花曇り

2024年4月1日MON

 

東京に二次避難していた下の娘と孫二人が

先月下旬、無事能登町に帰りました。

 

とても楽しい、夢のような2カ月余りでしたが、

ただ一つの心残りは、

予約していた屋形船での花見が

桜の開花遅れで中止になった事。

かめさんの自宅マンションから見下ろす運河を

いつもの年なら行き交う屋形船はまだ姿を見せず、

花曇りの下、

水面に映える桜並木も寂しそうです。

 

娘たちが能登に帰る前の晩、

かめさんは娘に言いました。

「今度はみんなで能登へ遊びに行くぞ!」

「うん、楽しみに待っているけど、

イカキングの近くで友達がやっていた民宿は

再開のめどが立たないんだって」

能登半島地震が起きた元日、

娘たちが肩を寄せ合い、

人生で一番不安な夜を一緒に過ごした

友達家族の経営する民宿です。

 

昨日のTVタックルでも

一昨年、九十九湾で泊まった百楽荘の釣り桟橋が

跡形もなく崩落したまま捨て置かれ、

北陸割をやっている宿が

石川県全体では300軒以上あるのに、

能登町、輪島市、珠洲市は0軒と伝えていました。

 

壊滅したままの観光を支える筈だった水道は、

娘のダンナさんの能登町にある実家でも

やっと先月下旬に復旧したばかり。

能登半島のさらに先端となる

珠洲市はまだ殆どが不通で

5月末までには何とかしたいという

悲惨な状況が続きます。

 

そんな能登に思いを馳せるたび、

花曇りの晴れない、

かめさんでした。

 

2024年3月末で25年6か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.63%(手数料税金差引前)、

消費税込み手数料差引後では年10.40%ですm(_ _)m

 

クロネコヤマトの現場力

2024年3月3日SUN

 

先月末、日本列島を駆け巡った

大谷結婚!のニュース。

翌3月1日のTBS THE TIMEによる

ニュース関心度86%は

安住アナも見たことがない数字だとか。

 

一方同じく先月のめでたいニュースと言えば

日経平均34年ぶりの最高値更新ですよね。

ただ、その間NYのダウ平均は

10倍以上に跳ね上がっていますから、

日本野球の株価を爆上げした大谷とは違い、

とても手放しでは喜べません。

 

この失われた34年の責任を

金融や不動産だけに負わせがちですが、

もっと大事なのは実体経済。

特に今回の株価上昇をけん引している

半導体に注目してみましょう。

 

電気で動く物すべてに使われている!

と言っても過言ではない半導体。

バブル期の1980年代後半、

日の丸半導体の世界シェアは50%でした。

それが現在10%まで凋落し、

「2030年は0%になる」

と危機感を抱いた日本政府は、

莫大な補助金を積んだ上、

三顧の礼で台湾のTSMCを迎えます。

 

いまや国家の盛衰を決める半導体ですが、

破綻したエルピーダをはじめ

日の丸半導体で長く働いていた

湯之上隆さんという元技術者の方が

当時の様子をNewsweek日本版に書いていました。

 

「日本の13社が集まった共同事業体で、

微細化を45㌨にするか130㌨にするか意見が割れ

各社の平均から65㌨を作ったら全く売れなかった」

「目標をどこに置くべきか社内で聞いて回ったら、

『技術者のお前がそんな事を考える必要はない』

と上司から叱責された」

 

いずれも

「マジっすか!?」

と訊き返したくなる寒い話ですが

先月はこんな温かいニュースも。

 

2月13日の朝日新聞夕刊社会面に大きく載っていた

「能登に荷物を、動いた配達員

 生まれ育った町の声、社長に直訴 

宅配危険なら…引き渡し所開設」

こう見出しが打たれた記事は、

おなじみの制服が目に飛び込みますので

白黒写真でもクロネコヤマトとすぐ分かります。

その上、引き渡し所があるのは能登町役場の駐車場。

 

「もしや」

と思ったかめさんが新聞を見せながら、

能登町から東京へ二次避難している下の娘に聞きました。

「この人って、以前聞いた

不在なら旦那さんの実家に届けてくれたりする、

親切な人?」

ピンポーン!でした。

 

訊くと、

記事の西海成吉(さいかいしげよし)さん46歳は

下の娘の旦那さんにとって消防団の先輩で、

自宅同士も50mしか離れておらず、

下の娘が

「西海さんって、ムキムキなんです」

って言うほどの間柄。

しかも下の娘の家は先月水道が通ったのに、

西海さんの家は敷地や道路の陥没で

今も水道などが住める状態まで復旧しておらず、

「そんな状況で能登のために」

と下の娘も絶句していました。

 

記事によれば

地震が起きて間もなく西海さんは

配達の再開を会社に掛け合いましたが、

認められません。

それでも諦め切れず、

さらに2週間余りたった頃、

被災地の視察に訪れた長尾裕社長へ

恐る恐る引き渡し所の開設を直訴します。

入社7年目で西海さんが初めて見る会社のトップ、

しかも社員17万人のテッペンにいる人ですよ!

 

そんな人が引き渡し所の開設を即決してくれるとは、

『技術者のお前がそんな事を考える必要はない』

と上司に叱責された日の丸半導体とは

あまりに対照的です。

 

日本の現場力、

まだまだ捨てたもんじゃ

ありません。

 

2024年2月末で25年5か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.45%(手数料税金差引前)、

消費税込み手数料差引後では年10.21%ですm(_ _)m

 

春になったら

2024年2月5日MON
 
能登町から二次避難してくる
下の娘と孫二人を迎えに金沢まで行ったかめさん。
バスの後部座席から歩いてくる孫娘の姿が
フロントガラス越しに見えただけで、
もう涙腺崩壊でした。
 
そんな涙腺の衰えを改めて思い知らされたのが
毎週月曜夜10時フジで始まった
ドラマ「春になったら」。
 
“3カ月後に結婚する娘・奈緒”と
“3カ月後にこの世を去る父・木梨憲武”が、
「結婚までにやりたいことリスト」と
「死ぬまでにやりたいことリスト」
を実現していくストーリーと知り
最初はちょっと引き気味だったかめさん。
でも3回目だった先週、
「娘の婚約者で売れない東大中退芸人・濱田岳が
木梨憲武とお笑いコンビを組んだりして」
とカミさんに話しかけながら、
もう実はウルウルしちゃいました。
 
「この調子でかめさんの涙腺は最終回まで持つのか?」
「あっと驚くハッピーエンドだったりして?」
「能登も春になったら、きっと」
今晩の「春になったら」4回目を楽しみにしながら
心は能登にある、かめさんでした。
 
2024年1月末で25年4か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.34%(手数料税金差引前)、
消費税込み手数料差引後では年10.09%ですm(_ _)m

Not Alone 能登は一人じゃない

2024年1月9日TUE

 

能登地震から1週間になる昨晩9時のNHKニュース、

七尾市にある避難所から中継された映像の

背後で見えたホワイトボードには

「Not Alone」の8文字が場所を取らないよう

小さく、控えめに書かれていました。

 

元日の発災から1時間38分後、

能登町に住む下の娘から

「家族全員無事」のLINEをもらい、

泣きそうだった、かめさん。

13年前の東日本大震災では、

地震発生から数日後に避難所で設置された無料電話に

長蛇の列が出来たニュースを思い出し、

感謝の気持ちを繰り返し綴ってきた下の娘と

かめさんの想いは同じでした。

 

片や残念だったのは、

正月三が日のテレビが、

殆ど予定通りバラエティを放送したこと。

最初は被災情報を

画面の外枠にテロップで流していましたが、

やがてそれすら消えました。

 

東日本大震災では文化庁長官が発生から1カ月後に

「文化活動で元気を取り戻していきましょう」

という声明を出したように

自粛一辺倒は疑問です。

ただ、生存率が急低下する72時間を前に

例年でも内容が無いと批判される

正月バラエティをタレ流すのは

「Not Alone」

じゃなく

「Noto Alone」

なのか?と

能登の人たちを不安にさせる愚挙だと思います。

 

2023年12月末で25年3か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.31%(手数料税金差引前)、

 

手数料差引後では年10.06%ですm(_ _)m

 

ニッキ―・ヘイリー、ホワイト・ハウスへGO!

2023年12月1日FRI
 
昨日の朝、マンションの郵便受けに
12月10日に行われる江東区長選の投票券が入っていました。
買収容疑で財務副大臣を辞任した
東京15区=江東区選出の柿沢衆議院議員から勧められたと言う
違法なネット選挙の責任を取った
木村前区長の辞任に伴う出直し選挙です。
 
とは言え、前にも書いた通り
江東区=東京15区は事前運動が当たり前の破廉恥な選挙区、
4年前には収賄事件で逮捕された秋元司前衆議院議員もいて
本当に出直しが出来るのか多くの江東区民が首を傾げています。
 
それでも新聞報道によれば、
党利党略を隠しもせずに
立候補予定者が大勢いる乱戦模様。
かめさんとしては
「バイデンかトランプを選ばざるを得ないアメリカ国民と同じ」
と諦めていました。
ところが海の向こうから嬉しい知らせが。
 
一昨日の日経夕刊に
「米富豪コーク氏団体、ヘイリー氏支持 共和予備選追い風」
の見出し。
ヘイリー氏と言われてもピンと来ない人もいそうですが、
トランプ政権下で国連大使を務めたインド系の女性と言えば、
思い出して貰えるかも知れません。
 
トランプが独走する共和党の予備選で
2位のフロリダ州知事デサンティスにも後れを取っていましたが、
コーク氏の支援表明で一気にトランプの対抗馬に躍り出そうなのです。
 
討論会を避け、論理が支離滅裂なトランプとは対照的に
中絶など世論を分断する問題にもバランス感覚のある議論を展開し、
じわじわ支持を伸ばしてきたヘイリー氏。
サウスカロライナ州知事時代は親ビジネス派として企業誘致に奔走、
国連大使としても中国やロシアとハードネゴの末、
北朝鮮にかつてない厳しい安保理制裁決議を突きつけました。
 
そしてウクライナ支援問題。
かめさんが侵攻直後に予想した
「2年でロシアは撤退」
はとても無理な情勢ですが、
彼女はウクライナ支援の重要性を説き、
孤立主義的な論調とは一線を画しています。
 
