クロネコヤマトの現場力

2024年3月3日SUN

 

先月末、日本列島を駆け巡った

大谷結婚!のニュース。

翌3月1日のTBS THE TIMEによる

ニュース関心度86%は

安住アナも見たことがない数字だとか。

 

一方同じく先月のめでたいニュースと言えば

日経平均34年ぶりの最高値更新ですよね。

ただ、その間NYのダウ平均は

10倍以上に跳ね上がっていますから、

日本野球の株価を爆上げした大谷とは違い、

とても手放しでは喜べません。

 

この失われた34年の責任を

金融や不動産だけに負わせがちですが、

もっと大事なのは実体経済。

特に今回の株価上昇をけん引している

半導体に注目してみましょう。

 

電気で動く物すべてに使われている!

と言っても過言ではない半導体。

バブル期の1980年代後半、

日の丸半導体の世界シェアは50%でした。

それが現在10%まで凋落し、

「2030年は0%になる」

と危機感を抱いた日本政府は、

莫大な補助金を積んだ上、

三顧の礼で台湾のTSMCを迎えます。

 

いまや国家の盛衰を決める半導体ですが、

破綻したエルピーダをはじめ

日の丸半導体で長く働いていた

湯之上隆さんという元技術者の方が

当時の様子をNewsweek日本版に書いていました。

 

「日本の13社が集まった共同事業体で、

微細化を45㌨にするか130㌨にするか意見が割れ

各社の平均から65㌨を作ったら全く売れなかった」

「目標をどこに置くべきか社内で聞いて回ったら、

『技術者のお前がそんな事を考える必要はない』

と上司から叱責された」

 

いずれも

「マジっすか!?」

と訊き返したくなる寒い話ですが

先月はこんな温かいニュースも。

 

2月13日の朝日新聞夕刊社会面に大きく載っていた

「能登に荷物を、動いた配達員

 生まれ育った町の声、社長に直訴 

宅配危険なら…引き渡し所開設」

こう見出しが打たれた記事は、

おなじみの制服が目に飛び込みますので

白黒写真でもクロネコヤマトとすぐ分かります。

その上、引き渡し所があるのは能登町役場の駐車場。

 

「もしや」

と思ったかめさんが新聞を見せながら、

能登町から東京へ二次避難している下の娘に聞きました。

「この人って、以前聞いた

不在なら旦那さんの実家に届けてくれたりする、

親切な人?」

ピンポーン!でした。

 

訊くと、

記事の西海成吉(さいかいしげよし)さん46歳は

下の娘の旦那さんにとって消防団の先輩で、

自宅同士も50mしか離れておらず、

下の娘が

「西海さんって、ムキムキなんです」

って言うほどの間柄。

しかも下の娘の家は先月水道が通ったのに、

西海さんの家は敷地や道路の陥没で

今も水道などが住める状態まで復旧しておらず、

「そんな状況で能登のために」

と下の娘も絶句していました。

 

記事によれば

地震が起きて間もなく西海さんは

配達の再開を会社に掛け合いましたが、

認められません。

それでも諦め切れず、

さらに2週間余りたった頃、

被災地の視察に訪れた長尾裕社長へ

恐る恐る引き渡し所の開設を直訴します。

入社7年目で西海さんが初めて見る会社のトップ、

しかも社員17万人のテッペンにいる人ですよ!

 

そんな人が引き渡し所の開設を即決してくれるとは、

『技術者のお前がそんな事を考える必要はない』

と上司に叱責された日の丸半導体とは

あまりに対照的です。

 

日本の現場力、

まだまだ捨てたもんじゃ

ありません。

 

2024年2月末で25年5か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.45%(手数料税金差引前)、

消費税込み手数料差引後では年10.21%ですm(_ _)m

 

春になったら

2024年2月5日MON
 
能登町から二次避難してくる
下の娘と孫二人を迎えに金沢まで行ったかめさん。
バスの後部座席から歩いてくる孫娘の姿が
フロントガラス越しに見えただけで、
もう涙腺崩壊でした。
 
そんな涙腺の衰えを改めて思い知らされたのが
毎週月曜夜10時フジで始まった
ドラマ「春になったら」。
 
“3カ月後に結婚する娘・奈緒”と
“3カ月後にこの世を去る父・木梨憲武”が、
「結婚までにやりたいことリスト」と
「死ぬまでにやりたいことリスト」
を実現していくストーリーと知り
最初はちょっと引き気味だったかめさん。
でも3回目だった先週、
「娘の婚約者で売れない東大中退芸人・濱田岳が
木梨憲武とお笑いコンビを組んだりして」
とカミさんに話しかけながら、
もう実はウルウルしちゃいました。
 
「この調子でかめさんの涙腺は最終回まで持つのか?」
「あっと驚くハッピーエンドだったりして?」
「能登も春になったら、きっと」
今晩の「春になったら」4回目を楽しみにしながら
心は能登にある、かめさんでした。
 
2024年1月末で25年4か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.34%(手数料税金差引前)、
消費税込み手数料差引後では年10.09%ですm(_ _)m

Not Alone 能登は一人じゃない

2024年1月9日TUE

 

能登地震から1週間になる昨晩9時のNHKニュース、

七尾市にある避難所から中継された映像の

背後で見えたホワイトボードには

「Not Alone」の8文字が場所を取らないよう

小さく、控えめに書かれていました。

 

元日の発災から1時間38分後、

能登町に住む下の娘から

「家族全員無事」のLINEをもらい、

泣きそうだった、かめさん。

13年前の東日本大震災では、

地震発生から数日後に避難所で設置された無料電話に

長蛇の列が出来たニュースを思い出し、

感謝の気持ちを繰り返し綴ってきた下の娘と

かめさんの想いは同じでした。

 

片や残念だったのは、

正月三が日のテレビが、

殆ど予定通りバラエティを放送したこと。

最初は被災情報を

画面の外枠にテロップで流していましたが、

やがてそれすら消えました。

 

東日本大震災では文化庁長官が発生から1カ月後に

「文化活動で元気を取り戻していきましょう」

という声明を出したように

自粛一辺倒は疑問です。

ただ、生存率が急低下する72時間を前に

例年でも内容が無いと批判される

正月バラエティをタレ流すのは

「Not Alone」

じゃなく

「Noto Alone」

なのか?と

能登の人たちを不安にさせる愚挙だと思います。

 

2023年12月末で25年3か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.31%(手数料税金差引前)、

 

手数料差引後では年10.06%ですm(_ _)m

 

ニッキ―・ヘイリー、ホワイト・ハウスへGO!

2023年12月1日FRI
 
昨日の朝、マンションの郵便受けに
12月10日に行われる江東区長選の投票券が入っていました。
買収容疑で財務副大臣を辞任した
東京15区=江東区選出の柿沢衆議院議員から勧められたと言う
違法なネット選挙の責任を取った
木村前区長の辞任に伴う出直し選挙です。
 
とは言え、前にも書いた通り
江東区=東京15区は事前運動が当たり前の破廉恥な選挙区、
4年前には収賄事件で逮捕された秋元司前衆議院議員もいて
本当に出直しが出来るのか多くの江東区民が首を傾げています。
 
それでも新聞報道によれば、
党利党略を隠しもせずに
立候補予定者が大勢いる乱戦模様。
かめさんとしては
「バイデンかトランプを選ばざるを得ないアメリカ国民と同じ」
と諦めていました。
ところが海の向こうから嬉しい知らせが。
 
一昨日の日経夕刊に
「米富豪コーク氏団体、ヘイリー氏支持 共和予備選追い風」
の見出し。
ヘイリー氏と言われてもピンと来ない人もいそうですが、
トランプ政権下で国連大使を務めたインド系の女性と言えば、
思い出して貰えるかも知れません。
 
トランプが独走する共和党の予備選で
2位のフロリダ州知事デサンティスにも後れを取っていましたが、
コーク氏の支援表明で一気にトランプの対抗馬に躍り出そうなのです。
 
討論会を避け、論理が支離滅裂なトランプとは対照的に
中絶など世論を分断する問題にもバランス感覚のある議論を展開し、
じわじわ支持を伸ばしてきたヘイリー氏。
サウスカロライナ州知事時代は親ビジネス派として企業誘致に奔走、
国連大使としても中国やロシアとハードネゴの末、
北朝鮮にかつてない厳しい安保理制裁決議を突きつけました。
 
そしてウクライナ支援問題。
かめさんが侵攻直後に予想した
「2年でロシアは撤退」
はとても無理な情勢ですが、
彼女はウクライナ支援の重要性を説き、
孤立主義的な論調とは一線を画しています。
 
トランプと良好な関係を維持しながらも、
政策では明らかに一線を画すヘイリー氏に
共和党内の反トランプ派やウォール街から
「バイデンに勝てる候補」として
期待が急速に高まっているのも当然でしょう。
 
「アメリカ初の女性大統領」
なんて見出しは不要です。
51歳のニッキ―・ヘイリーこそが
ホワイトハウスの主にふさわしいと
かめさんは信じています。
 
それにしても
アメリカ国民がつくづく羨ましい。
一江東区民でした。
 
2023年11月末で25年2か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.30%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.07%ですm(_ _)m
 

将棋も“アレのアレ”で勝負、勝負

2023年11月17日FRI

 

38年ぶりの日本一を

“アレのアレ”とボケてみせた阪神・岡田監督。

流行語大賞レースでも本命のようですが、

今月はかめさんも負けじと

“アレのアレ”を連発しています。

 

四国・松山では高校3年以来となる、

49年ぶりの俳句をひねり、

4歳と9か月の孫二人とディズニーではしゃいだのも

たしか35年ぶり。

ただハイライトは

大学5年生の時以来、43年ぶりとなる将棋を

小学4年生の孫と指した事ですな。

 

孫から挑戦状を叩きつけられて以来、

二度も将棋が夢に出て来たかめさん。

カミさんや上の娘、その旦那だけじゃなく

下の娘や家族に見守られた大勝負、

辛うじて二連勝はしましたが、

内容は人生経験56年の違いを見せつけた

とは間違っても言えません。

 

