる、
かめさんでした。


2018年5月末で19年8か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.35%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.17%ですm(_ _)m 

古本市の出会い

2018/5/4 FRI

おとといの日経夕刊に京大の佐藤卓己さんが
「古本市で偶然本と出会う楽しみ」を
エッセイで書いていました。
「うーん、なんかカッコいい」
でも今のかめさんには、到底真似できません。


まず、古本市に行ったことがない。
それどころか、
古本屋も大学卒業以来、縁がありません。
新品同様の教科書を売りに来るかめさんは、
古本屋にとって上客だったんですけどね。


結局社会人になってからの読書は
目的最優先だったかめさん。
今なら築地アイドル不動産ミステリーに
役立ちそうな本を読み漁っています。
この間もアイドル写真テンコ盛りの本を
ローカル線のボックス席で赤ペン片手に読んでいたら、
地元女子高生の不審げな視線を感じちゃいました。
当然ですね。


ところがマカ不思議。
40年前の学生時代に偶然読んだSF小説が
「築地アイドル不動産ミステリーで使える!」
と数日前にひらめき、
早速文庫本をアマゾンで注文したかめさん。


「今古本市に行ったら、そんな出会いがあるかな」
40年後はこの世にいませんが、
古本市にも足を運んでみようかと思う、
かめさんでした。


2018年4月末で19年7か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.35%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.17%ですm(_ _)m 

平民宰相・原敬のドラゴンレール

2018/4/5 THU

ドラゴンレールという愛称で呼ばれるのは
岩手県一関から宮城県気仙沼経由で再び岩手県へ入り
陸前高田、さらに大船渡までを結ぶJR大船渡線。


この説明を聞いただけで面倒くさそうですが、
実際地図で見ても
「直線で結べば近いのに、
なんでこんなにねじ曲がっているの?」
と誰もが思うその経路は
ドラゴンがうねるようです。


なぜこんな路線ができたのか?
実は教科書にも載っている
平民宰相・原敬の政治路線でした。


積極財政を組んだ原と与党・政友会は
我田引鉄と呼ばれるほど全国に利益誘導路線を作り、
大船渡線はその典型。


原敬の名誉のために付け加えると、
本人は夕食でのワイン1杯を楽しみにする清廉な生活、
大船渡線は政友会と憲政会の地元選出議員同士が
利益誘導を争った結果だそうです。


ただ本人に私欲はなくとも、
砂糖へ集る蟻のように
権力に様々な欲望が吸い寄せられるのは、
世の常、人の常。


藩閥打破を唱え、
初の平民宰相として登場した原敬ですが、
政友会の腐敗と共に人気が急落、
政党政治への失望を残し、
東京駅で暗殺されていまいます。


この轍を踏まぬよう、
安倍総理には潔く身を引いて欲しい、
かめさんでした。


2018年3月末で19年6か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.29%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.11%ですm(_ _)m 

金沢・近江町市場vs築地場外市場

2018/3/9 FRI

金沢の2文字が要らない?近江町市場。
先月25日の日経日曜版NIKKEIプラス1に載っていた
「食べて飲める生鮮市場10選」でも
堂々の全国1位。


たまたま先週末、娘や孫たちと訪れたかめさんも、
その実力に脱帽。
おすすめツートップは
のどぐろの握りと車麩のおでん、
名物に旨い物なしの常識が覆されちゃいました。


一方、
築地アイドル不動産ミステリーのため通っている
築地場外市場のランキングも気になりましたが、
全国4位と知名度を考えれば少々物足りない数字。
ランキングをつけた観光や食の専門家の遠回しなコメント
「一見地味な定食屋に入ってみることをおすすめする」
に納得したかめさん。


築地場外市場にも
先日取材で利用させてもらった長生庵(そば)をはじめ
きつね屋(モツ煮丼)、幸軒(中華)、
にっしん太助(鰻)、ナトゥラーレ(イタリアン)と
かめさんがお気に入りの店はたくさんあります。
でも生鮮は一つもなし。


観光客には敷居が高い場内市場が控えているため、
場外市場だけで築地を評価するのはちょっと可哀そうですが、
30年前だったらランキングに入っていたであろう
札幌二条市場もランク外。
観光客ばかりで地元客の少なさが原因みたいですが、
場内市場が豊洲に移った後の築地場外は大丈夫?