トランプと良好な関係を維持しながらも、
政策では明らかに一線を画すヘイリー氏に
共和党内の反トランプ派やウォール街から
「バイデンに勝てる候補」として
期待が急速に高まっているのも当然でしょう。
 
「アメリカ初の女性大統領」
なんて見出しは不要です。
51歳のニッキ―・ヘイリーこそが
ホワイトハウスの主にふさわしいと
かめさんは信じています。
 
それにしても
アメリカ国民がつくづく羨ましい。
一江東区民でした。
 
2023年11月末で25年2か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.30%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.07%ですm(_ _)m
 

将棋も“アレのアレ”で勝負、勝負

2023年11月17日FRI

 

38年ぶりの日本一を

“アレのアレ”とボケてみせた阪神・岡田監督。

流行語大賞レースでも本命のようですが、

今月はかめさんも負けじと

“アレのアレ”を連発しています。

 

四国・松山では高校3年以来となる、

49年ぶりの俳句をひねり、

4歳と9か月の孫二人とディズニーではしゃいだのも

たしか35年ぶり。

ただハイライトは

大学5年生の時以来、43年ぶりとなる将棋を

小学4年生の孫と指した事ですな。

 

孫から挑戦状を叩きつけられて以来、

二度も将棋が夢に出て来たかめさん。

カミさんや上の娘、その旦那だけじゃなく

下の娘や家族に見守られた大勝負、

辛うじて二連勝はしましたが、

内容は人生経験56年の違いを見せつけた

とは間違っても言えません。

 

チェスクロックを使った持ち時間20分を、

先に使い切ったかめさん、

孫から

「おじいちゃんの反則負け。でも将棋は続けて上げる」

と言われ

「最初から言ってくれれば直ぐ指した」

と言い負かします。

最後は孫の見落としに

「ふふ、甘いな」

と大人げないセリフまで吐き

器の小さい所を見せつけたかめさん。

ふー、全力投球は疲れます。

 

就職が決まった大学5年生の冬、

高田馬場の将棋道場に2度通い

1勝たしか9敗だったかめさん。

将棋教室に通う孫から

駒を落としてもらうのは時間の問題ですが、

今度の冬休みや春休み、

孫との再戦はもちろん、

家族みんなから胸を借りたい

かめさんでした

 

2023年10月末で25年1か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.24%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.02%ですm(_ _)m

 

ジャニーズ会見が
バスクダービーと北朝鮮戦の翌日だったのだ

2023年10月3日TUE

 

「そこまでして勝ちたいなら、勝手にどうぞ」

一昨日の日曜夜、

アジア大会男子サッカー準々決勝の日本戦で見せた

北朝鮮の蛮行に呆れ果てたかめさんは

テレビの前で吐き捨てました。

 

イエローカード6枚の中に

一発退場のレッドは含まれなかったのが不思議だったあの試合。

試合終了後にpk判定が不服だったらしい北朝鮮選手たちから

威嚇、追い回された主審が、

怖くてレッドを出せなかったのだろうと同情しちゃいます。

拳を振り上げ日本のスタッフから給水ボトルを取り上げ、

イエローが出された恥ずべき行為は

食糧支援を貰いながら核の脅しを続ける

かの国の振る舞いとソックリ。

冷静に振る舞い続けた日本チームは立派でしたが

「あんな国とは二度とサッカーをしたくない」

が本音でしょう。

 

対照的だったのが

同じ日の早朝にみたバスクダービーでした。

久保選手率いるソシエダが3点目を挙げると、

ソシエダのホームスタジアム・アノエタは

背中はピッチに肩を組んでジャンプする恒例の

“ポズナン・ダンス”で大盛り上がり。

ところが青白の大波を作るソシエダ・サポの真ん中で

ビルバオの赤白ユニフォームを着たひげ面のおっさんが、

一人楽しそうに周りを見渡す姿が画面に抜かれます。

 

当日夜のNHKニュースで流れたこの映像を見たキャスターが

「あのおじさん、敵に囲まれて大丈夫?」

と心配していました。

古橋、前田、旗手ら日本人5人が活躍するセルティックが

レンジャースと対戦するスコットランドのグラスゴーダービー、

別名オールドファームは毎回5万人を優に超える観衆を集めますが、

アウエーのサポーターは一切入場できません。

カトリックとプロテスタント、独立派と連邦派という

宗教や政治的な対立も背景にあるためで、

ダービーと聞いたNHKキャスターの心配もよく分かります。

 

ただバスクダービーは世界でも珍しい友好的なダービー。

DAZNで見るスタンド風景も

敵同士のユニフォームを着て仲良く一緒に応援する

カップルや夫婦連れ、親子、グループなどの姿を

頻繁にカメラが捉えます。

 

これはスペインとフランスにまたがって独自の言語を持ち、

中央政権からの独立を求めて戦って来た

バスク人同士が持つ同胞意識のなせる業でしょう。

スペイン内戦の時も両チームを中心に編成されたバスク選抜チームは

戦禍を逃れ、海外遠征でフランコ軍と戦う戦費を稼ぎました。

 

シーズン開幕以来8試合のうち5試合でマン・オブ・ザ・マッチを獲得、

5得点もマークするなど、

久保がキャリア最高のパフォーマンスを続けられるのは、

アルテタなどバスクの温かい空気が後押しをしているに違いありません。

 

ここで心配になるのが、

「既にアジアの枠は飛び越え、ラ・リーガの至宝になった久保を、

来年3月のW杯アジア予選北朝鮮戦に呼ぶ必要があるか?」という疑問。

ネットでは既に北朝鮮の出場停止処分を求める声が溢れ、

たった今、AFCとFIFAに

日本サッカー協会が意見書を提出したニュースが流れています。

 

サッカーで天国と地獄を味わった翌日の2日月曜午後、

今度は2回目になるジャニーズの記者会見が開かれました。

百家争鳴の中、

サブスクで音楽は聞いていても、

歌番組は紅白しか見ないかめさんが言えるのは、

ジャニーズを起用する企業の株は買わないこと。

インドネシアにある下請け工場の低賃金労働を暴かれたナイキが

6年間も見て見ぬ振りを続けた挙句、

ブランド力の低下から業績悪化を招いた教訓を忘れないからです。

 

投資家の立場からは当然だと思いますが、

ある著名人が最近ブログに書いたと言う

「ジャニオタは本物じゃないので消えていく」

旨の予想をネットのニュースでみました。

たぶん歌舞伎のような伝統芸能こそ本物と考えているのでしょうが、

出雲阿国だって元祖アイドル、

様々な弾圧を潜り抜け生き残ったのが歌舞伎です。

現代のアイドルやファンが

簡単に消えていくとする説に説得力はありません。

 

アジア大会の蛮行で世界から非難を浴びる北朝鮮サッカーも

1966年のW杯でイタリアを破りベスト8に進出した時は

世界の称賛を浴びました。

1974年にピョンヤン4・25という軍隊チームが来日した際は、

日本代表に4-0で圧勝しています。

 

そんな北朝鮮サッカーが見る影もなく凋落したのは、

1960年代は韓国と互角だった経済力の衰退と

密接にリンクしているはず。

ジャニーズもサッカーも、

文化は社会の鏡だと思うかめさん。

歌には疎くても、ドラマは結構観ます。

最近の発見は

終わったばかりの「ウソ婚」で主演した菊池風磨。

あの雄弁な目の演技は、

ジャニーズ事務所でも教えられません。

 

 

2023年9月末で25年になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.33%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.10%ですm(_ _)m

 

サポーターがギャングになる日

2023年9月22日FRI

 

欧州のサッカーシーズンが始まって早や一か月、

90分観るのは中々出来ないかめさんも

歯磨きやストレッチをしながら主にハイライトで

日本人選手の活躍に心躍らせています。

 

他にもこの夏は、

なでしこが試合内容で世界を魅了したW杯8強、

森保ジャパンまさかのドイツ、トルコ連続粉砕が

相手監督を二人連続でクビに追い込んじゃうなど

順風満帆に見える日本サッカーにも、

一つだけ大きな気掛かりが。

3日前、来年度の天皇杯参加資格はく奪が発表された

浦和サポーターの名古屋での暴動問題でした。

 

他のJクラブからは

「処分が甘すぎる!」という声が上がる一方、

当の浦和サポーターからは一部で今も

「挑発は名古屋側」

との主張もあるそうで

追加処分がありそうな気配です。

 

試合後のゴミ掃除で世界から賞賛される日本サポーターが大勢いる一方、

浦和から名古屋まで遠征して乱暴狼藉を働くサポーターがいるなんて、

一般の日本人には信じられませんよね?

ただ世界を見渡すと、

例えばアルゼンチン一部リーグでは

2013年からアウエーサポーターの入場が禁止されました。

相次ぐスタジアム内での殺人を含む暴力頻発が理由ですが、

背景には根深いアルゼンチン社会の病巣があります。

 

2018年、南米一のクラブを決めるリベルタドーレス杯決勝は

史上初めてリバープレート対ボカジュニアーズの対戦となりました。

このカードはイギリスのオブザーバー紙が栄えある

「(世界で)死ぬまでに観るべき 50 のスポーツイベント」

1位に選んだ組み合わせ。

国内リーグをホーム&アウエーで2試合戦う普段の年でも大変なのに

南米一を賭けた決勝となればハチャメチャになること必至。

 

案の定リバープレートのサポーター集団バーラブラバ

直訳すると勇猛なギャングが

決勝戦のチケット転売で荒稼ぎしようと計画。

警察にバレて逮捕、売り上げは全て没収されますが、

「その金を返さないのならボカジュニアーズのバスを襲う」

「没収試合になっても知らないぞ」と脅しをかけ、2ndレグの試合前、

バスに乗っていたボカジュニアーズの選手たちが

投石で目も開けられない程流血する騒ぎとなり、試合は延期、

後日遠く離れたスペインのマドリードで開催されたうえ、

リバープレートへのお咎めはなし。

バーラブラバが増長する訳です。

 