チェスクロックを使った持ち時間20分を、

先に使い切ったかめさん、

孫から

「おじいちゃんの反則負け。でも将棋は続けて上げる」

と言われ

「最初から言ってくれれば直ぐ指した」

と言い負かします。

最後は孫の見落としに

「ふふ、甘いな」

と大人げないセリフまで吐き

器の小さい所を見せつけたかめさん。

ふー、全力投球は疲れます。

 

就職が決まった大学5年生の冬、

高田馬場の将棋道場に2度通い

1勝たしか9敗だったかめさん。

将棋教室に通う孫から

駒を落としてもらうのは時間の問題ですが、

今度の冬休みや春休み、

孫との再戦はもちろん、

家族みんなから胸を借りたい

かめさんでした

 

2023年10月末で25年1か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.24%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.02%ですm(_ _)m

 

ジャニーズ会見が
バスクダービーと北朝鮮戦の翌日だったのだ

2023年10月3日TUE

 

「そこまでして勝ちたいなら、勝手にどうぞ」

一昨日の日曜夜、

アジア大会男子サッカー準々決勝の日本戦で見せた

北朝鮮の蛮行に呆れ果てたかめさんは

テレビの前で吐き捨てました。

 

イエローカード6枚の中に

一発退場のレッドは含まれなかったのが不思議だったあの試合。

試合終了後にpk判定が不服だったらしい北朝鮮選手たちから

威嚇、追い回された主審が、

怖くてレッドを出せなかったのだろうと同情しちゃいます。

拳を振り上げ日本のスタッフから給水ボトルを取り上げ、

イエローが出された恥ずべき行為は

食糧支援を貰いながら核の脅しを続ける

かの国の振る舞いとソックリ。

冷静に振る舞い続けた日本チームは立派でしたが

「あんな国とは二度とサッカーをしたくない」

が本音でしょう。

 

対照的だったのが

同じ日の早朝にみたバスクダービーでした。

久保選手率いるソシエダが3点目を挙げると、

ソシエダのホームスタジアム・アノエタは

背中はピッチに肩を組んでジャンプする恒例の

“ポズナン・ダンス”で大盛り上がり。

ところが青白の大波を作るソシエダ・サポの真ん中で

ビルバオの赤白ユニフォームを着たひげ面のおっさんが、

一人楽しそうに周りを見渡す姿が画面に抜かれます。

 

当日夜のNHKニュースで流れたこの映像を見たキャスターが

「あのおじさん、敵に囲まれて大丈夫?」

と心配していました。

古橋、前田、旗手ら日本人5人が活躍するセルティックが

レンジャースと対戦するスコットランドのグラスゴーダービー、

別名オールドファームは毎回5万人を優に超える観衆を集めますが、

アウエーのサポーターは一切入場できません。

カトリックとプロテスタント、独立派と連邦派という

宗教や政治的な対立も背景にあるためで、

ダービーと聞いたNHKキャスターの心配もよく分かります。

 

ただバスクダービーは世界でも珍しい友好的なダービー。

DAZNで見るスタンド風景も

敵同士のユニフォームを着て仲良く一緒に応援する

カップルや夫婦連れ、親子、グループなどの姿を

頻繁にカメラが捉えます。

 

これはスペインとフランスにまたがって独自の言語を持ち、

中央政権からの独立を求めて戦って来た

バスク人同士が持つ同胞意識のなせる業でしょう。

スペイン内戦の時も両チームを中心に編成されたバスク選抜チームは

戦禍を逃れ、海外遠征でフランコ軍と戦う戦費を稼ぎました。

 

シーズン開幕以来8試合のうち5試合でマン・オブ・ザ・マッチを獲得、

5得点もマークするなど、

久保がキャリア最高のパフォーマンスを続けられるのは、

アルテタなどバスクの温かい空気が後押しをしているに違いありません。

 

ここで心配になるのが、

「既にアジアの枠は飛び越え、ラ・リーガの至宝になった久保を、

来年3月のW杯アジア予選北朝鮮戦に呼ぶ必要があるか?」という疑問。

ネットでは既に北朝鮮の出場停止処分を求める声が溢れ、

たった今、AFCとFIFAに

日本サッカー協会が意見書を提出したニュースが流れています。

 

サッカーで天国と地獄を味わった翌日の2日月曜午後、

今度は2回目になるジャニーズの記者会見が開かれました。

百家争鳴の中、

サブスクで音楽は聞いていても、

歌番組は紅白しか見ないかめさんが言えるのは、

ジャニーズを起用する企業の株は買わないこと。

インドネシアにある下請け工場の低賃金労働を暴かれたナイキが

6年間も見て見ぬ振りを続けた挙句、

ブランド力の低下から業績悪化を招いた教訓を忘れないからです。

 

投資家の立場からは当然だと思いますが、

ある著名人が最近ブログに書いたと言う

「ジャニオタは本物じゃないので消えていく」

旨の予想をネットのニュースでみました。

たぶん歌舞伎のような伝統芸能こそ本物と考えているのでしょうが、

出雲阿国だって元祖アイドル、

様々な弾圧を潜り抜け生き残ったのが歌舞伎です。

現代のアイドルやファンが

簡単に消えていくとする説に説得力はありません。

 

アジア大会の蛮行で世界から非難を浴びる北朝鮮サッカーも

1966年のW杯でイタリアを破りベスト8に進出した時は

世界の称賛を浴びました。

1974年にピョンヤン4・25という軍隊チームが来日した際は、

日本代表に4-0で圧勝しています。

 

そんな北朝鮮サッカーが見る影もなく凋落したのは、

1960年代は韓国と互角だった経済力の衰退と

密接にリンクしているはず。

ジャニーズもサッカーも、

文化は社会の鏡だと思うかめさん。

歌には疎くても、ドラマは結構観ます。

最近の発見は

終わったばかりの「ウソ婚」で主演した菊池風磨。

あの雄弁な目の演技は、

ジャニーズ事務所でも教えられません。

 

 

2023年9月末で25年になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.33%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.10%ですm(_ _)m

 

サポーターがギャングになる日

2023年9月22日FRI

 

欧州のサッカーシーズンが始まって早や一か月、

90分観るのは中々出来ないかめさんも

歯磨きやストレッチをしながら主にハイライトで

日本人選手の活躍に心躍らせています。

 

他にもこの夏は、

なでしこが試合内容で世界を魅了したW杯8強、

森保ジャパンまさかのドイツ、トルコ連続粉砕が

相手監督を二人連続でクビに追い込んじゃうなど

順風満帆に見える日本サッカーにも、

一つだけ大きな気掛かりが。

3日前、来年度の天皇杯参加資格はく奪が発表された

浦和サポーターの名古屋での暴動問題でした。

 

他のJクラブからは

「処分が甘すぎる!」という声が上がる一方、

当の浦和サポーターからは一部で今も

「挑発は名古屋側」

との主張もあるそうで

追加処分がありそうな気配です。

 

試合後のゴミ掃除で世界から賞賛される日本サポーターが大勢いる一方、

浦和から名古屋まで遠征して乱暴狼藉を働くサポーターがいるなんて、

一般の日本人には信じられませんよね?

ただ世界を見渡すと、

例えばアルゼンチン一部リーグでは

2013年からアウエーサポーターの入場が禁止されました。

相次ぐスタジアム内での殺人を含む暴力頻発が理由ですが、

背景には根深いアルゼンチン社会の病巣があります。

 

2018年、南米一のクラブを決めるリベルタドーレス杯決勝は

史上初めてリバープレート対ボカジュニアーズの対戦となりました。

このカードはイギリスのオブザーバー紙が栄えある

「(世界で)死ぬまでに観るべき 50 のスポーツイベント」

1位に選んだ組み合わせ。

国内リーグをホーム&アウエーで2試合戦う普段の年でも大変なのに

南米一を賭けた決勝となればハチャメチャになること必至。

 

案の定リバープレートのサポーター集団バーラブラバ

直訳すると勇猛なギャングが

決勝戦のチケット転売で荒稼ぎしようと計画。

警察にバレて逮捕、売り上げは全て没収されますが、

「その金を返さないのならボカジュニアーズのバスを襲う」

「没収試合になっても知らないぞ」と脅しをかけ、2ndレグの試合前、

バスに乗っていたボカジュニアーズの選手たちが

投石で目も開けられない程流血する騒ぎとなり、試合は延期、

後日遠く離れたスペインのマドリードで開催されたうえ、

リバープレートへのお咎めはなし。

バーラブラバが増長する訳です。

 

そもそも粗暴なサポーター集団が

組織的なギャング集団バーラブラバに姿を変えていくきっかけは、

1925年、アルゼンチンタンゴ発祥の地である港町にある

ボカジュニアーズ初の海外遠征を

地元の資産家が資金援助したのが始まりでした。

以来クラブ関係者は情熱的なサポーターを活用できると考え、

交通費や観戦チケット、

さらには大きなフラッグをこしらえる素材などを提供し始めます。

 

バーラブラバはクラブの会長選にも影響を与えますから、

選手の移籍、売店やユニフォームグッズも、

バーラブラバの資金源になっていきました。

 

さらに60年代になると元大統領の大物政治家が

バーラブラバに正式な資金援助を与え始めます。

バーラブラバを使って相手チームを威圧し、

チームが勝てば選挙の票にもつながる

お互いにとって美味しい話。

 

21世紀になって、

ボカジュニアーズの会長を12年間務めたマウリシオ・マクリ氏が

4年間アルゼンチン大統領の座に就いたのは

バーラブラバ、クラブ、政治家のカルテルが完成した象徴でしょう。

 

こんなバーラブラバの構成メンバーの多くは

アルゼンチンの4割以上を占める貧困層出身と言われます。

 

2022年、アルゼンチンは36年ぶり3度目のw杯優勝を遂げ、

熱狂した400万人の国民が出迎えたのは記憶に新しいところ。

でもその2年前、

アルゼンチンは6年ぶり9度目の国債支払い停止を宣言しました。

 

今年3月、w杯優勝後初の国際親善試合の相手に

アルゼンチンはパナマとキュラソーを選びます。

日本も3億円を提示して試合を申し込んでいましたが、

6億円以上を提示した二カ国をアルゼンチンは選びました。

外貨不足を補うためと囁かれていますが、

7-0で圧勝したキュラソーとの試合で

ハットトリック3得点を決めたメッシは

何を思うのでしょうか。

 

w杯優勝より

女性や子供が安心してサッカーを楽しめるスタジアムが嬉しい、

かめさんでした。

 

2023年8月末で24年11か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.42%(手数料税金差引前)、

 

手数料差引後では年10.19%ですm(_ _)m

 

殿様損保に一揆でござる

2023年8月3日THU
 
ちょうど1年ほど前、
××火災の◎◎代理店から
火災保険の満期案内と更新のお願いが届きました。
いつもなら事務的に更新手続きを取るかめさんですが、
同条件で更新後ほぼ2倍になっている火災保険料にビックリ仰天!
 
