2009/4/25 SAT
おとといの日経夕刊で
画家の安野光雅さんが
「100年に一度の不況と大騒ぎしているが、
わずか60年余り前に
敗戦の日がそこにあったではないか」
と書いていました。
うーん、確かに(^^ゞ


書店に行けば、1929年の
世界恐慌との比較本が山積みとなり、
テレビをつければ、
節約による自衛を説く
評論家先生を見ない日はありません。
でも安野画伯は
「新聞や雑誌は旅行案内であふれ、
着飾った男女が街を闊歩し、
売れていないはずの車で道路は渋滞し、
テレビは飽食の料理と
お笑い番組のない日はない」
と喝破しています。


経済や金融を飯のタネ
(含むかめさん(^^ゞ)とする人にとって
「いやーこれも景気循環の一つ」
と涼しい顔をしているより、
「100年に一度」の方が売れますよね。
そんな風潮に安野画伯の放った
カウンターパンチ、
岡目八目の域をはるかに超えています。
皆の衆、○○評論家さんの言うことを
鵜呑みにしなさんなよ=^_^=

2009/4/22 WED
各メディアを賑わせている
「藤川優里八戸市議が
スペインのネット投票で
”世界一美しい女性政治家”
に選ばれた」ニュース。
八戸PRのための写真集&DVDで
水着姿を披露して話題になった
藤川市議ですが、
実は2回連続県議会選挙に落選した
父に代わって政治家を目指し、
投票率アップにも貢献した、
との評価もある一方、
芸能界入りやら参議院転身の噂など
話題に事欠きません(^^ゞ


でも今回の”世界一”については
「コメントは差し控えさせていただきます」
とのこと。
2006年ドイツワールドカップで
ブラジルの2トップ、
ロナウドとロナウジーニョが
”世界一ぶさいくな2トップ”
に選ばれたときは笑ってしまいましたが、
藤川さんは”美しい”んですから、
余裕のコメントがあっても
良さそうですけどね。
ま、さんざんマスコミに
いじられたんで、
「勝手」な投票にちょっとご立腹、
という感じでしょうか(^^ゞ


ま、この「勝手」は
罪もないお遊びでしょうが、
かめさんが銀行で
有価証券運用をやっていた頃、
世間を騒がせたのが
「勝手」格付けと言う奴。


本来格付けと言うのは、
社債などを発行する企業が
格付会社にお金を払って
格付けをしてもらいます。
でも、この「勝手」格付けという奴は
頼みもしないのに
「勝手」に格付けを公表します。
企業から格付けを依頼する場合は、
内部資料を格付会社に提供しますが、
「勝手」格付けは
外部公表した資料だけなこともあり
「何でうちの格付けがこんなに低いんだ」
「おかげで株価が下がった」
などのクレームが続出、
騒ぎが絶えませんでした(^^ゞ


最近はあまりこういった騒ぎを
聞かなくなっていましたが、
昨日の日経新聞一目均衡によれば
米国の格付け会社
スタンダード&プアーズが
13年間続けてきた「勝手」格付けを
やめる、とのこと。
なんでも今回の世界同時不況の
元凶ともいうべきサブプライム関連の
格付け批判から、
通常の格付けに専念するそうな。


銀行で有価証券運用をやっていた頃から、
この「勝手」格付けの意義を
理解しかねていたかめさん。
もっといえば米国格付会社の
思い上がりだと思っていました。
なので、「勝手」格付けとりやめは
遅すぎたくらい、
世界一美しい女性政治家を選ぶのと
訳が違うんですからね(^^ゞ

2009/4/21 TUE
かめさんがよく使う東京駅にある
JR系列のラーメン屋さん「粋家」
(すいか、Suicaとのシャレですね(^^ゞ)。
大手チェーン店のラーメンは
当たり外れは少ないけど・・・と思い、
ここには入ったことがありませんでした。


でも先週、朝食を東京駅でとる必要に迫られ、
偶然「粋家」の前を通ると
”朝らーめん450円”の張り紙。
2月14日のつれづれ日記で書いたように
京都には朝7時からやっている
人気ラーメン店がありますが、
メニューは朝も夜も同じもの。
「粋家」の”朝らーめん”は
7時から10時までの時間限定メニュー、
ラーメン小僧のかめさん、
「ま、1回くらい試しに」と
つい、ふらふら店内に。