そもそも粗暴なサポーター集団が

組織的なギャング集団バーラブラバに姿を変えていくきっかけは、

1925年、アルゼンチンタンゴ発祥の地である港町にある

ボカジュニアーズ初の海外遠征を

地元の資産家が資金援助したのが始まりでした。

以来クラブ関係者は情熱的なサポーターを活用できると考え、

交通費や観戦チケット、

さらには大きなフラッグをこしらえる素材などを提供し始めます。

 

バーラブラバはクラブの会長選にも影響を与えますから、

選手の移籍、売店やユニフォームグッズも、

バーラブラバの資金源になっていきました。

 

さらに60年代になると元大統領の大物政治家が

バーラブラバに正式な資金援助を与え始めます。

バーラブラバを使って相手チームを威圧し、

チームが勝てば選挙の票にもつながる

お互いにとって美味しい話。

 

21世紀になって、

ボカジュニアーズの会長を12年間務めたマウリシオ・マクリ氏が

4年間アルゼンチン大統領の座に就いたのは

バーラブラバ、クラブ、政治家のカルテルが完成した象徴でしょう。

 

こんなバーラブラバの構成メンバーの多くは

アルゼンチンの4割以上を占める貧困層出身と言われます。

 

2022年、アルゼンチンは36年ぶり3度目のw杯優勝を遂げ、

熱狂した400万人の国民が出迎えたのは記憶に新しいところ。

でもその2年前、

アルゼンチンは6年ぶり9度目の国債支払い停止を宣言しました。

 

今年3月、w杯優勝後初の国際親善試合の相手に

アルゼンチンはパナマとキュラソーを選びます。

日本も3億円を提示して試合を申し込んでいましたが、

6億円以上を提示した二カ国をアルゼンチンは選びました。

外貨不足を補うためと囁かれていますが、

7-0で圧勝したキュラソーとの試合で

ハットトリック3得点を決めたメッシは

何を思うのでしょうか。

 

w杯優勝より

女性や子供が安心してサッカーを楽しめるスタジアムが嬉しい、

かめさんでした。

 

2023年8月末で24年11か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.42%(手数料税金差引前)、

 

手数料差引後では年10.19%ですm(_ _)m

 

殿様損保に一揆でござる

2023年8月3日THU
 
ちょうど1年ほど前、
××火災の◎◎代理店から
火災保険の満期案内と更新のお願いが届きました。
いつもなら事務的に更新手続きを取るかめさんですが、
同条件で更新後ほぼ2倍になっている火災保険料にビックリ仰天!
 
これまでも計算間違いの前科がある◎◎代理店ゆえ、
再犯を疑って電話すると
「地震保険料が値上がりして」との説明。
おい!それくらいは新聞記事で読んでいるけど、
地震保険料は今回満期が来る保険料全体の
3%くらいだぞと電話口で文句を言うと
これが保険のプロかと耳を疑う説明に終始し、
結局調べて折り返し連絡をするとのこと。
 
3日後、◎◎代理店から
「値上げ資料届いたでしょうか?」
との着信。
資料はまだ届いておらず、
一般郵便は土日配達無しも、
レターパックの存在も知らない◎◎代理店に
開いた口が塞がらない、かめさん。
3日前よりはマシな説明でしたが、
結局は料率変更が原因と、
保険料を負担する側のこちらを気遣う言葉は一切なし。
天災などで火災保険の支払いが増えたから保険料を上げるなんて説明は
とっくにネットで検索済みのかめさん。
保険料率が上がる前日に中途解約&新規契約なんて抜け道も、
誰だって思い付きます。
さらに3日後に郵送でやっと届いたチープな説明資料を見たかめさん、
代理店や損保の変更を決めました。
 
実は10年ほど前にも解約を考えたことがある××火災と◎◎代理店。
その時は提出した書類の手続きがいくら待っても終わらず、
◎◎代理店に調べてもらったところ、
××火災の本社で担当者が机の引き出しにしまい込み放置していました。
××火災本社の上司と◎◎代理店が虎屋の羊羹を持って謝罪に来ましたが、
突っ返したかめさん。
当然解約かと思いきや、忙しくてそのまま継続。
今回の乗り換えは遅すぎた位なのです。
 
あれから1年。
忘れ掛けていた××火災の名前を
突然テレビで耳にします。
7月30日のTBSで
自動車生活ジャーナリストの加藤久美子さんが教えてくれました。
損保ジャパンと××火災は他の損保と違い、
15万円以上になる自動車保険の請求があっても
アジャスター(損害査定員)の立ち合いが要らないとのこと。
なるほど××火災は今を時めく損保ジャパンと並び、
中古自動車業界とズブズブの関係なんですな。
 
ちなみに◎◎代理店は
中古自動車販売の◆◆社内に事務所を置いています。
つまり◎◎代理店と××火災の関係は
ビッグモーターと損保ジャパンの関係と瓜二つ。
自動車保険の不正請求問題を
かめさんが新聞で知った1年前から疑っていましたが、
火災保険であんな殿様商売を続けても
自動車保険で儲かる仕組みだから痛くも痒くもないと
改めて納得しました。
 
今回の不正請求問題にどこまでメスが入るか分かりませんが、
損保業界と中古車販売業界の問題に止まらず、
国民生活全般に影響が及ぶと思います。
 
卑近なところでは就職人気ランキング上位の常連損保は
高給、福利厚生の充実だけでなく、
時間外勤務の少なさも人気の秘密とか。
代理店が集めた甘い蜜を損保が吸い上げる殿様商売は
うらやましい限りですな。
 
ちょっと高尚なところでは、
損保ジャパンがバブル期に当時の世界最高額53億円で落札し、
現在も保有を続けるゴッホの「ひまわり」。
今年初め、
ナチスの迫害を受けたユダヤ人から返還請求を受けましたが、
損保ジャパンは突っぱねる構え。
儲け過ぎた保険料は分不相応の美術品を持つより、
消費者に返すのが筋ですし、
略奪文化財を返還する動きが世界で高まる中、
日本人として恥ずかしい限りです。
 
そして本丸は構造的な儲け過ぎ問題。
1990年代のバブル崩壊で
瀕死の重傷を負った銀行や証券、生保に比べ
損保は掠り傷で済みました。
 
しかも同時期に進んだ金融の自由化も
うまいこと実質蚊帳の外で
損保は殿様商売を続けることが可能になります。
 
◎◎代理店のいきなり倍近い火災保険料請求は
銀行なら貸出の利上げ交渉が近いでしょうが、
銀行が弱くなった今の時代、
いきなり倍近い貸出金利を要求するなんて、
およそ考えられません。
 
証券会社の株式売買手数料は
かめさんが銀行で有価証券運用をやっていた時代に、
自由化でみるみるうちに安くなりました。
「こんな手数料で証券会社やっていけるの?」
銀行にとっては嬉しい話なのに、
マジで心配したことを覚えています。
 
損保の保険料も同じ頃自由化されました。
でも、
A社のa保険とB社のb保険を比べろと言われても
無理な相談です。
その一方で温存されている
損保と中古自動車業界のズブズブな関係。
前述のの加藤久美子さんによれば、
保険料の支払いを1円でも減らしたい損保と
受取を1円でも増やしたい業者で
不正の温床となる利益相反関係を防ぐため、
アメリカや中国では
修理工場の保険代理店は認められないそうです。
 
車や家を持っていない人はいても、
トラックで運ばれる荷物と無縁な人はいません。
日本人は割高な自動車保険料を
みんなで負担させられています。
皆の衆、
殿様損保に一揆でござる。
 
2023年7月末で24年10か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.38%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.16%ですm(_ _)m
 

プーチン、タイタニックの夢を見る
(映画ネタばれ注意)

2023年7月3日MON

 

最近テレビで前後編2回にわたり放送された映画タイタニック。

かめさんは10数年ぶり4度目でしたが、

見るたびに違う想像力が刺激されます。

 

今回は直前に起きた潜水艇事故を連想する人が多かったと思いますが、

それ以上にかめさんは、

前編の放送と同じ日に起きたプリゴジンの乱と重ね合わせ見ちゃいました。

もちろん沈みゆくタイタニックをプーチンのロシアに、

汚い手を使って生き延び、後に破産する大富豪をプーチンに見立てて。

 

プリゴジンのワグネルがモスクワに進軍中、かめさんは

「プーチンの野郎、天井裏に隠れていた麻原彰晃みたいに、

どっかに隠れてガタガタ震えているぜ」

と罵っていました。

結局ワグネルがモスクワまで200㎞で引き返した後のニュースで

「プーチンは亡命直前だった」と聞き、

当たらずとも遠からずと納得します。

 

ところが後編の放送を録画で見終わった昨日、

「プーチン氏、反乱中にヨット休暇か」

という全く別のニュースを見てびっくり仰天。

 

ただ言われてみれば、

インターネットを使わず、

側近の報告が情報源というプーチン。

プリゴジン進軍の情報が

散歩程度としか耳に入っていない可能性はあります。

 

ウクライナ侵攻の理由を

NATOの東方拡大や

ウクライナのネオナチとするのも、

「この人、もしかして本気で信じている?」

ような気がしてきた、かめさん。

 

この分ならプーチン、

映画タイタニックを見ても、

自分はヒロインと信じるかも知れません。

 

何度見ても、

かめさんが一番好きなシーンの一つは

三等船室のパーティーで

ヒロインのローズがバレエのつま先立ちを見せ、

拍車喝さいを浴びる場面でした。

なのにこの素敵な一幕は

プリゴジン人気の妬ましいプーチンが命じたであろう

「プーチンが子どもにキス&ハグ 至近距離での大サービス…影武者か」

のニュースと重なっちゃいます。

 

そしてラストシーン、

大勢の乗員乗客から拍手で迎えられたローズが、

階段上の恋人ジャックから手を差し伸べられる場面を、

習近平にすがるプーチンと想像したら、

ゾクゾクっと寒気が止まりません。

 

タイタニックがホラー映画になる悪夢は

今回で最後にして欲しい、かめさんでした。

 

2023年6月末で24年9か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.33%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.11%ですm(_ _)m

 

金利は怖いのだ

2023年6月2日FRI

 

先月末にエルドアン大統領が再選を果たしたトルコ大統領選。

NATOに加盟する西側指導者の一員でありながら

プーチン大統領と直接会話が出来るパイプを持ち、

クルド人問題からスウェーデンのNATO加盟に反対、

その独裁的な政治姿勢から何時になく世界の注目を集めました。

 

エルドアン再選を一番喜んだのはプーチンと言われますが、

かめさんがウクライナ問題以外に注目したのは

その金利政策。

 

プーチンによるウクライナ侵攻で資源価格が高騰し、

世界中がインフレを抑えるため大幅な利上げを断行する中

トルコだけは利下げを続けました。

銀行に預けても5%の金利しか付かないのに、

物価が10%上がれば、

皆が物を買いに走りますから物価はさらに上がります。

当然のことながらトルコは猛烈なインフレに襲われ

今回エルドアンが大苦戦した原因となりました。

 

プーチンの選挙介入も噂される中、

世界中の経済学者から浴びせられる非難などどこ吹く風、

エルドアン大統領によれば

「金利を下げればインフレは収まる」

そうです。やれやれ。

 

エルドアン大統領は以前「金利は悪だ」とも言ってますから

このトンチンカンな金利政策はイスラム教の影響?