これまでも計算間違いの前科がある◎◎代理店ゆえ、
再犯を疑って電話すると
「地震保険料が値上がりして」との説明。
おい!それくらいは新聞記事で読んでいるけど、
地震保険料は今回満期が来る保険料全体の
3%くらいだぞと電話口で文句を言うと
これが保険のプロかと耳を疑う説明に終始し、
結局調べて折り返し連絡をするとのこと。
 
3日後、◎◎代理店から
「値上げ資料届いたでしょうか?」
との着信。
資料はまだ届いておらず、
一般郵便は土日配達無しも、
レターパックの存在も知らない◎◎代理店に
開いた口が塞がらない、かめさん。
3日前よりはマシな説明でしたが、
結局は料率変更が原因と、
保険料を負担する側のこちらを気遣う言葉は一切なし。
天災などで火災保険の支払いが増えたから保険料を上げるなんて説明は
とっくにネットで検索済みのかめさん。
保険料率が上がる前日に中途解約&新規契約なんて抜け道も、
誰だって思い付きます。
さらに3日後に郵送でやっと届いたチープな説明資料を見たかめさん、
代理店や損保の変更を決めました。
 
実は10年ほど前にも解約を考えたことがある××火災と◎◎代理店。
その時は提出した書類の手続きがいくら待っても終わらず、
◎◎代理店に調べてもらったところ、
××火災の本社で担当者が机の引き出しにしまい込み放置していました。
××火災本社の上司と◎◎代理店が虎屋の羊羹を持って謝罪に来ましたが、
突っ返したかめさん。
当然解約かと思いきや、忙しくてそのまま継続。
今回の乗り換えは遅すぎた位なのです。
 
あれから1年。
忘れ掛けていた××火災の名前を
突然テレビで耳にします。
7月30日のTBSで
自動車生活ジャーナリストの加藤久美子さんが教えてくれました。
損保ジャパンと××火災は他の損保と違い、
15万円以上になる自動車保険の請求があっても
アジャスター(損害査定員)の立ち合いが要らないとのこと。
なるほど××火災は今を時めく損保ジャパンと並び、
中古自動車業界とズブズブの関係なんですな。
 
ちなみに◎◎代理店は
中古自動車販売の◆◆社内に事務所を置いています。
つまり◎◎代理店と××火災の関係は
ビッグモーターと損保ジャパンの関係と瓜二つ。
自動車保険の不正請求問題を
かめさんが新聞で知った1年前から疑っていましたが、
火災保険であんな殿様商売を続けても
自動車保険で儲かる仕組みだから痛くも痒くもないと
改めて納得しました。
 
今回の不正請求問題にどこまでメスが入るか分かりませんが、
損保業界と中古車販売業界の問題に止まらず、
国民生活全般に影響が及ぶと思います。
 
卑近なところでは就職人気ランキング上位の常連損保は
高給、福利厚生の充実だけでなく、
時間外勤務の少なさも人気の秘密とか。
代理店が集めた甘い蜜を損保が吸い上げる殿様商売は
うらやましい限りですな。
 
ちょっと高尚なところでは、
損保ジャパンがバブル期に当時の世界最高額53億円で落札し、
現在も保有を続けるゴッホの「ひまわり」。
今年初め、
ナチスの迫害を受けたユダヤ人から返還請求を受けましたが、
損保ジャパンは突っぱねる構え。
儲け過ぎた保険料は分不相応の美術品を持つより、
消費者に返すのが筋ですし、
略奪文化財を返還する動きが世界で高まる中、
日本人として恥ずかしい限りです。
 
そして本丸は構造的な儲け過ぎ問題。
1990年代のバブル崩壊で
瀕死の重傷を負った銀行や証券、生保に比べ
損保は掠り傷で済みました。
 
しかも同時期に進んだ金融の自由化も
うまいこと実質蚊帳の外で
損保は殿様商売を続けることが可能になります。
 
◎◎代理店のいきなり倍近い火災保険料請求は
銀行なら貸出の利上げ交渉が近いでしょうが、
銀行が弱くなった今の時代、
いきなり倍近い貸出金利を要求するなんて、
およそ考えられません。
 
証券会社の株式売買手数料は
かめさんが銀行で有価証券運用をやっていた時代に、
自由化でみるみるうちに安くなりました。
「こんな手数料で証券会社やっていけるの?」
銀行にとっては嬉しい話なのに、
マジで心配したことを覚えています。
 
損保の保険料も同じ頃自由化されました。
でも、
A社のa保険とB社のb保険を比べろと言われても
無理な相談です。
その一方で温存されている
損保と中古自動車業界のズブズブな関係。
前述のの加藤久美子さんによれば、
保険料の支払いを1円でも減らしたい損保と
受取を1円でも増やしたい業者で
不正の温床となる利益相反関係を防ぐため、
アメリカや中国では
修理工場の保険代理店は認められないそうです。
 
車や家を持っていない人はいても、
トラックで運ばれる荷物と無縁な人はいません。
日本人は割高な自動車保険料を
みんなで負担させられています。
皆の衆、
殿様損保に一揆でござる。
 
2023年7月末で24年10か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.38%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年10.16%ですm(_ _)m
 

プーチン、タイタニックの夢を見る
(映画ネタばれ注意)

2023年7月3日MON

 

最近テレビで前後編2回にわたり放送された映画タイタニック。

かめさんは10数年ぶり4度目でしたが、

見るたびに違う想像力が刺激されます。

 

今回は直前に起きた潜水艇事故を連想する人が多かったと思いますが、

それ以上にかめさんは、

前編の放送と同じ日に起きたプリゴジンの乱と重ね合わせ見ちゃいました。

もちろん沈みゆくタイタニックをプーチンのロシアに、

汚い手を使って生き延び、後に破産する大富豪をプーチンに見立てて。

 

プリゴジンのワグネルがモスクワに進軍中、かめさんは

「プーチンの野郎、天井裏に隠れていた麻原彰晃みたいに、

どっかに隠れてガタガタ震えているぜ」

と罵っていました。

結局ワグネルがモスクワまで200㎞で引き返した後のニュースで

「プーチンは亡命直前だった」と聞き、

当たらずとも遠からずと納得します。

 

ところが後編の放送を録画で見終わった昨日、

「プーチン氏、反乱中にヨット休暇か」

という全く別のニュースを見てびっくり仰天。

 

ただ言われてみれば、

インターネットを使わず、

側近の報告が情報源というプーチン。

プリゴジン進軍の情報が

散歩程度としか耳に入っていない可能性はあります。

 

ウクライナ侵攻の理由を

NATOの東方拡大や

ウクライナのネオナチとするのも、

「この人、もしかして本気で信じている?」

ような気がしてきた、かめさん。

 

この分ならプーチン、

映画タイタニックを見ても、

自分はヒロインと信じるかも知れません。

 

何度見ても、

かめさんが一番好きなシーンの一つは

三等船室のパーティーで

ヒロインのローズがバレエのつま先立ちを見せ、

拍車喝さいを浴びる場面でした。

なのにこの素敵な一幕は

プリゴジン人気の妬ましいプーチンが命じたであろう

「プーチンが子どもにキス&ハグ 至近距離での大サービス…影武者か」

のニュースと重なっちゃいます。

 

そしてラストシーン、

大勢の乗員乗客から拍手で迎えられたローズが、

階段上の恋人ジャックから手を差し伸べられる場面を、

習近平にすがるプーチンと想像したら、

ゾクゾクっと寒気が止まりません。

 

タイタニックがホラー映画になる悪夢は

今回で最後にして欲しい、かめさんでした。

 

2023年6月末で24年9か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.33%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.11%ですm(_ _)m

 

金利は怖いのだ

2023年6月2日FRI

 

先月末にエルドアン大統領が再選を果たしたトルコ大統領選。

NATOに加盟する西側指導者の一員でありながら

プーチン大統領と直接会話が出来るパイプを持ち、

クルド人問題からスウェーデンのNATO加盟に反対、

その独裁的な政治姿勢から何時になく世界の注目を集めました。

 

エルドアン再選を一番喜んだのはプーチンと言われますが、

かめさんがウクライナ問題以外に注目したのは

その金利政策。

 

プーチンによるウクライナ侵攻で資源価格が高騰し、

世界中がインフレを抑えるため大幅な利上げを断行する中

トルコだけは利下げを続けました。

銀行に預けても5%の金利しか付かないのに、

物価が10%上がれば、

皆が物を買いに走りますから物価はさらに上がります。

当然のことながらトルコは猛烈なインフレに襲われ

今回エルドアンが大苦戦した原因となりました。

 

プーチンの選挙介入も噂される中、

世界中の経済学者から浴びせられる非難などどこ吹く風、

エルドアン大統領によれば

「金利を下げればインフレは収まる」

そうです。やれやれ。

 

エルドアン大統領は以前「金利は悪だ」とも言ってますから

このトンチンカンな金利政策はイスラム教の影響?