出てきた”朝らーめん”は
麺の量がやや少なめ多分130gくらい、
チャーシューなどのタンパク質がない代わり、
野菜がたっぷり。
”フーン”てな感じですすると、
あっさり醤油味で野菜のうまみが効いて、
かなりけるじゃないですか♪
麺もしこしこ、湯切りもよく、
スープとの相性もグーで、
まさに朝専用のお味=^_^=
朝飯をソトメシで済ませるときは、
立ち食いソバが多かったかめさん。
立ち食いソバも奥が深いんですが、
”朝らーめん”も
完全に選択肢に入りました=^_^=


と、ここまで書いて思い出したのが、
週刊東洋経済の今週号で
任天堂岩田社長が話していた
「5歳から95歳まで」という
任天堂の社内キャッチフレーズ。
このコンセプトがWiiやDSといった
大ヒットを生みだしました。
”朝らーめん”も
従来の常識にとらわれない
「7時から23時まで」の発想。
JR侮るべからず、
と改めて思ったかめさんでした=^_^=

2009/4/20 MON
仕事をしながらテレビも見たい
かめさんにとって、
パソコンで観るテレビは
本当に重宝。
原稿を書きながらでも、
音だけテレビから情報を
仕入れることができるし、
録画や管理も楽チン=^_^=


でもテレビ局やスポンサーにとって、
かめさんのようにパソコンやワンセグ、
録画後の再生でテレビを楽しむ人が
視聴率にカウントされないのは
悩みの種でした。
4月2日の朝日新聞によれば
「3月第2週、
ビデオリサーチ調べの視聴率は
”WBC日韓戦”がトップ。
でも、地デジ番組表サイト
「テレビ王国」を使い
録画されたランキングでは
”黒部の太陽”がトップ、
その他もビデオリサーチ調べの
視聴率とはかなりの違いがあった」
とのこと。
でも、録画ではCMが飛ばされ、
スポンサーとしては
録画のランキングは使いづらい、
との声も・・・うーん、難しいですね。


たしかに録画を再生するときは
CMは飛ばしがち。
でも、時には「にやり」「おっ」
と思えるCMがあることも確か。
最近では全労災のCM
「私たちは会社ではありません」
という奴。
全労災は生命保険や自動車保険と
同じような機能の「共済」を
扱っていますが、
保険料は普通の保険会社より
3割くらい安いと言われます。
ただ知名度は今一。
そこで「全労災は会社ではないので、
営利を目的としていません、
だから安心です」
世界同時不況の原因と言われる
金融資本主義の行き過ぎ、
営利至上主義への不安を
うまくついたCM、やるなあ=^_^=


でも、実は全労災、
保険料は安いけど
万が一破たんした場合の
セーフティーネットが
ないのが玉にキズ。
その辺もしっかりチェックして
考えましょうネ(^^ゞ

2009/4/19 SUN
2016年東京五輪招致に向けた
国際オリンピック委員会の現地調査が
連日マスコミを賑わせています。
8年前に北京に敗れた大阪の経験も生かし、
順調に視察を終えたようで
めでたし、めでたし=^_^=
中でもかめさんが「おっ」と思ったのが、
大型のゴーグルのような装置で
更地の会場予定地にCGによるスタジアムを
浮き上がらせた仕掛け。
委員の皆さんを驚かせていました。


不況や少子高齢化で何かと元気がない日本。
でも、このオリンピック視察に限らず、
依然世界は”技術は日本”
と見てくれています。
イギリス名物のエイプリルフール報道でも、
今年のデイリー・テレグラフ紙は
「日本のテクノロジーを利用して、
魚の動きを電力に変える
システムが開発された」
とやってくれました。
こんなたわいのないエイプリルフールでも、
”日本の技術”がかむと、
信憑性が増すんでしょうね=^_^=


でもうかうかしていられません。
今朝の読売によれば、
山中伸弥・京大教授が開発し、
アルツハイマー病などに効果がある
新型万能細胞(iPS細胞)を使った再生医療で
日本は米国に後れを取り始めた、とのこと。
オバマ大統領の積極姿勢で
予算も日本の10倍、こりゃやばいっす(^^ゞ


とはいっても「ない袖は振れない」
ということで限られた予算をどこに使うか?
やはり、日本の強みを生かした
テクロロジーにお金を集中して、
日本再生や東京五輪招致を
成功させたい、かめさんでした=^_^=

2009/4/18 SAT
おととい16日の日経に
「マンション販売70%台回復」の見出し。
マンション価格下落からモデルルームが大賑わい、
とのニュースも見ていただけに納得のかめさん。
ところが同じ日の朝日では
「マンション販売16年ぶりに年間5万戸を下回る」
の見出しが(^^ゞ
ムムッ、日経と話が違うじゃないか?
と記事をよく読むと、
両紙ともネタ元は同じ不動産研究所が
発表したデータ、
朝日もちゃんと最後に
「契約率は7か月ぶりに70%台回復」
と書いていました。
でも、受ける印象は正反対です。