とも勘ぐりましたが

金利のプロと言えそうな銀行もアメリカで最近破綻が相次ぎ、

エルドアン大統領を笑えません。

 

スマホで預金を他の銀行へ簡単に移せる

ネットバンキングが破綻の引き金ですが

根本的な原因は急激な金利上昇による

債券の評価損でした。

 

最近の日本国債10年物は利回りが年0.5%弱です。

一方、かめさんが銀行に入った40年前、

2年定期の金利は年8%でした。

仮に金利が一気に上がれば、

年8%で預かったお金が年0.5%弱しか稼げず、

債券の評価損で倒産したアメリカの銀行と同じ轍を踏みます。

 

かめさんが銀行で債券や株の運用をやっていた頃、

いつも後ろにいたS頭取が言いました。

「金利でつぶれた銀行はない」

今は亡きS頭取が

小心者のかめさんを励ます意味で

言って下さったと思いますが、

金利で銀行がつぶれる時代になりました。

 

金利でエルドアン政権がつぶれる可能性は十分あると思います。

 

2023年5月末で24年8か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.22%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.00%ですm(_ _)m

 

 

絶対に負けられない戦いは続くのだ

2023年5月1日MON

先日ネットでこんな記事を見掛けました。

「W杯予選はつまらない」「絶対出れる」

元プロ野球選手・里崎氏が次回大会の出場枠拡大に持論

 

サッカーw杯の出場国が32から1.5倍の48に拡大し、

アジア予選も勝ち抜けが楽になることで里崎氏が

「絶対に負けられない戦い」

なんてもう無いでしょ?

と記事の中でせせら笑っていました。

 

さらにもう少し前には

東南アジアのサッカー熱を特集するテレ東FOOT×BRAINの中で

ウルトラス・ニッポンの植田朝日氏が

「もうヒリつく様なw杯アジア予選は期待できないので

初出場を目指すベトナムの応援をします」

と語るのを見ちゃいました。

トホホ。

 

ただ里崎氏を見返せる可能性があるのが、

2月に決まったばかりの

新方式によるクラブw杯。

 

2025年から4年に一度、

32のクラブチームが集まりクラブw杯が開かれます。

アジアの出場枠は4。

去年のw杯が開催国枠のカタールを含めて

アジアからの出場が6カ国でしたから

代表チームによるw杯以上のヒリつく戦いが

期待できます。

 

えっ?

野球だって巨人より侍ジャパンの方が盛り上がるから

クラブw杯なんて面白くない!

てな声が聞こえそう。

チッチッチッ。

 

クラブw杯の源流、インターコンチネンタルカップは

1960年から欧州と南米のチャンピオンチーム同士が

ホーム&アウエーで世界一を争っていましたが、

盛り上がり過ぎて選手たちが身の危険を感じ、

1980年からトヨタカップに衣替えします。

 

サッカーが盛り上がらないお国柄とお金の力で

日本開催が決まった事もあり、

初めは南米代表が10日も前に来日し調整するのに、

欧州代表は直前に来日し準備不足のまま、

南米代表が5連覇。

 

その後は欧州でも大会への熱が高まり両大陸が伯仲、

2000年から

FIFA主催のクラブW杯にグレードアップしました。

時を同じくしたEUによるり労働移動の自由化により

国籍とほぼ無関係に

世界中から選手を集められるようになった

欧州チームが現在10連覇中。

ビッククラブと言われるチームは

W杯優勝チームより強いと言われています。

 

じゃあお金が無いチームは勝てないのか?

と聞かれて、

そうとも限らないのがサッカーの面白さ。

 

三苫薫選手がブレークを果たしたブライトンというクラブチーム。

イングランドプレミアリーグ20チーム中、

選手の報酬総額は19位ですが、

三苫のようにコスパ抜群の選手補強と、

監督の的確な采配で

上位6,7チームに与えられる

来季欧州カップへの出場権を争う大健闘ぶり。

 

しかも強いだけじゃなく、

そのサッカーが滅茶苦茶面白い。

監督が10人いれば、9人までが

「うちは攻撃的サッカーを目指す」

と言いますが、

ブライトンは看板に偽りなし。

 

ピンチでもボールを遠くにけり出す事は滅多になく、

徹頭徹尾ボールを繋ぎ、攻勢に転じます。

これを支えているのが、

シーズン中でも毎日行う攻撃を組み立てる練習。

試合直前に選手が集まる代表チームじゃ

絶対真似できない芸当です。

 

Jリーグのチームには欧州のビッグクラブみたいなお金はありません。

でもブライトンのようにクラブならではのチームつくりは可能。

アジア枠4チームで争う、

32チームによる新しいクラブW杯がJリーグに夢を与えるかも。

 

絶対に負けられない戦いは続くのだ。

 

2023年4月末で24年7か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.23%(手数料税金差引前)、

 

手数料差引後では年10.00%ですm(_ _)m

 

日本の国技は野球です

2023年4月1日SAT

WBC優勝もあり、盛り上がる野球人気に

やっぱり日本の国技は野球だと、

改めて実感するかめさん。

大相撲ファンの皆さん、ごめんなさい。

 

そんな中、かめさんのアンテナにピンと引っ掛かったのは、

サッカー日本代表の森保監督が

先月行われたウルグアイ戦後のミーティングで

選手たちに伝えた話でした。

 

「日本はたかがサッカー…国技レベルの国じゃないとW杯で優勝できない」

 

ちなみにW杯で優勝経験がある国は、

ブラジル、ドイツ、イタリア、アルゼンチン、

ウルグアイ、フランス、イングランド、スペインの8か国。

なぜ森保監督の話がアンテナに引っ掛かったかと言うと

半世紀以上前、かめさんが中学生の頃

サッカーマガジンで読んだ座談会が原因です。

 

出席していたのは

当時又は前W杯王者だったイングランドから来日した

サザンプトンだかトッテナムの選手たち。

日本人司会者から

「サッカーはイギリスじゃ国技ですもんね」

と振られたある選手がきっぱり答えました。

「イギリスの国技はクリケットです」

「残念だけど、そうなんです」

他の選手たちも同意したのをよく覚えています。

 

たまたま先月

「世界で最も多くのファンを持つスポーツ:写真で見るランキング Sportal」

という記事もネットで発見しました。

このランキングによれば

①サッカー:ファン・視聴者数は40億人と推定される

②クリケット:25億人

③フィールドホッケー、アイスホッケー:22億

④テニス:10億

⑤バレーボール:9億

⑥ラグビー:8億5700万人以上(ランキング外だけど2019W杯の観戦者)

⑦バスケットボール:8億5千万

⑦ピンポン:8.5億

⑨野球:5億

⑩ゴルフ:4億5千万

⑪NFL(アメフト):4億

 

2010年W杯を応援に行った南アフリカでも

泊った首都プレトリアのホテル近くに

青々とした芝生の広いクリケット場が見えます。

 

マンチェスターで初めてサッカーの夢劇場、

オールドトラフォードに行った時は

最寄駅から歩く手前にあった

豪華で巨大なクリケット場を

オールドトラフォードと思い込みました。

 

野球のご先祖様クリケット、

恐るべし。

 

こんなテキトーなブログを書きながら、

妄想を膨らませる、かめさん。

イギリス人司会者から

「日本の国技はサッカーですね」

と聞かれた日本人サッカー選手が答えます。

「日本の国技は野球です」

こんな妄想が正夢になる日が来れば、

森保監督もかめさんも本望ですな。

 

2023年3月末で24年6か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.15%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年9.93%ですm(_ _)m

 

日銀総裁の器

2023年3月2日THU
 
カラスの鳴かない日はあっても
値上げのニュースを聞かない日はない、
今日この頃。
そんな中、嬉しい値上げのニュースも。
 
三苫、久保、鎌田ら
W杯で活躍した日本人選手たちの
移籍金市場での値上がりです。
へへへ。
 
まあ日本以上に熱しやすく、冷めやすい
向こうのマスコミですから
1試合の出来や一つのゴラッソ(スーパーゴール)で
移籍金が倍になったり暴落したりします。
気が付いたら卵の値段も半分になっていると
嬉しいのですが。
 
そんな物価高の主犯がプーチンなことは
疑いの余地がありません。
そして共同正犯とは言いませんが、
かなり手助けしたのが、
日銀の黒田総裁です。
 
ご存じの通り、
インフレ対策で各国が利上げを進めている中、
日本だけは異次元の金融緩和を続けた結果の円安が
物価高を後押ししました。
 
10年国債の流通利回りが0.5%にほぼ張り付いているのも
「物価安定のため早期の利上げが必要になる」
と内外の機関投資家から見透かされ、
空売りなどを浴びせられた日銀が、
必死に国債を買い支えている構図です。
 
ただ大規模な金融緩和策を維持する記者会見で
黒田総裁が言っていたように、
利上げは日本経済の回復に水を差す可能性があります。
物価の安定と経済回復、
どちらを取るか、正解はだれにも分かりません。
 
問題なのは同じ記者会見でも突っ込まれていたように
日本だけ利上げが異常にスローペースなのが
黒田総裁のメンツを守るために見える事。
どうひいき目に見ても
国民や市場を向いているとは思えません。
 