とも勘ぐりましたが

金利のプロと言えそうな銀行もアメリカで最近破綻が相次ぎ、

エルドアン大統領を笑えません。

 

スマホで預金を他の銀行へ簡単に移せる

ネットバンキングが破綻の引き金ですが

根本的な原因は急激な金利上昇による

債券の評価損でした。

 

最近の日本国債10年物は利回りが年0.5%弱です。

一方、かめさんが銀行に入った40年前、

2年定期の金利は年8%でした。

仮に金利が一気に上がれば、

年8%で預かったお金が年0.5%弱しか稼げず、

債券の評価損で倒産したアメリカの銀行と同じ轍を踏みます。

 

かめさんが銀行で債券や株の運用をやっていた頃、

いつも後ろにいたS頭取が言いました。

「金利でつぶれた銀行はない」

今は亡きS頭取が

小心者のかめさんを励ます意味で

言って下さったと思いますが、

金利で銀行がつぶれる時代になりました。

 

金利でエルドアン政権がつぶれる可能性は十分あると思います。

 

2023年5月末で24年8か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.22%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.00%ですm(_ _)m

 

 

絶対に負けられない戦いは続くのだ

2023年5月1日MON

先日ネットでこんな記事を見掛けました。

「W杯予選はつまらない」「絶対出れる」

元プロ野球選手・里崎氏が次回大会の出場枠拡大に持論

 

サッカーw杯の出場国が32から1.5倍の48に拡大し、

アジア予選も勝ち抜けが楽になることで里崎氏が

「絶対に負けられない戦い」

なんてもう無いでしょ?

と記事の中でせせら笑っていました。

 

さらにもう少し前には

東南アジアのサッカー熱を特集するテレ東FOOT×BRAINの中で

ウルトラス・ニッポンの植田朝日氏が

「もうヒリつく様なw杯アジア予選は期待できないので

初出場を目指すベトナムの応援をします」

と語るのを見ちゃいました。

トホホ。

 

ただ里崎氏を見返せる可能性があるのが、

2月に決まったばかりの

新方式によるクラブw杯。

 

2025年から4年に一度、

32のクラブチームが集まりクラブw杯が開かれます。

アジアの出場枠は4。

去年のw杯が開催国枠のカタールを含めて

アジアからの出場が6カ国でしたから

代表チームによるw杯以上のヒリつく戦いが

期待できます。

 

えっ?

野球だって巨人より侍ジャパンの方が盛り上がるから

クラブw杯なんて面白くない!

てな声が聞こえそう。

チッチッチッ。

 

クラブw杯の源流、インターコンチネンタルカップは

1960年から欧州と南米のチャンピオンチーム同士が

ホーム&アウエーで世界一を争っていましたが、

盛り上がり過ぎて選手たちが身の危険を感じ、

1980年からトヨタカップに衣替えします。

 

サッカーが盛り上がらないお国柄とお金の力で

日本開催が決まった事もあり、

初めは南米代表が10日も前に来日し調整するのに、

欧州代表は直前に来日し準備不足のまま、

南米代表が5連覇。

 

その後は欧州でも大会への熱が高まり両大陸が伯仲、

2000年から

FIFA主催のクラブW杯にグレードアップしました。

時を同じくしたEUによるり労働移動の自由化により

国籍とほぼ無関係に

世界中から選手を集められるようになった

欧州チームが現在10連覇中。

ビッククラブと言われるチームは

W杯優勝チームより強いと言われています。

 

じゃあお金が無いチームは勝てないのか?

と聞かれて、

そうとも限らないのがサッカーの面白さ。

 

三苫薫選手がブレークを果たしたブライトンというクラブチーム。

イングランドプレミアリーグ20チーム中、

選手の報酬総額は19位ですが、

三苫のようにコスパ抜群の選手補強と、

監督の的確な采配で

上位6,7チームに与えられる

来季欧州カップへの出場権を争う大健闘ぶり。

 

しかも強いだけじゃなく、

そのサッカーが滅茶苦茶面白い。

監督が10人いれば、9人までが

「うちは攻撃的サッカーを目指す」

と言いますが、

ブライトンは看板に偽りなし。

 

ピンチでもボールを遠くにけり出す事は滅多になく、

徹頭徹尾ボールを繋ぎ、攻勢に転じます。

これを支えているのが、

シーズン中でも毎日行う攻撃を組み立てる練習。

試合直前に選手が集まる代表チームじゃ

絶対真似できない芸当です。

 

Jリーグのチームには欧州のビッグクラブみたいなお金はありません。

でもブライトンのようにクラブならではのチームつくりは可能。

アジア枠4チームで争う、

32チームによる新しいクラブW杯がJリーグに夢を与えるかも。

 

絶対に負けられない戦いは続くのだ。

 

2023年4月末で24年7か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.23%(手数料税金差引前)、

 

手数料差引後では年10.00%ですm(_ _)m

 

日本の国技は野球です

2023年4月1日SAT

WBC優勝もあり、盛り上がる野球人気に

やっぱり日本の国技は野球だと、

改めて実感するかめさん。

大相撲ファンの皆さん、ごめんなさい。

 

そんな中、かめさんのアンテナにピンと引っ掛かったのは、

サッカー日本代表の森保監督が

先月行われたウルグアイ戦後のミーティングで

選手たちに伝えた話でした。

 

「日本はたかがサッカー…国技レベルの国じゃないとW杯で優勝できない」

 

ちなみにW杯で優勝経験がある国は、

ブラジル、ドイツ、イタリア、アルゼンチン、

ウルグアイ、フランス、イングランド、スペインの8か国。

なぜ森保監督の話がアンテナに引っ掛かったかと言うと

半世紀以上前、かめさんが中学生の頃

サッカーマガジンで読んだ座談会が原因です。

 

出席していたのは

当時又は前W杯王者だったイングランドから来日した

サザンプトンだかトッテナムの選手たち。

日本人司会者から

「サッカーはイギリスじゃ国技ですもんね」

と振られたある選手がきっぱり答えました。

「イギリスの国技はクリケットです」

「残念だけど、そうなんです」

他の選手たちも同意したのをよく覚えています。

 

たまたま先月

「世界で最も多くのファンを持つスポーツ:写真で見るランキング Sportal」

という記事もネットで発見しました。

このランキングによれば

①サッカー:ファン・視聴者数は40億人と推定される

②クリケット:25億人

③フィールドホッケー、アイスホッケー:22億

④テニス:10億

⑤バレーボール:9億

⑥ラグビー:8億5700万人以上(ランキング外だけど2019W杯の観戦者)

⑦バスケットボール:8億5千万

⑦ピンポン:8.5億

⑨野球:5億

⑩ゴルフ:4億5千万

⑪NFL(アメフト):4億

 

2010年W杯を応援に行った南アフリカでも

泊った首都プレトリアのホテル近くに

青々とした芝生の広いクリケット場が見えます。

 

マンチェスターで初めてサッカーの夢劇場、

オールドトラフォードに行った時は

最寄駅から歩く手前にあった

豪華で巨大なクリケット場を

オールドトラフォードと思い込みました。

 

野球のご先祖様クリケット、

恐るべし。

 

こんなテキトーなブログを書きながら、

妄想を膨らませる、かめさん。

イギリス人司会者から

「日本の国技はサッカーですね」

と聞かれた日本人サッカー選手が答えます。

「日本の国技は野球です」

こんな妄想が正夢になる日が来れば、

森保監督もかめさんも本望ですな。

 

2023年3月末で24年6か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.15%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年9.93%ですm(_ _)m

 

日銀総裁の器

2023年3月2日THU
 
カラスの鳴かない日はあっても
値上げのニュースを聞かない日はない、
今日この頃。
そんな中、嬉しい値上げのニュースも。
 
三苫、久保、鎌田ら
W杯で活躍した日本人選手たちの
移籍金市場での値上がりです。
へへへ。
 
まあ日本以上に熱しやすく、冷めやすい
向こうのマスコミですから
1試合の出来や一つのゴラッソ(スーパーゴール)で
移籍金が倍になったり暴落したりします。
気が付いたら卵の値段も半分になっていると
嬉しいのですが。
 
そんな物価高の主犯がプーチンなことは
疑いの余地がありません。
そして共同正犯とは言いませんが、
かなり手助けしたのが、
日銀の黒田総裁です。
 
ご存じの通り、
インフレ対策で各国が利上げを進めている中、
日本だけは異次元の金融緩和を続けた結果の円安が
物価高を後押ししました。
 
10年国債の流通利回りが0.5%にほぼ張り付いているのも
「物価安定のため早期の利上げが必要になる」
と内外の機関投資家から見透かされ、
空売りなどを浴びせられた日銀が、
必死に国債を買い支えている構図です。
 
ただ大規模な金融緩和策を維持する記者会見で
黒田総裁が言っていたように、
利上げは日本経済の回復に水を差す可能性があります。
物価の安定と経済回復、
どちらを取るか、正解はだれにも分かりません。
 
問題なのは同じ記者会見でも突っ込まれていたように
日本だけ利上げが異常にスローペースなのが
黒田総裁のメンツを守るために見える事。
どうひいき目に見ても
国民や市場を向いているとは思えません。
 
そんな記者会見から約2週間後、
2月3日にBSプレミアムでやっていたドキュメンタリー
「もう一人の渋沢 栄一の孫・敬三が挑んだ改革」が
滅っ茶、面白かった。
 
タイトルから分かるように
渋沢敬三は渋沢栄一の孫で、
戦時中の東条英機首相から
サーベルをガチャガチャ鳴らして脅かされ、
第一銀行頭取から日銀総裁になった人物です。
 
終戦で大蔵大臣となってから、
戦時国債の募集を進めた日銀総裁として
公職追放になりました。
三井や三菱に比べたら持ち株比率が全然低い
渋沢財閥の解体も進んで受け入れます。
結果、
使用人が住んでいた家で野菜を育てて暮らす日々を送ります。
 
しかも、
渋沢栄一から受け継いだ財産を手放した際の様子を
べらんめえ口調で語る敬三を映した当時の映像は
まるで噺家の師匠でした。
 
日銀本店には歴代総裁の肖像画が飾られていますが、
敬三の肖像画だけは本人の発案で異彩を放ち、
朝日が終戦直後の焼け野原になった東京を照らす様子が
背景になっている逸話も。
 
大蔵大臣としては
太平洋戦争で破綻した日本の国家財政を
再建するために自ら導入した財産税を敬三は
率先して栄一から相続した自宅で物納しました。
 
 
日銀総裁は自分のメンツなんかより、
国民生活を守る事や国民との対話を大事にしてほしい。
そんなメッセージがよく伝わってくる
ドキュメンタリーでした。
 
 
2023年2月末で24年5か月になるかめさん流、
金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は
恥ずかしながらの年10.18%(手数料税金差引前)、
手数料差引後では年9.97%ですm(_ _)m
 

ロシアの五輪参加に一言

2023年2月3日FRI

 

閉幕から1年半経った東京大会以来、

五輪が大嫌いになったかめさん。

開会式と閉会式だけはテレビでチョロっと見ましたが、

競技はサッカーすら見ませんでした。

 

 

その後次々と明るみに出た五輪汚職も

「隠していた恥部が見えただけ」

と驚くほどの事はありません。

 

 

そして最近の

「IOC、ロシアのパリ五輪参加、条件付きで容認」

報道。

どーせ、お金でしょ。

見る気もないパリ五輪ですから、

少しでも税金の無駄遣いを減らして下さい。

 

 

それより

「古代五輪のように、五輪開催中は休戦を」

てな話を聞きますが、

西から太陽が昇っても無理でしょ。

 

 

むしろ

「どこかで戦争が起きている間は五輪は中止を」

の方がよほど説得力があります。

えっ?それじゃ五輪は永遠に開けないって?