マンションに限らず消費マインドは気まぐれ、
多分日経を読んだ人は
「おっ、今のうちマンションを買っておこうか」
と思う人が多くなり、
朝日の読者は逆の人が多くなりやすいですよね


もちろん根拠レスポジティブは×。
でもマンション販売に限らず
データは勢いを見るのが定跡。
今回は日経に軍配を上げるかめさんでした=^_^=

2009/4/16 THU
地獄の沙汰も金次第といいつつ、
お金だけでは決まらないのがスポーツの世界。
野球でもヤンキースや巨人が毎年ぶっちぎりで
優勝するわけではありません。
我がJリーグもサカマガによれば
選手年俸総額2億円余りで、浦和の6分の1、
今期初めてJ1に昇格したモンテデイオ山形が
5節終了時点で2位と大健闘、
去年12月13日のつれづれ日記で、
来年からの「月山山形」へのチーム名変更案を
絶賛したかめさんも、
ここまでやるとは夢にも思いませんでした(^^ゞ


とはいっても光あるところに影がある
(そんな大げさなもんじゃありませんが。。。)、
金をかけている割には、
というチームもたくさんあります。
その筆頭格がFC琉球。


このチーム、以前PRIDEという
総合格闘技を主宰していた方がオーナー。
もちろん、Jリーグ入りを目指していますが、
Jリーグの下のJFL最下位近辺をウロチョロ。
テコ入れ策として、
2002年の日韓ワールドカップで
日本代表監督を務めたトルシェ氏を
総監督として招へい。


ところが昨日の朝日によれば
「トルシェ総監督自身が選んだ監督がいるのに、
現場に介入。
監督の4バック路線にもかかわらず、
トルシェ来日時だけは総監督お気に入りの
フラットスリーを採用するなど大混乱。
今後トルシエは営業に専念する方針」とのこと。
FC琉球は現在開幕5連敗、もちろん最下位、
皆さんの会社でも同じようなことありませんか(^^ゞ


スポーツ観戦の楽しみはいろいろありますが、
日頃のわが身を振り返りながら
「あのチーム、監督、選手何やってるんだ」
とストレスを発散するのも一手。
優勝するチームがあれば
最下位のチームも必ずあります。
選手やサポーターにはお気の毒ですが、
FC琉球さんのドタバタがどこまで続くか、
ちょっとS的に楽しみなかめさんでした=^_^=

2009/4/14 TUE
かめさんが小学生の頃、先生が
「自転車の二人乗りは危ないからやめましょう」
と言ったら
「先生、Yさんのうちは5人乗りしていました」
と言いつける奴がいました。
5人乗りってどうやって・・・、
と40年たっても思っているのですが、
子だくさんでたくましいYさん一家、
今だったら表彰もんです=^_^=


かめさんにそんなことを思い出させたのが
「自転車3人乗り、
子育て支援のため7月にも解禁」の記事。
なんでも警察庁が三人乗り禁止を徹底しようとしたら、
若いお母さんたちが「非現実的だ」
と猛反発(行列のできる法律相談所風(^^ゞ)
警察庁も少子化対策や子育て支援の必要性から、
安全基準を明らかにして
三人乗りを解禁するそうな。
うーん、若いお母さんたち、やるな♪


でも、10日の各紙によれば、
東京都の下水道局が制服につけるワッペンに
内規違反の波線1本がある、
という理由で3400万円をかけてワッペンを再作成、
親玉の石原都知事まで馬鹿じゃないの、
とあきれる始末。
まあ、こんなのはほんの氷山の一角、
きっとまだまだあるんでしょう。


そうは言っても、現在、
世界同時不況を救う一番手
として期待されているのが中国、
それも57兆円規模の経済対策です。
アメリカや欧州、日本も程度の差こそあれ、
現在の頼みの綱は政府による経済対策。
でもこれらの政府経済対策はあくまでも導火線。
あまりこれに頼りすぎると
東京都下水道局のワッペンみたいなことが
頻発しかねません。
早いとこ3人乗りを認めさせた
ママさんパワーにならって、
”民”から景気に火をつけましょうヤ=^_^=

2009/4/12 SUN
政府の追加経済対策好感して株価がチョッピリ元気です。
日経紙面の市場関係者コメントの中にも
「個人に直接メリットが及ぶ
分かりやすい対策が目立つ」との評価がありました。
中でも省エネ型家電の販売価格の5%を
国が費用負担し商品購入に使えるポイントとして
消費者に還元する政策を好感し、
家電量販店株は軒並み上昇♪
ただしヤマダ電機の山田昇会長は9日の日経紙上で
「家電は緊急に必要なものではなく、
安く買えるなら誰もが待つ。
経済対策であれば今すぐ実施してくれないと打撃だ」
と言っていました。