そんな思いも込めた築地アイドル不動産ミステリー、
来月には書き始めますので、
もうしばしお待ちください。


2018年2月末で19年5か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.28%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.10%ですm(_ _)m 

仮想通貨、イワシの頭も信心から?

2018/2/27 TUE

妹様や美女軍団なんか無視、
日本選手の頑張りで盛り上がった平昌五輪が閉幕してはや2日。
ちょっと気が抜けたかめさんですが、
昨日来た税理士さんの話では
五輪期間中でも仮想通貨のトレーダーさんたちは、
うっかり売買画面を開けたままに放置しておくと
北朝鮮のハッカーに仮想通貨を盗まれるんで、
テレビ観戦に身が入らなかったとか。


そんなこんなで、
良し悪しは別にして市民権を得てきた仮想通貨。


テレビで大手量販店の経営者が
「うちのサイトでも仮想通貨が使えるようになったんですよ」
と誇らしげに言っていたのは去年の話。
「受け取った仮想通貨の相場がこんなに乱高下して大丈夫?」
と最近まで思っていたかめさん。
でもお店は円で受け取るから心配ないんだってね、
ヘヘ勉強不足。


ただ、ちょっと待て。
円だって海外から見れば刻一刻と為替相場が変動するから、
安心とはいえないんじゃ?
いや、インフレになっても円の価値は下がる。
かめさんが生まれる前、終戦直後にはいきなり
「明日から今のお札は使えません」
という新円切り替えで、お札が紙切れになったぞ。


こんなことを言うと
「昭和の初めまであった金本位制なら、
お札を日銀に持っていけば金に替えてくれたのに」
つう話が出てきます。
でも、これもちょっと待った。


金に替えてくれれば安心なの?
そもそも、金ってそんなに価値があるものなの?


人類4千年の歴史で、
権力者は富の象徴として金を持ってきました。
工業用途としても使い道がたくさんありますし、
宝飾用としても高い需要があります。
でも、それだけじゃ
この20年で金価格が4倍になったことを
とても説明がつきません。


結局みなさんが考えているより数段価値が不安定な紙幣や金が、
通貨として使われているのは、ひとえに「信用」のおかげ、
イワシの頭も信心からなのです。


ギャンブルする気はないし、
今の状態じゃ信用を得ることは無理だけど、
システムが安定し、投機も減れば、
仮想通貨がイワシの頭になることもありうると思う、
かめさんでした。


2018年1月末で19年4か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.32%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.14%ですm(_ _)m 

働き方改革へ半ドンは如何?

2018/1/4 THU

今日は新年初のゴミ収集日。
年末年始はゴミ収集もお休みだっただけに、
いつもの倍以上あると思われるゴミと格闘する
マンションや収集車で担当される皆さんには
ただ、ただ頭が下がります。


寝正月だったかめさん家で
娘家族も入れて三重のおせち2セットが
食べ残しなしで生ごみゼロだったのは、
チョッピリ自慢してもいいと思いますが、
どうにもならないのが元旦に配達される
大量の新聞と折込チラシ。


4紙も購読していると、
ゆうに厚さ10センチを超え、
それでも内容があれば救われるのですが、
記者の皆さんが休みのせいでしょう、
厚さに反比例して中身はスカスカ。


新聞社には貴重な収入源かもしれませんが、
謹賀新年と名刺を並べたような広告誰が読むんですかね?
代理店の云われるがままに出稿している企業も、
見直しの時期なはず。


週刊誌も年末年始は合併号で休んでいるし、
新聞社と広告代理店以外だれもが感じているムダが
堂々まかり通っているのは
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
横並び意識のせいでしょう。