かめさんは良いと思いますよ、それで。

 

 

2023年1月末で24年4か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.23%(手数料税金差引前)、

手数料差引後では年10.02%ですm(_ _)m

 

なおパンクしていたEXCELシートを復活させましたので、

今月から従来通りの報告になりました。

王様ペレとセルジオ越後さんの辛口批評

2023年1月1日SUN

 

 

年の瀬にサッカーの王様ペレの訃報を聞き、

真っ先に

セルジオ越後さんの辛口批評を思い出したかめさん。

 

 

カタールw杯スペイン戦の前日、

テレビで勝敗とスコアの予想を聞かれたとき、

別の番組を含め他の解説者の多くは

2-1で日本勝利と答えているのに

セルジオ越後さんだけは最後まで答えません。

ネットで調べると1-0でスペイン勝利と予想しているので、

視聴率を気にするテレビ局の圧力に負けたとしか思えません。

かめさんは堂々と理由まで解説して欲しかったです。

だってセルジオ越後さんは日本のサッカー解説者で、

世界のサッカーを一番肌で知っている人だと

信じて来ましたから。

 

 

1972年、ブラジルから日本サッカーリーグ(JSL)の

藤和不動産(現・湘南ベルマーレ)に入ったセルジオ越後さんは

JSL初の元プロサッカー選手として、

デビュー戦では普段の4倍、2万人の観衆を集めます。

キャッチフレーズは

「ペレの副官と背番号10を争った男」

でした。

 

 

ペレの副官とは、

ブラジル代表が3回目の世界一に輝いた1970年W杯で

背番号11を背負ったリベリーノのこと。

リベリーノはペレがいない1974年W杯では

4位だったブラジル代表のエースとして活躍、

ペレの副官と呼ばれた男なのです。

 

 

そんなリベリーノとセルジオ越後さんは

ブラジルで1、2を争う名門コリンチャンズで

1年間にわたり背番号10を争うライバルでした。

「でも通用しないから日本に来たんだろ?」

その通りです。

ただその実力たるや当時の日本では雲の上の人、

W杯で衝撃を受けたペレのプレーに直結していました。

 

 

セルジオ越後さん以前にも

ネルソン吉村、ジョージ小林、

以後にも

ジョージ与那城、ラモス瑠偉らがいます。

Jリーグ開幕後なら

ジーコ、ドゥンガ、レオナルド、ジョルジーニョ。

ブラジル人以外でも

ストイコビッチやリネカー、スキラッチなどなど

キラ星のような選手が日本に来ました。

それでも、かめさんの記憶によれば

日本人から仰ぎ見る角度は

来日当時のセルジオ越後さんが

いまだナンバー1で変わりません。

 

 

セルジオ越後さんの批評が辛口すぎると

批判されて久しいのは知っていますし、

かめさんも自分が応援するチームは

褒められる方が嬉しいです。

ただ中国やロシア、北朝鮮で権力者が

いくらサッカーに力を入れても弱いのは

批判出来ない社会ゆえだと思っています。

批判なきサッカーに進歩はありません。

 

 

先日セルジオ越後さん来日50周年のパーティーが開かれ、

森保監督らも参加しました。

まだまだ足りない所の多い日本サッカーですが、

この50年で世界との差は間違いなく縮んでいます。

セルジオ越後さんの日本サッカーを見おろす角度が

今よりほんの少しでも小さくなれば、

テレビで辛口批評を聞く機会が増えると期待する

かめさんでした。

 

 

2022年12月末で24年3か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.01%(手数料差引後、税金差引前)ですm(_ _)m  

 

 

南野、三苫、吉田の三勇士に花束を

2022年12月6日TUE

 

プロバイダーの都合で

ホームページが全面リニューアル中につき、

更新がリアルタイムに反映されません。

書いた当日のまま載せましたので、

その積りでお読み頂ければ幸いです。

 

 

今日未明、PK戦の末、

カタールW杯決勝トーナメント1回戦で敗れた日本。

二人目のキッカーとしてPKを失敗した三苫薫は、

試合後のインタビューで涙をこらえながら

「全部が足りなかったと思います」

と言ったきり、あとは言葉になりません。

12年前、

南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦のPK戦で

ボールがクロスバーに嫌われ、

泣き崩れた駒野友一の姿と重なります。

 

 

あの時南アフリカの首都プレトリア近郊にある

ロフタス・バースフェルド競技場のスタンドへ

かめさんと一緒に日本から駆けつけたサポーターの間では、

最後まで走り切った駒野に感謝の言葉こそあれ、

責めるなんて想像も出来ませんでした。

 

 

ところが帰国後駒野を非難する声が一部で止まず、

チームに殺害予告まで届く騒ぎに。

 

 

思い起こせばJリーグ開幕の前年、

広島で行われた1992年アジア杯。

この大会で初優勝を飾った日本ですが、

初戦のUAE戦を引き分けただけで

「予想外の善戦」と新聞に書かれます。

つまり、

予選突破7か国+開催国日本=参加8チーム中、

日本の実力はホームにも拘らず、

最下位と予想されていました。

アジアでもベスト8の壁は高かったのです

 

 

あれから30年。

Jリーグ開幕からドーハの悲劇、

ジョホールバルの歓喜から日韓W杯につながり、

今回は

前世界王者のドイツと元世界王者のスペインに

逆転勝ちしたんですゾ!!!

 

 

今日のPK戦もクロアチアのキーパーを褒めるべき。

7~8割成功するPKを

4本中、3本もストップするなんて神業です。

しかも、

クロアチアがこの日着ていたユニフォームには

クロアチア国旗と日の丸がデザインされておりビックリ。

相手をリスペクトする気持ちに、

勝利の女神がほほ笑んだのかも知れません。

 

 

今大会はヨーロッパのシーズン中に開催されたため、

チーム全員そろっての帰国は難しいはず。

でも森保監督初め、選手、スタッフの皆さんは

それぞれ胸を張って帰国してください。

日本中が歓呼の声で迎えるでしょう。

 

 

特にPK戦を自ら志願し、

武運つたなくストップされた

南野、三苫、吉田の三勇士には

花束を。

 

 

2022年11月末で24年2か月になるかめさん流、

金・日本株・REIT(不動産投資信託)による運用実績は

恥ずかしながらの年10.06%(手数料差引後、税金差引前)ですm(_ _)m  

 

なお24年間の運用実績を計算していたエクセルシートが

多分大きくなりすぎたせいでパンク、

今月から運用成績を簡素化しましたのでご了承ください

 

 

2011/2/21 MON
リンリンが死んでから3年、
今夜遅くに
比力(ビーリー)と仙女(シィエンニュ)
の1つがいが来日する上野動物園周辺は
熱烈歓迎の看板を掲げながら、
来園者増加にソロバンを弾いているようです。


そんなニュースを見ながら、
「パンダは大好きなのに、
なぜ日本人は中国が嫌いなの?」
という素朴な疑問を抱いた、かめさん。
尖閣諸島で中国漁船の船長が
日本の海上保安船にぶつかってきた直後には
過去最高、8割以上の人が中国嫌い、
と答えていましたから(^^ゞ


シーシェパード然り、北朝鮮然り、
自分の主張を暴力的な行動で示されたら、
誰だって嫌いになってしまいますよね。
でも、パンダだけじゃなく、
中国料理、チャイナドレス、中国雑技団などなど
日本人が大好きなMADE IN CHINAは
ごまんとあります=^_^=


好きどころか、一昨日の読売夕刊によれば
中華料理の専門的な技能があることを理由に
在留資格を得ていた中国人男性が
ラーメン店での勤務を理由に
資格を取り消されたのは不当だ、
と訴えていたそうです。
ラーメンをこよなく愛するかめさんとしては、
日本生まれのラーメンを中華料理より下に見るような
入国管理局は許せん!と憤慨しつつ、
記事を読んでいくと・・・


東京地裁の判決は
「在留処分取り消しは不当」
と、ラーメンの人格を尊重するような判決。
メデタシ、メデタシ\(^o^)/
と思ったら、
「ラーメン店にはチャーハンやシュウマイもあり、
中華料理と無関係ではない」
と、どうやらシュウマイでもラーメンより格上?
と読める判決理由に
ガックシ(>_<)


確かに街を歩いていても、
本格中華という看板は目にしても
本格ラーメンという看板は見たことないから、
やっぱり、日本人の意識の中では
中華料理≧ラーメンなんすね・・・


まあ、地理的にも生物学的にも文化的にも、
中国が日本の親的な存在であることは間違いありません。
高千穂の峰に降臨された、
とかという話が本当じゃない限り(^^ゞ
なんで、日本人の心の奥底には
中国を尊敬する部分が
多かれ、少なかれあるはず。


ところが、尖閣問題に限らず
今朝の朝日新聞にも、
デモの呼びかけに応じて集まった若者の髪をつかんで
中国の警察官が連行する写真(`ヘ´#)
数日前には親しみやすい警察を目指して
中国の警官がユニットで
マイケル・ジャクソンを踊っている
プロモーションビデオを
テレビで見たばかりだったんですけどね(^^ゞ


現状では
「親は選べないからね」
と言わざるを得ない、
かめさんでした(^^ゞ

2011/2/20 SUN
シーシェパードの妨害活動で
中止に追い込まれた南極海での調査捕鯨。
クジラ好きもクジラ嫌いも
「暴力で食文化を否定するなんて許せん」
と日本人は怒ってますゾ゛(`ヘ´#)


とはいっても残念なのが、
クジラ肉の在庫がダブつき気味なこと。
調査捕鯨で獲ったクジラ肉の販売代金が
翌年以降の調査捕鯨の費用に充てられる仕組みですから、
在庫ダブつき→売り値低下→調査捕鯨費用不足
となりますから、これは由々しき事態(>_<)


とりあえずビールとクジラステーキが定番だった、
銀行時代の飲み屋さん。
4,5人で行った時、
6切れあったクジラ肉をどうするか?
いつも1切れを2人で分けたくらい、
柔らかくて、ジューシーで
牛肉なんか、ぶっ飛ぶほど旨かった=^_^=
あのお店、まだあるのかなぁ?