そんな記者会見から約2週間後、
2月3日にBSプレミアムでやっていたドキュメンタリー
「もう一人の渋沢 栄一の孫・敬三が挑んだ改革」が
滅っ茶、面白かった。
 
タイトルから分かるように
渋沢敬三は渋沢栄一の孫で、
戦時中の東条英機首相から
サーベルをガチャガチャ鳴らして脅かされ、
第一銀行頭取から日銀総裁になった人物です。
 
終戦で大蔵大臣となってから、
戦時国債の募集を進めた日銀総裁として
公職追放になりました。
三井や三菱に比べたら持ち株比率が全然低い
渋沢財閥の解体も進んで受け入れます。
結果、
使用人が住んでいた家で野菜を育てて暮らす日々を送ります。
 
しかも、
渋沢栄一から受け継いだ財産を手放した際の様子を
べらんめえ口調で語る敬三を映した当時の映像は
まるで噺家の師匠でした。
 
日銀本店には歴代総裁の肖像画が飾られていますが、
敬三の肖像画だけは本人の発案で異彩を放ち、
朝日が終戦直後の焼け野原になった東京を照らす様子が
背景になっている逸話も。
 
大蔵大臣としては
太平洋戦争で破綻した日本の国家財政を
再建するために自ら導入した財産税を敬三は
率先して栄一から相続した自宅で物納しました。
 
 
日銀総裁は自分のメンツなんかより、
国民生活を守る事や国民との対話を大事にしてほしい。
そんなメッセージがよく伝わってくる
ドキュメンタリーでした。
 
 
2023年2月末で24年5か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.18%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年9.97%ですm(_ _)m
 

ロシアの五輪参加に一言

2023年2月3日FRI

 

閉幕から1年半経った東京大会以来、

五輪が大嫌いになったかめさん。

開会式と閉会式だけはテレビでチョロっと見ましたが、

競技はサッカーすら見ませんでした。

 

 

その後次々と明るみに出た五輪汚職も

「隠していた恥部が見えただけ」

と驚くほどの事はありません。

 

 

そして最近の

「IOC、ロシアのパリ五輪参加、条件付きで容認」

報道。

どーせ、お金でしょ。

見る気もないパリ五輪ですから、

少しでも税金の無駄遣いを減らして下さい。

 

 

それより

「古代五輪のように、五輪開催中は休戦を」

てな話を聞きますが、

西から太陽が昇っても無理でしょ。

 

 

むしろ

「どこかで戦争が起きている間は五輪は中止を」

の方がよほど説得力があります。

えっ?それじゃ五輪は永遠に開けないって?

かめさんは良いと思いますよ、それで。

 

 

2023年1月末で24年4か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.23%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.02%ですm(_ _)m

 

なおパンクしていたEXCELシートを復活させましたので、

今月から従来通りの報告になりました。

王様ペレとセルジオ越後さんの辛口批評

2023年1月1日SUN

 

 

年の瀬にサッカーの王様ペレの訃報を聞き、

真っ先に

セルジオ越後さんの辛口批評を思い出したかめさん。

 

 

カタールw杯スペイン戦の前日、

テレビで勝敗とスコアの予想を聞かれたとき、

別の番組を含め他の解説者の多くは

2-1で日本勝利と答えているのに

セルジオ越後さんだけは最後まで答えません。

ネットで調べると1-0でスペイン勝利と予想しているので、

視聴率を気にするテレビ局の圧力に負けたとしか思えません。

かめさんは堂々と理由まで解説して欲しかったです。

だってセルジオ越後さんは日本のサッカー解説者で、

世界のサッカーを一番肌で知っている人だと

信じて来ましたから。

 

 

1972年、ブラジルから日本サッカーリーグ(JSL)の

藤和不動産(現・湘南ベルマーレ)に入ったセルジオ越後さんは

JSL初の元プロサッカー選手として、

デビュー戦では普段の4倍、2万人の観衆を集めます。

キャッチフレーズは

「ペレの副官と背番号10を争った男」

でした。

 

 

ペレの副官とは、

ブラジル代表が3回目の世界一に輝いた1970年W杯で

背番号11を背負ったリベリーノのこと。

リベリーノはペレがいない1974年W杯では

4位だったブラジル代表のエースとして活躍、

ペレの副官と呼ばれた男なのです。

 

 

そんなリベリーノとセルジオ越後さんは

ブラジルで1、2を争う名門コリンチャンズで

1年間にわたり背番号10を争うライバルでした。

「でも通用しないから日本に来たんだろ?」

その通りです。

ただその実力たるや当時の日本では雲の上の人、

W杯で衝撃を受けたペレのプレーに直結していました。

 

 

セルジオ越後さん以前にも

ネルソン吉村、ジョージ小林、

以後にも

ジョージ与那城、ラモス瑠偉らがいます。

Jリーグ開幕後なら

ジーコ、ドゥンガ、レオナルド、ジョルジーニョ。

ブラジル人以外でも

ストイコビッチやリネカー、スキラッチなどなど

キラ星のような選手が日本に来ました。

それでも、かめさんの記憶によれば

日本人から仰ぎ見る角度は

来日当時のセルジオ越後さんが

いまだナンバー1で変わりません。

 

 

セルジオ越後さんの批評が辛口すぎると

批判されて久しいのは知っていますし、

かめさんも自分が応援するチームは

褒められる方が嬉しいです。

ただ中国やロシア、北朝鮮で権力者が

いくらサッカーに力を入れても弱いのは

批判出来ない社会ゆえだと思っています。

批判なきサッカーに進歩はありません。

 

 

先日セルジオ越後さん来日50周年のパーティーが開かれ、

森保監督らも参加しました。

まだまだ足りない所の多い日本サッカーですが、

この50年で世界との差は間違いなく縮んでいます。

セルジオ越後さんの日本サッカーを見おろす角度が

今よりほんの少しでも小さくなれば、

テレビで辛口批評を聞く機会が増えると期待する

かめさんでした。

 

 

2022年12月末で24年3か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.01%(手数料差引後、税金差引前)ですm(_ _)m  

 

 

南野、三苫、吉田の三勇士に花束を

2022年12月6日TUE

 

プロバイダーの都合で

ホームページが全面リニューアル中につき、

更新がリアルタイムに反映されません。

書いた当日のまま載せましたので、

その積りでお読み頂ければ幸いです。

 

 

今日未明、PK戦の末、

カタールW杯決勝トーナメント1回戦で敗れた日本。

二人目のキッカーとしてPKを失敗した三苫薫は、

試合後のインタビューで涙をこらえながら

「全部が足りなかったと思います」

と言ったきり、あとは言葉になりません。

12年前、

南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦のPK戦で

ボールがクロスバーに嫌われ、

泣き崩れた駒野友一の姿と重なります。

 

 

あの時南アフリカの首都プレトリア近郊にある

ロフタス・バースフェルド競技場のスタンドへ

かめさんと一緒に日本から駆けつけたサポーターの間では、

最後まで走り切った駒野に感謝の言葉こそあれ、

責めるなんて想像も出来ませんでした。

 

 

ところが帰国後駒野を非難する声が一部で止まず、

チームに殺害予告まで届く騒ぎに。

 

 

思い起こせばJリーグ開幕の前年、

広島で行われた1992年アジア杯。

この大会で初優勝を飾った日本ですが、

初戦のUAE戦を引き分けただけで

「予想外の善戦」と新聞に書かれます。

つまり、

予選突破7か国+開催国日本=参加8チーム中、

日本の実力はホームにも拘らず、

最下位と予想されていました。

アジアでもベスト8の壁は高かったのです

 

 

あれから30年。

Jリーグ開幕からドーハの悲劇、

ジョホールバルの歓喜から日韓W杯につながり、

今回は

前世界王者のドイツと元世界王者のスペインに

逆転勝ちしたんですゾ!!!

 

 

今日のPK戦もクロアチアのキーパーを褒めるべき。

7~8割成功するPKを

4本中、3本もストップするなんて神業です。

しかも、

クロアチアがこの日着ていたユニフォームには

クロアチア国旗と日の丸がデザインされておりビックリ。

相手をリスペクトする気持ちに、

勝利の女神がほほ笑んだのかも知れません。

 

 

今大会はヨーロッパのシーズン中に開催されたため、

チーム全員そろっての帰国は難しいはず。

でも森保監督初め、選手、スタッフの皆さんは

それぞれ胸を張って帰国してください。

日本中が歓呼の声で迎えるでしょう。

 

 

特にPK戦を自ら志願し、

武運つたなくストップされた

南野、三苫、吉田の三勇士には

花束を。

 

 

2022年11月末で24年2か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.06%(手数料差引後、税金差引前)ですm(_ _)m  

 

なお24年間の運用実績を計算していたエクセルシートが

多分大きくなりすぎたせいでパンク、

今月から運用成績を簡素化しましたのでご了承ください

 

 

2010/8/24 TUE
昨日9月いっぱいでのめざましテレビ降板、
今年いっぱいでのフジテレビ退社を発表した高島彩アナ。
退社の理由を
「私にとって、めざましテレビ=フジテレビだったため、
番組を辞めてフジテレビに残る、
という選択肢はありませんでした」
と語っていましたが、
とてもその気持ちが分かる、かめさん=^_^=


9年前の新人アナ時代、
不規則発言で周りが凍りつく場面を何度か見たかめさん、
「この子はそのうち週刊誌を騒がせるタイプかな?」
と勝手に思い、実際そんなこともあったと思います。
だから、入社3年目にめざましのメインに起用されたとき
「大丈夫?」
というのが偽らざるところでした(^^ゞ


でも、めざまし起用の前後から、
本当彼女は変わりましたよね。
浮ついたところがなくなり、
共演者やゲスト、スタッフへの気配りは
歴代の女性メイン司会の中でもピカ一。
家庭でのしつけの良さと、
きっと大塚さんを中心とするめざましファミリーの温かさが
彼女を成長させたんだろうなと、想像するかめさん。
今朝の番組中の降板あいさつで大塚さんが
「あまり遺留の声がなかった。
というのも、
彼女がどれだけこの番組にすべてを捧げてきたか、
みんな分かっているから」
というあいさつに、ホロリときました。


「会社にすべてを捧げる」なんて奴は
信用しない、かめさん。
「自分のために頑張る」奴は
信用できます。
その点、めざましテレビ就任後の番宣番組で
「このポジションは誰にも渡しません」
と宣言し、
まさに自分のために頑張ってきた高島彩アナ。
もう、めざましテレビで
やり残したことはないのでしょう=^_^=