もっともこの横並び意識、
使い方次第で日本の強みになることは
ご承知の通りです。


最近では去年始まったプレミアムフライデーなんかは、
お役所が横並び意識に働きかけようとしましたよね。
でも残念ながらテレビ以外、
少なくともかめさんの周辺では完全な死語。
「どうせ無理」という横並び意識の方が勝ったようです。


ただプレミアムフライデーの発想自体は悪くありません。
いっそ、毎月最終金曜日は半ドンというのは如何ですか?
若い人には死語かもしれませんが、
半ドンとは半日休みのことで、
かめさんが若かった1980年代、
土曜の銀行は昼12時でシャッターが閉まり、
14時で行員は上がりでした。
そこから徐々に完全週休二日制へ移行した訳です。


欲を言えば週休三日制ですが、まだ道のりは遠そうだし、
プレミアムフライデーじゃ効果は期待薄、
銀行や役所の窓口なんかに
法律で半ドンを強制復活させちゃいましょう。


ちなみに半ドンがあった時代のかめさん、
土曜に何をやっていたかというと、
朝からメンツを集め、
14時から雀荘の売上に貢献していました。
これでも寝正月よりは消費を刺激したはずです。

 
2017年12月末で19年3か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.23%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.05%ですm(_ _)m 

白鳳関と貴乃花親方に贈る言葉


2017/12/1 FRI

「炎のランナー」を見ました。
アカデミー賞4部門を獲得した1981年のイギリス映画で、
テーマ曲「タイトルズ」は誰でも聞き覚えのある名曲です。

主人公のハロルドは、
ケンブリッジ大学に通うユダヤ系英国人。
1924年のパリ五輪を目指す短距離ランナーとして、
走ることで真の英国人になろうとしました。


ところが、
結果を求めてプロ・コーチを雇えば
大学幹部から
「あいつはユダヤ人だから」
と陰口を叩かれるなど、差別に苦しみます。


この映画が日テレで放送されたのが10月末。
1か月遅れで録画を見たちょうど昨日、
偶然ですが白鳳関の発言が伝わりました。
「貴乃花巡業部長の下で冬巡業に参加できない」


モンゴル力士会を敵視?と言われる貴乃花親方が
映画の大学幹部に重なった、かめさん。
それでも「巡業NG発言」は
上下関係が大相撲と真逆に緩いサッカーですら、
一発レッドカードです。


映画ではライバルで友人でもある宣教師エリックが
安息日である日曜日には、
パリ五輪100メートル予選へ出ないと信念を貫き、
英国オリンピック委員会と衝突します。


ところが
「別の種目でもうメダルを獲ったから、
400メートルの出場権を譲る」ランナーが現れ、
エリックは400メートル、
主人公のハロルドは100メートルで共に金メダル、
ハッピーエンドで終わります。


この結果が実話なだけに、
日本の大相撲でも
「誰か、どこかで譲ってハッピーエンド」
を願っちゃう、かめさん。


映画の冒頭、
差別に悩むハロルドに英国人の友人が言いました。


「僕たち異邦人かもだけど、異星人じゃないよ」


この惑星で白鳳関と貴乃花親方の対立を望む人はいません。


2017年11月末で19年2か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.28%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.09%ですm(_ _)m 

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
03-6359-4979
090-3540-4179

かめさんのつれづれなるまMONEYのホームページです。

株式会社かめや投資経済研究所では、いずれの金融機関からも独立した独自の視点でのんびり、ゆっくり行く長期分散投資のノウハウを、金融工学やデリバティブの視点も交えて、分かりやすくお伝えしています。

日記・コラムは、マネー情報を中心とした「MONEY DIARY」とプライベートを中心とした「つれづれ日記」の二本立て。株、債券、為替、不動産、金、オルタナティブ、投資信託など資産運用の参考にするも良し、食う、蹴る、読む情報などから、かめさんになじむも良し。ご質問、ご意見、ご感想いつでも大歓迎です。

どうぞ気軽にお立ち寄りください=^_^=

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ

03-6359-4979
090-3540-4179

株式会社かめや
投資経済研究所

住所

東京都江東区