秋田でのしょっつる鍋の定番の一つ、
クジラ貝焼き(かやき)。
クジラの脂身と千六本に切ったなすを
しょっつるで煮て
貝焼き鍋にして食べるんだけど、
クジラの脂がナスにしみ込んで
旨いんだ、これが♪
久しぶりに食べたいっ!=^_^=


そして、給食の定番だった、
クジラの竜田揚げ!
給食に越前ガニが出てくる今の時代には、
はやんないかもしれないけど、
フィッシュ&チップスなんか
裸足で逃げ出すほど旨かったけどなあ=^_^=


そうそう、
もっと給食にクジラを使って消費拡大、
クジラ肉の人気復活で在庫一掃、
調査捕鯨費用もばっちりで、
捕鯨船に護衛艦を付けて、
シーシェパードの連中をぎゃふん!
と言わせてやりたい、
かめさんでした=^_^=

2011/2/19 SAT
移籍後4試合目で初めて先発したインテル・長友。
昨日のスポニチによれば、
地元イタリアの新聞では、
1紙が6.5、2紙が5.5と評価が割れたそうです。


映像すらみていないんで
この試合については
エラソーなことは言えないんですが、
先月アジア杯準々決勝、
ヨルダン戦での柏木の評価を巡って
何回かこのコラムで取り上げた、かめさん。


かめさんは柏木を高く評価したんですが、
ザッケローニ監督は決勝で香川の代役に藤本を起用。
ところが藤本は機能せず、後半開始早々に交代(>_<)
うーん、結論は出ませんでした(^^ゞ


まあ、かめさんの評価はどうでもいいんですが、
帰国後柏木は遠藤の後釜狙いを公言、
その意気や良し♪
まあ、酒飲みながら
こんな話をして盛り上がるのが
楽しいんですけどね=^_^=


でも、日本ではこういった採点をやっているのは専門誌で、
新聞はたまーに見かける程度。
確かに経験がある記者を張り付けなきゃならないんで、
お金もかかるし、
採点にクレームをつけられて、
毅然と反論できるか、
などなどハードルは高いんでしょうけどね


でも、その点、9月にサッカー仲間のWさんにすすめられて、
やっとこの間読み終えた
木崎伸也,「世界は日本サッカーをどう報じたか」ベスト新書
は面白かった=^_^=


国によって、
南アW杯での日本人選手の評価がこうも違うのか?
と読者をひきつけ、
南アでやっと日本はサッカーの国になった、
という結論は、
1998年フランス大会は「お客さん」
2002年日韓大会は「たにまち」
2006年ドイツ大会は「勘違い」
2010年南ア大会で「やっと一人前」
と評した、かめさんと同じ=^_^=


これから世界は長友だけじゃなく、
香川、内田、本田、宮市などなど
日本人をシビアな目で評していきます。
そして、その先には2014年ブラジル大会が。
日本のスポーツ紙が
代表やJリーグの採点をやれるようになれば、
もっと日本サッカーは強くなれると思う、
かめさんでした=^_^=

2011/2/18 FRI
民主党の小沢系、
当選1-2回の比例選出議員16人が
会派離脱届を出したことで、
予算不成立?民主党分裂?解散総選挙?
とますます、永田町が騒がしくなりました。


まず、この16人が選挙区を持たず、
タナボタ式に比例当選した議員たちのため、
今回の乱を軽くみる一部報道があるけど、
一議席は一議席、
16人の皆さんが下を向く必要はまったくありません。


問題は、そんな議席に軽い重いがあるような選挙制度。
16人の先生方が墨守を求めている民主党マニフェストにも
議員定数の削減が明記されていたはずだけど、
軽い議席こそ削減対象なはず。
お忘れになりました?=^_^=


マニフェストが出たついでに言わせてもらえば、
生活第一とおっしゃっている割に、
今回の離脱騒ぎは
明らかに予算を人質にとっています。
これで国民の理解を得られるのかしらん?=^_^=


そして、会派離脱なんて中途半端なことをやらずに、
なんで離党、新党結成しないの?
と思っていたら、
今朝の読売新聞によれば
「新党には議員一人1億円が必要」
というのが永田町の常識だそうです。
あっ、それでみなさん小沢親分の後ろを
金魚のフンみたいについて回っているわけね、
よーく、分かりました。


相も変わらず数とお金の論理で動いている皆さん、
お願いだから、
とっとと永田町から出ていってください。
そのためには、解散総選挙もあり、
と思う、かめさんでした=^_^=

2011/2/17 THU
朝食どきのテレビで流れる今日の星占い。
全然信じていないかめさんですが、
うお座が最下位で、
かつ
「余計な言動がトラブルの元に」
と言われると、
さすがに気になっちゃいます。
今日はマスコミからの取材もあるし・・・


といいつつ、
お茶を出し忘れるわ、
写真をバシャバシャ撮られるのに、
ネクタイピンは忘れているわで、
いつも通りのかめさん(^^ゞ
取材にも朝の星占いはすっかり忘れて、
1時間しゃべりまくっていました=^_^=


でも、
記者とカメラマンの方が帰ってから
「ちょっとしゃべりすぎたかな?」
と不安になる、
小心者かめさん(^^ゞ


「まあ、いつも通り、
他人の悪口は一切してないし」
と気を取り直して新聞を広げると、
アラブ民主化の波がますます広がり、
近隣独裁、強権国家だけじゃなく、
大陸の反対側にある
中国や北朝鮮といった独裁国家にまで
警戒感が強まっています。


今朝の読売新聞によれば、
中国流、10万人を動員してのネット監視と
7800万人の共産党員を使った密告網が
同じ穴のムジナ国家に
お手本とされているそうな。


そういえば、
物言えば唇寒し秋の風
と詠んだのは、
全国大名の動静を探る隠密、
という説もある松尾芭蕉。
300年経った日本が、
中国や北朝鮮のように
隠密を気にしなくてもいいことに、
心から感謝する、
かめさんでした=^_^=

2011/2/16 WED
チュニジアのジャスミン革命から始まった
アラブ民主化の波。
エジプトのムバラクを退陣に追い込み、
イランなど湾岸諸国にも飛び火しています。


そんな中、
バーレーンでは国民のご機嫌取りに
「国民憲章制定10周年」の名目で
全世帯に22万円を配ったけど、
デモは再発、
の記事を見て、
民主党の子供手当を思い出した、かめさん。
ローマ皇帝がコロセウムで
剣闘士の闘いを無料で公開して
民衆のご機嫌取りをした時代から、
愚かな独裁者が考えることは
洋の東西を問わず、変わりません=^_^=


もちろん愚かな独裁者はアメを与える代わりに、
それ以上のムチをふるいますよね。
今の日本だったら
子供たちへの借金先送りというムチですか。
そして、
デモを再開したバーレーン国民だけじゃなく、
チュニジアでもエジプトでも
民衆は独裁者の腐敗にとても鼻が効きました。
独裁が続いている間は闇から闇へと葬り去られても
腐敗が必ず暴かれることは、
歴史が教えてくれます。


民主党の一兵卒、こと小沢一郎さん。
あなたは、
数億円の借金をする手形に署名したことをお忘れになったり、
帳簿への記載漏れはすべて秘書の責任にしたり、
つぶした政党への助成金の行方がうやむやになったり、
フツーの国民なら誰でも???と思うことに、
何一つ納得がいく回答をされていません。
各種世論調査で8割以上が小沢氏の対応に疑問、
としているのは、
あなたへの無言のデモ、
と考えてほしい、かめさんでした。

2011/2/15 TUE
かっぱえびせんやポテトチップスで有名な
カルビーが、
来月にも東京証券取引所に上場します。
つまり、これまで創業者一族が持っていた株を
一般の人も売買できるようになんですね。
スーパーやコンビニにならぶ、
えびせんやポテチの売れ行きを見ながら、
株価を予想できるわけで、
かめさん的には楽しみが2倍に増えた感じ=^_^=


と思っていたら、
今朝の読売新聞・ブランド列伝に
かっぱえびせんの歴史が!
そんな「!」を付けるほどのことじゃない!
と、またまた「!」を付けたお叱りを受けそうですが、
そもそも論も大好きなかめさんは、
ついつい(^^ゞ

で、いそいそと記事を読むと

「1955年発売の”かっぱあられ”が前身」


「創業者・松尾孝氏の大好物、
川エビの唐揚風味を目指して開発」


「発売後しばらくは目立たなかったが、
”やめられない、止まらない”のテレビCMで
爆発的ヒットに」


ふんふん、と読み進んだかめさんですが、
4段記事という結構な扱いの割に
いったい、いつから、
かっぱえびせんは発売になったの?
という素朴だけど、一番知りたいことが
どこにも書いてません(^^ゞ
もちろん、何度も見直しました・・・