退社後はフリーアナ、
ゆずの北川悠仁との結婚などが噂されていますが、
きっと幸せな人生を歩んでいくに違いない、
と信じる、かめさんでした\(^o^)/

2010/8/23 MON
昨日の日経朝刊1面トップは
「日本のベンチャー、アジア新興市場に上場」
の記事。
一見、読み飛ばしてしまいそうな記事ですが、
実は重大事(^^ゞ


今までだったら日本の証券会社を通じて、
日本の株式市場で直接お金を集めていた新興企業が、
日本でお金を集めるのをあきらめて、
韓国の株式市場などで
お金を集め始めているんですね。


今日は
テレビ東京「空から日本を見てみよう」の
くもじい&くもみ風に(^^ゞ


Q(くもみ):どうして、韓国にいっちゃうの?
A(くもじい):日本じゃお金が集めにくくなったんじゃな。


Q:日本の個人金融資産は1400兆円もあったんじゃなかったっけ?
A:多くが銀行預金や郵貯を通じて国債に流れてるんじゃ。


Q:やっぱり、株価が下がっているから?
A:それもあるが、
証券会社が株に力を入れなくなっているのが大きいんじゃ。


Q:えっ、証券会社って、株の発行や売買を取り次ぐのが仕事だよね?
A:そうじゃ。
でも最近は日本の株式売買手数料が安くなって儲からないので、
投資信託などに力を入れてるんじゃな。


Q:そっか。でも日本の企業が日本でお金を集めなくなるとどうなるの?
A:日本の株式市場にお金が集まらないと情報も集まらなくなり、
ますます日本経済の発展が遅れてしまうんじゃ。
日本と同じように資源がなくても発展した大英帝国は、
ロンドンの金融街シティに世界中から情報が集まったおかげで、
発展した、といわれてるんじゃよ。


Q:なるほど。
じゃ、日本の証券会社にもっと頑張ってもらわなきゃね。
A:そういうことじゃ。
FXやデイトレードみたいなギャンブルで、
テラ銭を稼ぐことばかり考えてないでのう。
チャンチャン=^_^=

2010/8/22 SUN
今日のファイナンシャルプランナー向けのセミナー、
パワーポイントがうまくプロジェクターに映らず
適当に講義内容の順番を変えたりするうちに、
かめさんPCのファンクションキーをいじって、
無事投影、ほっ=^_^=


「セミナーは生き物」
と割り切っているかめさんにとって、
動揺するほどの出来事ではなかったんですが、
毎回生徒さんの反応や相場、ニュース次第で
話の内容が大きく違うかめさん、
今日の出だしの国債金利と生ビールの話、
うまくできなかったなあ、と反省、
こっちの方がショックでした(^^ゞ


ほぼ終日のセミナーなんで、
家で夕食を食べてから、
出かける前に読めなかった朝刊を拡げると、
セミナー中、アドリブで話した
ビックマック指数の話が日経に。
ありゃ、
朝刊に載っているなら、
記事も使えばよかったな、
と思っていたら、
今日のセミナーの生徒さんだったGさんからメール。


生徒さんからのメールはよくあるんですが、
文面を読むと、
今日の日経の記事が予習になったそうです(^^ゞ
おっ、プレッシャー、と思った途端、
「いけね”ビックマック指数”を
セミナー中”マック指数”と言っちゃった!」
と思い出して赤面するかめさん、アチャー(>_<)


やさしいGさんはメールの最後に
「ぜひ、また先生の講義受けたいと思います」
と言ってくれたので救われましたが、
穴があったら入りたいかめさん。
もっと、勉強します<(_ _)>

2010/8/21 SAT
昨日の日経夕刊に
「日航、12年末までに再上場」の記事。
で、これを最初
「12月末までに」と読み違え
「今年2月に上場廃止で、
1年も経たずに再上場とは感心、感心」
とノーテンキなかめさん、
実は3年近くかかる、と気づいて、
「エー!?」


だって、GM(ゼネラル・モータース)はつい先日、
1年余りで再上場したばっかりだよ、
とつい、ムキになるかめさん。
日本と米国の法律の違いはあるんだろうけど、
3倍近く違うというのは、
かめさん以上にノーテンキじゃありません?


かめさんも規模は違うけど銀行時代、
日航と同じような会社更生法に
何度か係り合いました。
確かに面倒だし、時間もかかります。
更生法申請が決まると、
管理人=弁護士をチーフに、
公認会計士を含めた専門家チームが会社に乗り込み、
会社の実権は彼らの手に。


フツーに考えれば、
銀行はじめ債権者は早くケリをつけてもらいたい、
と考えそうなもんですが、
実は以前は違ったんですね。
というのも昔の日本は右肩上がりの時代、
ズルズル更生を引き延ばせば、
土地の値段が上がって、
借金を完済した上にお釣りが出る、
なんてことがよくあったんです=^_^=


石の上にも3年というのは、
我慢強いという意味の褒め言葉。
でも、時代は変わって、
3年も同じ石に座っていたら、
石が苔むしてしまいます。
なにせ、御巣鷹山の慰霊登山道の負担金支払まで滞る日航。
日航が普通の会社に1日も早く復帰するのは国民の総意。
鍵を握るといわれる銀行団のみなさん、
チャチャっといきましょうよ、チャチャっと=^_^=

2010/8/20 FRI
沈没しようとしている船の乗客を
海に飛び込ませようとするとき、
乗客が日本人なら
「ほかの人も飛び込んでいます」
と言えばよい、というお決まりのジョーク。
もちろんほかの国のバージョンもあるんですが、
ドイツ人なら
「規則に書いています」=^_^=


ま、国民性を理解するには分かりやすいんでしょうが、
ドイツ人だって、日本人だって、
と思わせてくれたのが、昨日の日経夕刊に載っていた、
ドイツ人ジャーナリスト、ロナルド・レングさんの一文
「選手の涙は恥か?」


鹿島の内田が移籍したシャルケのファンは、
ドイツ一涙もろいんだそうです。
そのシャルケを引き合いに感情の発露は自然なこととして、
南アW杯パラグアイ戦のPKをはずした駒野の涙を
”「サムライ」ゆえの屈辱の涙であろう”
と涙ぐむレングさん。


ロフタス・バースフェルドでのPK戦終了後、
思いのたけを込めて
「駒野〜」と叫び、
励ましたかめさん。
ドイツ人にも分かるんだ、
と泣けてきました(>_<)


と、ここまで書くと、ネットには、
ドルトムントに移籍した香川、欧州リーグで2得点!
のニュース♪
今年は長谷部も加えたサムライたちが、
ドイツで駒野の悔しさを晴らしてくれそうな予感がする、
かめさんでした=^_^=

2010/8/19 THU
難航している岡田監督の後任選びを見て、
かめさんが思い出したのが
現イングランド代表監督のファビオ・カペロ。
南アでは日本と同じくベスト16で消えたカペロですが、
岡田監督と違い続投が決定。


そのカペロ監督、
南アW杯の準備試合で日本に苦戦した後
「日本はディフェンダーを9人置いて戦っていた」
と日本の守備的な戦いぶりを批判。
これを聞いたかめさん曰く
「カペロには言われたくないネ゛(`ヘ´#)」


というのもカペロ監督、
93-94年シーズンにACミランで優勝したときの成績が
34試合で、得点36、失点15。
1試合あたりの平均を四捨五入すれば
1-0!
守りに美学を求めるイタリアで
もっともイタリアらしいスコアで優勝!
と、皮肉まじりに讃えられました。


その後レアル・マドリッドの監督を
96-97と06-07の2回にわたってやるんですが、
ともに優勝したのに解任されちゃいます。
理由は2回ともに
「あんな守備的でつまらんサッカーは
レアルにふさわしくない」
というもの。
1度ならずも2度まで同じことをいわれたカペロ監督、
2度とレアルの監督はやらない、
とふくれて、
イングランド代表監督のイスに座ったわけです=^_^=


こんなカペロに
守備的な戦いぶりを批判されて、
へそで茶を沸かすくらい笑っちゃった、
かめさん=^_^=
でも、日本が世界で実績を残した
68年のメキシコ五輪も今回の南アW杯も、
ともに超守備的な戦いに徹したとき。
やっぱつまんなくても、
カペロのような、
勝たしてくれる監督がいいのかなぁ、
と心揺れる、
かめさんでした(^^ゞ

2010/8/18 WED
昨日のテレビニュースで何度も見た
民主党・山岡賢次副代表らが
小沢氏に民主党代表選への出馬を求める映像。
これが、とてもたちの悪い冗談としか思えない、
かめさん(^^ゞ


だって野党時代ならいざ知らず、
民主党代表=内閣総理大臣ですぞ。
そんな代表に国民の85%が
「復権好ましくない」という人物を担ぎ出そう、
なんて何考えてんの?


例の陸山会事件での検察審査会の先行きも不透明で、
首相になった途端、はい起訴です、
なんてことなったら、世界の笑い物゛(`ヘ´#)
GDPで中国に抜かれて世界3位に落ちた日本ですが、
ウォール・ストリート・ジャーナルの論評(今朝の日経)
「繁栄とは国民の潜在力を引き出す
健全な経済政策を通じて、
毎年毎年もたらされるものだ」は、
小沢氏に向けられた皮肉と思っているかめさん。


最近マニフェスト回帰論をぶち上げている小沢氏ですが、
高速道路無料化ひとつとっても、
鳩山首相が言い出した温暖化ガス25%削減とは水と油、
どう辻褄を合わせるおつもりなんですかね?
例えば香港の公共交通機関は
びっくりするくらい安いんですが、
逆に自家用車の保有コストはバカ高!
こういった健全なバランス感覚ある政策が繁栄をもたらす、
とウォール・ストリート・ジャーナルはいいたいはず。


小沢首相待望論は
真夏の夜の怪談としか思えない、
かめさんでした=^_^=
さぶっ!