結局、ネットのwikipediaで調べて
1964年発売が分かって、ホッ(^^ゞ


こんなときこそ
やっぱり、やめられない、
かっぱえびせんをつまみに一杯やって、
ストレス解消したい、
かめさんでした=^_^=

2011/2/14 MON
昨日のイタリアダービー、
ユベントスvsインテル戦で
長友が後半途中出場しましたが、
インテルも敗れ、
思ったような活躍はできなかったようです。
さすが、カルチョの国イタリア伝統の一戦、
東洋の島国からのポッと出の選手に
好きにやらせてくれるほど、
甘くないですね(^^ゞ


とはいえ、新聞に載っている
「主な日本人選手の活躍」欄も、
日に日に縦に長くなり、
欧州主要国の一部リーグで活躍中、
というしばりでは、そろそろ窮屈に(^^ゞ
チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ出場選手に限る、
なんてことになる日も遠からず・・・(^^ゞ


でも、
欧州で活躍できるようになったのは選手だけじゃない、
ということを教えてくれるのが、今日の一冊
浜田満
「サッカービジネスほど素敵な仕事はない」♪


筆者の浜田さん、決して器用なタイプじゃありませんが、
目標を決めたら一歩一歩らせん階段を上って行く、
その生きざま、ナイスです=^_^=
現在はバルセロナやACミラン、アーセナルといった
欧州トップチームと日本のファンを
結び付ける仕事で成功していますが
将来はサッカー専用スタジアムを持つチーム経営が夢。


まだ34歳の浜田さんなら、いつか、
と思わせてくれる、
素敵な一冊でした=^_^=

2011/2/13 SUN
このブログを始めた頃からの読者のみなさんは、
かめさんの食いしん坊ぶりをご存知なはず(^^ゞ
でも、最近仕事で缶詰め状態、
大好きなラーメンを食べに行く余裕もありません(>_<)


でも、それじゃ、ストレスがたまるばかり、
ぶつぶつ・・・
なんて思っているところに、
嫁に行った上の娘が
スキーで行った斑尾で買ってきてくれたのが
「韃靼(だったん)そばふりかけ」♪


出会いは、
数年前まで家族でひいきにしていた
門前仲町は浅野屋というお蕎麦屋さん。
テーブルにポンっ、
と置いてあったんですが
白いご飯にかけるのはもちろん、
お酒のつまみにしても、
香ばしさと程よい塩加減が
蕎麦の実の滋味を引き立ててくれて、
本当止まらないんです=^_^=
蕎麦を食べ終えてからも、
家族4人でついついポリポリ、モグモグやって
長居をしてしまったことも、しばしば(^^ゞ


でも近くの駐車場がなくなったせいで、
足が遠のき、
「韃靼そばふりかけ」
とも疎遠に(>_<)


それを覚えていた娘が偶然見つけてきてくれた
「韃靼そばふりかけ」、
やっぱり旨い!


早速ネットで探すと、
なんと楽天ふりかけ部門で堂々の3位!
健康にも良さそうだし、
早速申し込み、
送信ボタンをクリックした、
かめさんでした=^_^=

20111/2/12 SAT
日経新聞土曜版・子どもニュースPLUS1恒例の
”関心のあった1月のニュース”
では、
断トツでアジア杯優勝がトップ♪
かめさん、ムフフと一人ほくそ笑んでいます=^_^=


ところが、
「親が知っておいて」
と思った順位は4位(>_<)
1位は
「中国のGDPが日本を抜き世界2位に」
だってさ。


ちなみに2位は子どもも親も新燃岳噴火で、
これには異論はないけど、
親の3位、日本の国債格下げも
親が日経新聞を意識したせいか、
小中学生にはちとハードルが高くないかい?


それより、かめさんが親だったら
アジア杯の対戦国や出場国のことを、
もっと知って欲しいッス。
他競技のアジアの大会でも同じことはできるけど、
その場合のライバルはほとんどが中国か韓国。
中東の国や中央アジア、東南アジア、インド、
オーストラリアまで語れるのは
サッカーくらいですぞ=^_^=


カタール人はなぜ中国人ほど
日本戦で自国を応援しないのか?
なんて親子で話しただけで、
ハーフタイムはすぐ終わってしまうと思う、
かめさんでした=^_^=

2011/2/11 FRI
今、2冊目を書いている、かめさん。
テーマは”デリバティブ”です=^_^=


デリバティブ?
という読者の方もいらっしゃると思いますが、
先物、スワップ、オプションを合わせて、
デリバティブといいます。


多分、ますます、???の人も=^_^=
そこで、書き終えた第1章だけ読んだ、
編集者Sさんからのメールをそのままコピペすると


「原稿、読ませていただきました。
いやー、いい感じですね〜。
分かりやすいですし、非常に面白い!
期待以上で、嬉しい限りです!!!!!」


で、
第二弾にデリバティブを選んだのは
ズバリ、
デリバティブを知れば、
世界が見えるからです。


昨日の夕刊各紙1面に出た、
ニューヨーク証券取引所と
ドイツ証券取引所の合併で、
世界最大、シェア3割の取引所誕生か?
というニュースも、
原因はデリバティブ♪


ちと、ブログで書くには
話が長くなってしまうんで、
続きはかめさん流第二弾でどうぞ=^_^=

2011/2/10 THU
公明党山口代表から
「7万円の最低保障年金の財源など
具体的に固めておらず、いい加減」
と追求された菅首相の
「マニフェストは4年で実現する基本構造」
という言い逃れに、首をかしげる、かめさん。


この間も自民党小泉進次郎議員の質問に
連舫行政刷新相や福山官房副長官が
同じような逃げを打っていましたが、
もう簡単に財源が出てこないことは、
事業仕分けの連舫さんなら、
分かっているはずですよね。


現に内科医でもある桜井財務副大臣は小泉議員に
「マニフェストが現実的にできるのか、
そろそろ検討しなけらばならない。
治療方針を決めてやってきて、
間違っていると思った時も
そのまま強情にやったら患者は悪くなる。
必要なら見直すべきだ。」
と答えているじゃありませんか。


要はできないことは、できないと、
早めに見切りをつけて次の手を打つのが
政治家の役目じゃないですか?
それをミソもクソも一緒にして
4年待ってくれ、じゃ・・・


こち亀の4年に一度目を覚ます
スーパーマン日暮なら、
大原部長みたいに五輪イヤーを待つ気になりますが、
小沢氏の政治とカネの問題一つ
ケリをつけられない菅さんに、
それはない物ねだり(^^ゞ
とっとと、
マニフェスト見直しチくれー(>_<)

2011/2/9 WED
様々な場所で投資家
および予備軍のみなさんと話す機会がありますが、
かめさんが海外投資をやらず、
日本買い一途な理由を
かめさん流スローな投資術を読まずに、
誤解している方がたくさんいらっしゃいます(^^ゞ


一番多いのが
「円高で手取りが減る可能性があるからでしょう?」
もちろん、為替リスクはありますが、
たくさんの通貨に投資すれば
リスクをコントロールできます=^_^=


二番目に多いのが
「価格変動が大きいからでしょう?」
確かに中国株を例にとっても、
日本株の倍以上価格が動きます。
でも、日本株と値動きが違うんで、
意外と価格変動リスクはコントロールできます=^_^=


かめさんが海外投資、
中でも新興国投資をやらない一番の理由が、
今日の日経新聞に載っていた
「エジプト混乱を受けて、アフリカ投信解約停止」
のニュース。


こういった自分のお金を
好きな時に現金にできないリスクを
流動性リスク、と言いますが、
プロとアマチュアの差がでるのはココ!
流動性リスクはコントロール不能なんですよ(>_<)
偉そうで、すみません<(_ _)>


かめさんは、買った値段から4割下がったら、
損切りで売却することにしていますが、
今日のニュースのような状態になったら、
それも不可能(^^ゞ
あとは座して自分のお金が減って行くのを
ボーゼンと眺めているしかありません(^^ゞ


エジプトのようになる前に売ってしまえば、
という方もいらっしゃると思いますが、
例えば中国やベトナムへの投信でも
数年前、解約不能になったことがありました。
これらの国はエジプトのような状態に
なったわけじゃありませんよね?
実は投信を買ったときに渡される資料の
後ろの方に小さく書いてあるんですが、
多くの新興国では、
政府が自由に海外への送金を止めることができます。
なので、いくら日本で一生懸命ニュースを見ていても、
ある日突然、
自分のお金が自由にできなくなっちゃうことが
結構起こるのです(>_<)

加えて新興国投信の手数料の高いこと!


てなわけで、
本や雑誌だけじゃなく、
講演やセミナーでも、
「日本株、REIT、金の日本買いで
みなさんもハッピー、
かめさんもハッピー、
日本経済もハッピー」
と相変わらず言い続けている、
かめさんでした(^^ゞ

2011/2/8 TUE
携帯の機種変えた、海に落とした、壊した、
と言ってらっしゃる力士の皆さん、
お元気ですか?
みんな怒ってますよ=^_^=


もちろん、
いさぎよく携帯を差し出すような力士だったら、
最初から八百長なんかしないですけどね。


5日に書いたように、
総当たりリーグで番付ガラガラポン♪
というのもいい手なんですが、
こうなると、
素直に調査に応じたまじめな力士が、
ちと、可哀そう(>_<)


じゃ、携帯を持っていながら、
アーダ、コーダ言って提出しない力士だけ、
番付を序の口に落とす、ってどう?
本当に機種変更した力士も、
大相撲がなくなるよりマシ=^_^=


もちろん、力がある力士だったら、
時間は掛かっても、
元の番付まで這い上がってくるだろうし、
序の口に落とされて、
厳しい視線にさらされても這いあがったなら、
それはそれで大したもんだ♪
ということで無罪放免ってのは?