2010/8/17 TUE
13日の読売新聞朝刊に載っていた
住友生命のアンケート結果
「1日の”笑顔時間”は平均2時間」
に、
「ウーン素敵なアンケート」
と感心した、かめさん=^_^=


調査は時間を自己申告したようですが、
もう少し詳しく見ると、
年代別で一番短いのが40代、
男性は女性の半分以下だそうですから、
やはり40代男性、働き盛りは、
笑顔の余裕がないんですかね(^^ゞ


マサチュセッツ工科大名誉教授の
レスター・サロー氏は
「日本のデパートで
開店時におじぎで迎えるのは人材の無駄遣い」
と日経新聞で言ってましたから、
40代男性に笑顔が少ないのは、
経営学的には理に適っているのかしらん?


でもこの間の休日、
かめさんが自宅から近い佐川急便の営業所に、
宅急便1個を持って行ったとき、
たった一人しかいない事務所で応対してくれた、
40代とおぼしき男性の笑顔は、
掛け値なしに素晴らしかったけどなー=^_^=


冒頭のアンケートによれば
「笑顔にしてくれる人は?」
の問いに、トップは
子供で34.3%だそうですが、
この間の佐川急便さんは、
かめさんが大好きな
「笑顔はプライスレス」を地で行く、
まさに
「笑顔にしてくれる人」♪
お陰さまで、かめさんも
一日笑顔で過ごすことが=^_^=
ありがとうございました。

2010/8/16 MON
フジめざましテレビで
最近チョコチョコ放送されている
「これいらない」企画。
正式なタイトルは忘れてしまったんですが、
プリクラの周りの白地部分とか
つけまつげの糊とか、
こんな不要なものがなぜ付いているの?
という疑問を解き明かすコーナー。


最初のうちは若者受けを狙った企画なのか、
全然このコーナーに興味が持てず、
この企画自体が
「これいらない」
だと思っていた、かめさん(^^ゞ
でも、でも・・・


この間放送されていた
「おせんべい袋のトレー」はなぜあるの?
このタイトルには魅かれましたね=^_^=
ダイニングにかめさん家御用達の
金吾堂せんべいがないと不機嫌なかめさん(^^ゞ
でも、あのトレー、邪魔ですよね。
もちろん以前からめざましテレビと同じく
???でしたが、
「トレーがないと陳列するとき不便」
が正解かな?と思っていました。
で、めざましテレビが教えてくれた衝撃の真実は・・・


「おせんべいが割れて商品価値が落ち、
返品になるのを防いでいる」
だそうです。
ウーンなるほど!=^_^=


存在感が全くなく、
邪魔者扱いされていたトレーくん、
でも、
かめさんの中ではぐぐっと存在感アップ=^_^=


そんなトレーくんで思い出したのが、
南アW杯で第三ゴールキーパーとして、
出番が回ってくる可能性はほぼゼロなのに、
キャプテンとしてチームをまとめた川口能活♪
昨日のJリーグでは見事大宮をゼロ封しました=^_^=


そのほかにも、
一昨日は、
俊輔がフリーキックを直接叩き込み、
先週は、
カズが最年長ゴール記録を更新、
と、
ベテランたちが存在感を発揮=^_^=


偉大な彼らを
「おせんべい袋のトレー」に例えるのは
あまりに失礼!(^^ゞ
でも、めざましテレビの実験では、
トレーなしのせんべいは、
輸送途中で半分以上が割れていたっけ(>_<)
そんな
「おせんべい袋のトレー」を目指して、
今日も仕事に励む、
かめさんでした=^_^=

2010/8/15 SUN
今朝の友人Kさんからのメールの最後に
「今から靖国参拝」の文字、
ウーン、気合いビンビン(^^ゞ


対するかめさんの返信は
靖国は大学の劇研時代、
小道具のひしゃくを拝借に行って以来です=^_^=
不謹慎で<(_ _)>


・・・靖国は日本のために亡くなった大切な先祖が眠る場所。
ちょっと軽かったなあ、と反省しつつ、
昨日の読売夕刊を読んでいると
「イタコ”口寄せ”、国助成で研究、自殺者家族に癒し効果」
の記事。
イタコというのは青森県・恐山の巫女で、
死者の霊魂を呼び寄せて自分に乗り移らせ、
その言葉を語るのが”口寄せ”。
別の友人Kによれば、
1年前に予約しようとしてもだめ、
という人気ぶりだそうです。


記事を読むと、
自殺した方の遺族に、
イタコが呼び寄せた「故人」は決して恨み言を言わず、
「世話になって本当に感謝している」
などとお礼の気持ちを伝え、
さらに
「私のために毎朝線香を1本あげてください。」
など、簡単にできるお願いをする、
んだそうです。


この”口寄せ”、一見非科学的だけど、
感謝の気持ちで先祖とつながる、
とても合理的なコミニュケーション。
来年8月15日は靖国に行って、
先祖の方々に感謝の気持ちを伝えてみようかと思う、
かめさんでした。

2010/8/14 SAT
昨日の日経夕刊で報じられた
「コメ先物、上場申請」のニュース。
1730年に江戸幕府によって公認された
大阪・堂島の米会所で行われていたコメ先物取引は
世界初の組織的なデリバティブ取引として、
世界中のデリバティブの教科書に
必ず紹介されるほどの有名ブランド=^_^=


諸藩の大名や武士は毎年秋になると
年貢や禄を米で受け取りますが、
なにせ貧乏侍ばかり。
田植えの前から秋にもらうはずのコメを売るために、
先物取引が盛んになりました。


その後綿々と続いたコメ先物取引ですが、
1939年、日中戦争の激化で中止、
戦後は国が米を管理する
食糧管理制度が長く続きましたが、
2004年にほぼ自由化。
自由市場のもとでコメの価格を安定させる制度として、
今回のコメ先物上場申請になったんですね


ただ、江戸時代と違うのが、
世界中を一瞬で飛び回る投機資金の存在。
株でも原油でも金でも、
先物価格が現物価格を振り回すのは、
皆さん日ごろ目にしているはず。
主食のコメの値段が同じようになったら・・・
ちょっと、心配な、かめさんでした(^^ゞ

2010/8/13 FRI
「ガシャーン」という扉が閉まる大きな音に
「いっけね、またやっちまった」と頭を掻くかめさん。
かめさんの住むマンション、
仕事場も同じ建物にあるんですが、
家との往復で合計5回、ドアの開け閉めが必要。
そのうち3つは大きく開けた状態で手を離すと、
ドアの閉まる勢いが強すぎて、
冒頭の「ガシャーン」と相成るわけです(^^ゞ
特に夜は付近のみなさんゴメンナサイ<(_ _)>
どーも、悪い癖が直んないな・・・


でもそんなズボラなかめさんに、やっと
「ドアはきちんと閉める」
と固く決意させる記事が昨日の朝日夕刊に。


昨日は日航ジャンボ機墜落事故から25年。
事故機のドアを閉めた元日航マンが
「自分のドアの閉め方が悪かったのか」
と事故後苦しみ、
やっと昨日初めて御巣鷹山を訪れた、
という記事。
この元日航マンは実際、
事故調査機関から5時間ほど状況を聞かれた、
そうです。


かめさん流スローな投資術の中に4つ挿入した
”リスクと上手に付き合うためのコラム”
の最後、
「御巣鷹山の教訓」で
この本をまとめ、
日航ジャンボ機墜落事故には、
人一倍思い入れがあるかめさん。
8月12日が訪れるたびに涙しています。


そんなかめさんに
「ドアはきちんと閉める」
と初めて素直に思わせてくれた、
日航ジャンボ機墜落事故25年でした。

2010/8/12 THU
普段は野球にほとんど興味を示さないかめさんが、
唯一必ず読むのが日経に連載されている
豊田泰光さんのコラム。
今朝は先日の広島・赤松や81年の阪急・山森が
ホームラン性の当たりをもぎ取ったプレーを
「外野はひっこんでろ」とは失礼な、
と年に1回あるかないかのプレーのために、
フェンス登りの練習に励む選手たちを、
ユーモアたっぷりに紹介しています。


でも、昨日の甲子園では豊田さんも眼を丸くする
「外野は引っ込んでいられない」プレー連発(^^ゞ
知らない読者のために紹介しすると、
対開星(島根)戦で仙台育英は9回表、
同点になるランナーが3塁を回ったところで転倒、
次打者平凡なセンターフライで万事休す、
と思ったらセンターの落球で逆転!


仙台育英1点リードで迎えたその裏、
逆転サヨナラと思われたレフトへの打球は、
4月から外野手の練習を始めたばかりの
本来は一塁手の三瓶君が、
控え選手から借りたグラブを使っての
スーパーダイビングキャッチで試合終了。
実は事前情報で
5メートルばかり守備位置を調整していたそうです=^_^=


選手としてではなく、
文筆家として殿堂入りした豊田さん。
今朝のコラムを書いてから見たであろう、
昨日の外野手二人の明暗。
筆のマエストロ豊田さんがどう料理するか、
今からワクワク楽しみな、
かめさんでした=^_^=

2010/8/11 THU
昨日2億円の背任容疑で逮捕された、
ハマコーこと浜田幸一元議員。
ご存じのとおり、
たくさんのエピソードをお持ちですが、
かめさん的に一番笑えるのが
「キタナク稼ぎ、キレイに使う」
という信条(^^ゞ
小沢さんも、ここまで正直になれば、
先月の毎日新聞世論調査で
小沢氏復権好ましくない85%、
なんていう悲惨な結果にはならないのにね=^_^=


で、
「キタナク稼ぐ」の代表格といえば脱税。
今朝の朝日新聞1面トップは
「日本ヒューレット・パッカード、470億円申告漏れ」
の記事でした。


意外かも知れませんが、
日本人の脱税率というのは世界最低クラス。
つまり、ほかの国に比べれば納税意識が高いんですね。


そこでやっぱり外人は、という話になりがち。
でも、今朝の日経1面には
「年金保険料、悪質滞納を国税庁が徴収」
の記事。
1000万以上の所得があって2年以上滞納の400人程度が対象、
だそうで、
どうやら日本人も、キレイに稼ぐ人は減る一方(^^ゞ
ハマコーさんや小沢さんみたいな政治家ばっかりじゃ、
しょうがねーか、
と今日もぼやく、かめさんでした(^^ゞ