ちょうど、放駒理事長も
「春場所の番付白紙」を発表したばかり。
これくらいのことやらなきゃ、
ホンマ滅びちゃいますよ、大相撲は(>_<)

2011/2/7 MON
大相撲春場所中止のニュースで、
1面左肩に小さくなっている
「河村たかし氏、トリプル選全勝」のニュース。
名古屋市長選は河村氏、
愛知県知事選は大村氏、
名古屋議会も河村氏の意を受けて解散、
この3つでトリプル選全勝なんですが、
かめさんが驚いたのはトリプル勝利じゃなくて、
得票数の方。


なんとすべてトリプルスコア、
ほぼ次点に3倍の差をつけた圧勝!
知事選なんか与党民主党が
次点の自民党にも負けて
3位というていたらく。
支持率が30%を切っても、
政治とカネの問題、そして消去法で
菅政権を支持しているかめさんも、
さすがに心配になっちゃいます(>_<)


愛知県というのは、
トヨタ労組をバックにした
民社党以来の伝統もあり、
2009年の衆院選で
15の小選挙区すべてを押さえた民主党王国。
そこでのトリプルスコアというのは
自民党や民主党がいう
「一過性」じゃすまないでしょ(^^ゞ


ただ、岡田幹事長が言っていた
河村氏の10%減税や市議厚遇批判は
「パンとサーカス」、
つまりローマ帝国時代行われた、
民衆の歓心を買うためのバラマキ政策だ
という批判は当たっていると思います。

国民みずからの手で
パンをたくさん作れる政策を
一刻も早く、実現してほしい、
かめさんでした=^_^=

2011/2/6 SUN
昨日コタツにあたりながら、
TBSがっちりマンデーのDVDを見ていた、
かめさん。
やっと咋年末分なんで、
がっちりアワードとか言う表彰をやっていました。


大賞は、
米粒を入れるだけ、が受けた
三洋電機のパン焼き機GOPAN。
次点は、
かめさんも去年7月19日のブログ
”島精機も、はやぶさも”でも書いた
「このくらいの力で5回こすれば100分の5ミリ削れる」
「削れた粉の量でどのくらい削れたか分かる」
「100分の3のタワミはトントンと軽くたたく加減で調整」
などなど匠の技で編み機の心臓部を作る、
島精機が受賞していました。


もちろん両社とも、がっちり!なんですが、
そうそううまくばかり行かないのが、
世の常、人の常(^^ゞ
同じく去年番組で紹介されていた、
岡山市に本社がある林原(はやしばら)は、
つい最近、会社更生法申請、
一般的には倒産!
と言われる状態になっちゃいました。


この林原、
人工甘味料のトレハロースで有名なんですが、
バイオ関係の長期的研究開発に熱心。
でもあんまり儲けにならなくて、
長年粉飾決算をしていたようなんですね。
で、問題はここから先。


粉飾決算を知ったメイン銀行の中国銀行(本店岡山市)が
他の銀行に内緒で、担保を取っちゃっいました。
ただ、この行為、法律には全く触れません。
なのに、林原にお金を貸している他の銀行が激怒!
最初は私的整理と言って、
話し合いで借金の棒引きを決める予定が、
会社更生法と言って、
裁判所が強制的に決めるやり方になっちゃいました。


法律には触れないのに、なぜ他の銀行が激怒するの?
と考えたみなさん、いい質問ですねー=^_^=
これまでの金融界の常識では、
メイン銀行というのは、融資先になにかあった場合、
自分の銀行、融資先、他の銀行が
三方一両損になるように調整する役割が
阿吽の呼吸で期待されていました。


ところが今回のメイン銀行・中国銀行がやったのは、
まったく逆の行為。
他の銀行が激怒するのも、
分からなくはありません(^^ゞ


でも、この日本のメイン銀行制度、
アメリカやイギリスから見たら、
日本お得意の八百長じゃん!


大相撲も銀行も
アンシャン・レジーム(古い体制)よさらば!
なんでしょうね、
きっと=^_^=

2011/2/5 SAT
おとといの
「八百長根絶、唯一絶対的方法」
で国別対抗戦を提案した、かめさん。
でも、
春場所どころか5月場所、
無期限休止案まででてきて、
そんな悠長なこと言ってられなくなってきました(^^ゞ
こりゃー、元から絶たなきゃダメですね。


何が八百長の元かといえば、
一番大きいのは番付の維持。
琴光喜関与か?
と騒がれている相撲賭博がらみもありますが、
金銭的な問題も多くは番付の問題。
十両の月給103万6千円が幕下に陥落すると0、
というあたりですね。


昨日の朝日夕刊に載っていた
米シカゴ大のレビット教授の本によれば
「7勝7敗の力士の勝率75%」
「8勝した力士の昇格は平均7枚、
7勝の降格は4枚で、この1勝の価値は番付11枚。
ところが9勝以上や6勝以下の場合の
1勝の価値は3枚程度。
このゆがみが八百長の温床」
と分析しています。
実はこれ、経済学や投資の世界でよく使われる
「裁定取引」なんですね。


で、八百長=裁定取引をなくすためには、
ゆがみの元、
つまり勝ち越すか、負け越すかで
大きすぎる1勝の価値を、
他の1勝と同じ価値にするしかありません。
プロ野球やサッカーと同じように
勝率や勝ち点で全力士の順位をつけて、
上から順番に横綱、大関、関脇、と東西に振り分ける、
これですべて解決!
・・・じゃないですよね(^^ゞ


多くの人が今の番付が本当に強い順番なの?
と疑っているはず。
幕下上位はいくら勝ち越しても
十両から落ちてこないんで、上がれない、
って辺りですよね。
そこで・・・


ある日突然、理事長の号令で力士全員を集めて、
番付決定総当たりリーグを開催♪
予告すると、
また故意の無気力相撲をやる力士がいますからね。
病気やけがで相撲を取れない、
と泣きごとを言う力士は全敗扱い。
それまでの番付は一切無視。
時間が掛かりすぎると言うなら、
20勝した力士は上位リーグに、
20敗した力士は下位リーグに振り分け、
は有りでしょ。


これを東京ドームや国立競技場でやったら、
連日満員御礼間違いなし♪
やりましょ、やりましょ=^_^=

2012/2/4 FRI
また八百長絡みの1面トップだろうな、
とユーツな気分で朝刊各紙を広げると
各紙
「新日鉄と住友金属、合併へ」
の大見出し。
そして、
各紙ともに問題は公取委の合併承認、
で一致しています。


中学生の社会科で習いました。
企業が合併などで大きくなりすぎると、
企業側で勝手にモノの値段を決めることができるので、
国民が高いモノを買わされます。
そんなことを防ぐために作られたのが
独占禁止法(独禁法)と公正取引委員会(公取委)、
ですよ、と。


確かに、
富士製鉄と八幡製鉄が合併して新日鉄ができた40年前なら、
鉄は国家なり、という大義名分で
価格カルテルという八百長もできたでしょう。
でも、もうそんな時代じゃないですよね。


何年か前のNHKスペシャルでは、
新日鉄がインドのミタルスチールからの
買収防衛に奔走する様子が描かれていたし
世界の大手鉄鋼メーカー番付を見ても、
中韓印の新興国メーカーがずらり並んでいます。


そんなご時勢で、
国内シェア40%を楯に
公取委が合併を御破算にしても、
価格決定権が新興国メーカーの手に移るだけ。
これじゃますます国内の雇用が失われ、
大相撲同様、
日本経済が滅亡の危機にひんしてしまいます(^^ゞ


公取委さん、
ここはサクサク、
合併承認に軍配を=^_^=

2011/2/3 THU
ここ数年続く大相撲の不祥事。
これらみんなすべてがかすんで、ふっ飛んでしまう
八百長疑惑。
今朝の日経新聞1面の春秋によれば
「いくつかの辞書で”八百長”をひいたが、
よほど連想しやすいのかいずれも相撲を引き合いに」
だそうです(^^ゞ


とはいっても、
大リーグでも日本のプロ野球でも、
過去に八百長事件があり、
Jリーグでは幸いに聞きませんが、
イタリアやドイツサッカーでも
忘れた頃に八百長騒動が繰り返されます。
うーん、八百長の根絶は無理なのか・・・


いや、いや八百長があり得ない試合がありますぞ。
それはサッカーの代表チーム同士の真剣勝負。
この間のアジア杯を引き合いに出すまでもなく、
国の威信をかけた試合に、
八百長が入り込む余地はありませんし、
かめさんも、
八百長の話は聞いたことがありません。。
もし、無気力相撲、
もとい、
八百長サッカーなんかやろうものなら・・・(^^ゞ


大相撲だって日本代表VSモンゴル代表でもいいし、
一部屋の外国人1人なんてケチな鎖国やってないで、
フルオープンにしちゃったら?
長友が移籍したイタリアのインテルなんか
先発全員が外国人選手、
インテルというチーム名は
英語のインターナショナル、
当たり前と言えば、当たり前なんすね=^_^=


ユニクロも新入社員の8割が外国人という時代、
身も心もたるんだ大相撲を再生するためには、
日本代表結成&外国人に全面開放しかない、
と勝手に断言する、
かめさんでした=^_^=

2011/2/2 WED
高視聴率を叩きだしたおかげもあって、
大会終了後もあちこちの局で
繰り返し流されるアジア杯の映像。
それをまた飽きもせずに見ているかめさんに、
家族もあきれ顔(^^ゞ
でも、
繰り返し見ていると新しい発見もあるのですぞ=^_^=


例えば、決勝で今野のバックパスが短くて
「あわや!」というシーン。
果敢な飛び出しでピンチを救ってくれた川島に、
今野は
右手で手刀を作って
「すまん」とやっていました=^_^=


かめさんがボールを蹴っている頃は
この「すまん」をやると、
コーチに怒られました。
「そんな暇があったら走れ」と(^^ゞ


いかにも日本人的な今野ですが、
ザッケローニ監督からの、
ボランチへのポジションチェンジ指令に
両手で「×」を作って拒否したのには驚きました。
でも、結果は大正解でしたよね。


実はかめさんも銀行時代、
頭取からのポジションチェンジ指令に
「×」を出したことがあります(^^ゞ
結局、「×」は取り下げたんですが、
その後、流れ、流れて、
このブログを書いている、かめさん(^^ゞ
日本代表みたいに見事優勝!
といきますか?


ちなみに今野選手、
帰国後の記者会見で
「もうポジションチェンジ拒否はしません」
と答えていましたが、
「もうポジションチェンジなしでいきたい」
かめさんでした(^^ゞ

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