2010/8/10 TUE
今日の日韓併合100年に際し、
菅首相が反省・おわびを表明するそうです。
朝鮮半島を日本が植民地として支配していた時代、
名字を取り上げたり、
言葉を使わせないようにしたり、
日本の炭鉱などで強制労働をさせたりと、
日本は朝鮮半島の人々にひどいことをしてきたので、
おわびやおわびのしるしは大事だと思います。


でも、95年の
「痛切な反省と心からおわび」の村山談話後も、
8月15日の光復節のたびに
1965年の日韓基本条約で法的に解決している
戦後補償問題を蒸し返そうとする動きがあり、
「もういい加減、いいでしょう、韓国の皆さん」
というのが、かめさんの偽らざる気持ち(^^ゞ


てなことを考えながら、
数日前の新聞メモを読んでいたら、
7日の読売新聞夕刊にあった
「ローマの通りに広島、長崎の名前を冠する」
という記事に、
「こうしておけば忘れないよね」
というキャプションをつけていた、
かめさん(^^ゞ


立場が変われば・・・
韓国の皆さんも同じなんだろうなー=^_^=
友好は友好、でも過去は過去、
ということで、
出だしとは全くが逆の結論になってしまった、
かめさんでした(^^ゞ

2010/8/9 MON
このブログやかめさん流スローな投資術の
読者からいただくメールによくあるのが
「かめさんって、本当サッカーが好きなんですネ」
という一文(^^ゞ
特にかめさん流スローな投資術には
一言もサッカーのことは書いていないのに、
ブログを見ると3日に1回くらいはサッカー・・・
まあ、好きなんでお許しを<(_ _)>


でも、サッカーは世界の言葉、というくらいで、
サッカーを知れば、世界が見えるのは真実。
例えば今月1日の朝日新聞朝刊に載っていた
「70年代アルゼンチンの左翼狩り、
孫101人奪還 祖母ら執念」の記事。
70年代後半、当時のアルゼンチン軍事独裁政権が
独裁に抵抗する左翼の若者を拷問のうえ、殺害。
その数3万人とも言われています。
この中には妊娠中の女性もおり、強制収容所で出産。
女性やその夫はその後殺され、
残された孤児は親のような左翼思想に染まらないように、
独裁政権の協力者や将校らが養子にすることが多かったようです。
時は流れて世界中の非難を浴びた軍事独裁政権は崩壊、
左翼狩りで子供たちを殺された女性たちが、
その際連れ去られた孫たちを取り戻す活動を報じたのが、
朝日新聞の見出し、という訳です=^_^=


日本から見るとちょうど地球の裏側にあたるアルゼンチン。
1978年W杯でアルゼンチンが地元開催初優勝を飾らなければ、
多分軍事独裁政権の存在すら知らなかった、かめさん。
ブエノスアイレスのリバープレートスタジアムに舞う紙吹雪と、
エル・マタドール(闘牛士)こと
マリオ・ケンペスの突進で有名なこのW杯。
でも軍事独裁政権が作り出した優勝、ともいわれています。


二次リーグ最終戦のペルー戦。
アルゼンチンは4点差以上で勝たなければ
決勝進出ができない立場でしたが、
6-0で圧勝、いまだ八百長、買収説が根強く語られています(^^ゞ


そして、1-1で延長に突入したオランダとの決勝。
当時は現在のように5分の休憩をピッチ上でとる必要はなく、
ロッカールームから登場したアルゼンチン選手には
90分間の激闘の疲れがみじんも見えず、
延長戦では、
むしろリフレッシュしたような動きに見えたことから、
いまだドービングのうわさが絶えません(^^ゞ


いずれもサッカーの歴史の中で噂としてうずもれてしまうでしょう。
でも、30年余り前の軍事政権の暗い過去を
現代にタイムスリップさせた朝日の記事と、
78年W杯アルゼンチン優勝の記憶とをオーバーラップさせると、
より鮮やかな画像が焦点を結びます。
今日もサッカー馬鹿の我田引水、
と自嘲しながらコラムを書き終えた、
かめさんでした=^_^=

2010/8/8 SUN
最近立て続けに報道されている、
はるか以前に死亡したと思われるお年寄りが、
戸籍上生きていたことになっていたお話。
テレビや新聞では有識者と呼ばれる人が
「行政の怠慢、なっとらん」
といった調子で、
お役所をやり玉にあげていますが・・・


数日前の読売新聞・編集手帳で紹介されていた、
作家松山巌さんの「手の孤独、手の力」の一節。


ビルの屋上から投身自殺した女性の遺体が
数カ月後に植え込みから見つかりました。
飛び降りたことを知る者はいなかったのですが、
ビルの管理用コンピューターは
その日に屋上に出て戻らなかった人間「1」を記録。
松山さんはその「1」を「現代の幽霊」と呼ぶそうです。


ゾー、まさに夏の夜の怪談、怖いですね(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ
でも、ビルでできるということは、
日本国中いたるところに監視カメラをつければ、
冒頭のような行政の怠慢はなくなるはず。
きっと技術的には可能でしょう。


でも、
そんなことをしたら税金をいくら払っても足りません。
実は、
「行政の怠慢、なっとらん」
といっている有識者こそ、
現代の怪談じゃなかろうかと思う、
かめさんでした(^^ゞ

2010/8/7 SAT
かめさんも物書きのはしくれなんで、
「タイトル」にはそれなりのこだわりがあります。
当然、本や新聞、雑誌を読んでいる時も、
タイトルだけで、おっ、と魅かれることも。
最近ではおとといの日経夕刊「十字路」というコラムの
「戦争を知らない子供たち」
というタイトル。
そして書き手が
みずほ証券チーフストラテジストの
高田創さんとくれば、
もう無条件に読んじゃいます=^_^=


高田創さんを初めて知ったのは10年くらい前、
有価証券マネージャーをやっていた銀行を辞めたころ。
高田さんが書いた「国債暴落」は
ついこの間まで携わっていた世界だったんで、
かなりショッキングでした。


で、おとといの「戦争を知らない子供たち」では、
こう述べている、高田さん。
ユーロの通貨統合は、
コールやミッテランという
「戦争を知る子供たち」の
欧州統合に向けた崇高な思いで実現した。
でも、現在のユーロ指導者たちは
「戦争を知らない子供たち」。
ギリシャ危機はまだ序の口ではないか、
とユーロ崩壊も暗示し、
日本国債暴落以上のショキングな内容!
かめさん、唸ってしまいました(^^ゞ


一方わが日本。
菅首相就任当時の消費税議論はどんどん後退。
円相場も円安誘導発言とは裏腹に就任時から10円の円高。
ちなみに菅首相の生年月日を調べてみると
1946年10月10日、と「戦争を知らない子供たち」。
そうか、やっぱり、
と妙に納得してしまう、
かめさんでした(^^ゞ

2010/8/6 FRI
川島に長友、内田らが
欧州の新チームでレギュラーを取れるか?
本田はCSKAからビッグクラブに移籍するのか?
などなど、南アW杯ベスト16効果もあって、
連日報道される、欧州移籍組の動向に
うれしい限りのかめさん=^_^=


でも、一人忘れてませんか?
というのが今日のお題の主、香川真司選手。
次代の中心選手として期待されながら、
南アW杯代表の23人に入れず、
サポートメンバーとして日本代表に同行した21歳のMF。
今季セレッソ大阪から
ドイツ・ブンデスリーガの名門、
ボルシア・ドルトムントに移籍しましたが、
なんと昨日、マンチェスター・シティとの親善試合で、
1得点、1アシストの大活躍。
これでプレシーズンマッチ3試合連続の先発で、
スポニチは
”スタメン確実弾”と大見出し=^_^=


「へー、すごい選手なんだ、知らなかった」
という読者も多いと思いますが、
地味さ加減では移籍先の
ボルシア・ドルトムントもいい勝負(^^ゞ
1997年には欧州チャンピオンリーグを制した、
ドイツではバイエルン・ミュンヘンに次ぐ名門、
日本でいえばタイガースのような存在なのですぞ!


そしてボルシア・ドルトムントといえば、
ヴェストファーレンシュタディオン♪
かめさんが行ってみたい
世界のサッカースタジアム10本の指に間違いなく入る、
熱狂ぶりで有名な8万3千人収容のホームです。


でも、香川の活躍を伝える
今朝のスポニチをウキウキしながら読んでいたら
「ホームの”ジグナル・イドゥナ・パルク”」
という記事。
???
ヴェストファーレンは?
と思ってネットで調べると
2005年、ドイツにある
大手生命保険会社に命名権を売却したんだって。
つまり、
甲子園が●●生命保険球場に改名したようなもんですな、
こりゃ(^^ゞ


うーん、香川も地味ならチームも地味、
そしてホームまで・・・・=^_^=
でも、ジグナル、もとい
ヴェストファーレンで
日本人がレギュラーを張れるなら、
夢のようなお話♪
今季、欧州で最注目の日本人選手は
香川真司ですゾ=^_^=

2010/8/5 THU
今朝のフジめざましテレビを見ていると、
大崎の人気ラーメン店「六厘舎」が、
行列が伸びすぎて、
付近の住民からの苦情で閉店だそうです、
やれやれ(^^ゞ


2年前の5月30日、
つれづれ日記で、店名は出さずに書いた、
行列はすごいけど、
残り三分の一ぐらいであきてくるつけ麺が
実はこの「六厘舎」(^^ゞ
当時は現在のように東京駅のお店もなかったし、
スーパーでブランド扱いもされてなかったんで、
店名は出さなかったけど、もういいですよね=^_^=


でも「六厘舎」は1時間以上並んで食べるほどじゃないけど、
もし家から徒歩5分にあるフツーのラーメン屋さんだったら、
週1回くらいは、いくかもしれませんよ。
ちなみに、
もっと人気のNやM、Sなんかは、
家の隣にあって、
行列がなくても行かないでしょう(^^ゞ


とはいっても、同じく2年前の9月12日に書いた、
北区は王子の伊藤みたいに、
ラーメン情報誌や番組がなかったら、
絶対行かなかった、
本当の名店もあるんで、
そこは痛し痒し(^^ゞ


そんなことを考えながらテレビを見ていると、
娘から
「先月の24日のブログに書いていた、
銀座ひょっとこの柚子柳麺、
本当おいしかった!」
と言われたのを思い出し、
この店はどこの本にも書いてあるめー、
と一人ほくそ笑む、
かめさんでした=^_^=

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