でもそこはさすがは生き馬の目を抜く家電量販店、
ヤマダ電機のライバル・コジマが
早速やってくれました。
10日の日経によれば
「コジマで省エネ家電を買うとポイントを5%還元」、
つまり、政府景気対策の先取りです。
やるー=^_^=


若干とはいえ予想外の支持率↑で
ちょっと元気な麻生さん。
矢継ぎ早の景気対策、と自画自賛なさっていますが、
”民”のスピードに比べればまだまだ。
”政””官”が”民”の鼻面を引き回すくらいの
意気込みでお願いします=^_^=

2009/4/10 FRI
おとといの読売新聞に
「政府が民間住宅ローンの損失を100%保証、
銀行に貸し倒れリスクなし」の記事。
住宅を新築すると、
建築関係業者・不動産業者だけではなく、
住宅ローンを組む銀行、保険会社、
家具の製造・販売業者、家電の製造・販売業者、
引越し業者などなど様々な業界が潤います。
ゆえに景気対策としては王道中の王道、
決して悪いことじゃないんですが・・・


でも、ちょっと待った!=^_^=
かめさんが腹黒い銀行屋さんなら
「なんだ、国が保証してくれるなら
絶対とりっぱぐれがないんだ。
じゃ、無理しても
どんどん貸しまくって儲けちゃえ♪」
と考えちゃうんですが(^^ゞ


「そうは言っても色々審査とかあるから、
そんな無茶な貸し出しはできないんじゃない?」
という声が聞こえてきそうですが、
そこは蛇の道は蛇、今回の世界同時不況の
きっかけになったサブプライムローン問題を
思い出してみてくださいよ。
たとえばBitner,Richard[2008],
Confessions of a Subprime Lender
(金森重樹監訳・金井真弓訳
『サブプライムを売った男の告白 
米国住宅金融市場の崩壊』ダイヤモンド社,2008年)
という本に書かれている、
住宅ローンに関わる米国人のモラルの低いこと(^^ゞ
日本でも最近で言えば
新銀行東京の無茶貸しで見られるように、
難しい言葉で言えば最後はモラル・ハザード、
平たく言えば「そんなことやって恥ずかしくないの?
良心が痛まないの?」というところに行き着き、
やる気になったら悪いことはできるんですよねー(^^ゞ


民主党小沢党首の敵失で、
ちょっと元気が出てきた麻生さん。
そのおかげか矢継ぎ早に景気対策が打ち出されていますが、
ついこの間のサブプライムローン問題を忘れるようじゃ、
「何でもやりゃ良いってもんじゃないよ」
という声が聞こえてきそう。
老婆心ながらえらそうに忠告するかめさんでした=^_^=

2009/4/7 TUE
今日は久しぶりに
まじめに金融商品をチェック!=^_^=
最近マネー雑誌などでよく見る
CFD(「Contract for Difference」、
日本語にすると「差金決済取引」)
という奴があります。
ざっくり言うと
あらかじめ差し入れた
証拠金をもとに注文し、
勝ち負けの差額をもらったり
払ったりする取引です。
取引対象は海外の株価指数や
商品指数なんかが多いんですが、
何でもありです。


格好良く言うと
レバレッジ(てこ)の原理を使うんですが、
借金をしてバクチをやるのと同じ。
値上がり、値下がりが数倍に跳ね返る怖さを
理解している人は多いと思います。
でも、意外と気付いていないのは
流動性リスクと言う奴。


例えば、2割下がったら損切りする、
と決めていたのに2割下がっても
買い手がいなくて半分になっちゃった。
逆に3割上がったので
現金にしようと思ったのに買い手が現れず、
結局損してしまった。
これをちと難しい言葉で
流動性リスクと言いますが、
上場株式ならこんなことはありません。
でもCFDのように上場されておらず、
相対取引の場合はよくある話。
こういった流動性リスクというのはCFDに限らず、
社債、現物不動産、新興国株式など
いたるところに転がっているので、
気をつけましょうね、皆の衆=^_^=

2009/4/6 MON
昨日ビールを飲みながら
昭和レトロを特集した番組のDVDを見ていると、
小朝師匠がテレビ東京の女性アナウンサーと
あのスバル360の後部座席に乗って
颯爽と銀座の街に登場♪
ところがあまりにドアや座席が小さく、
降りるのに一苦労(^^ゞ
考えてみれば、
現在世界最安車として話題になっている
インド・タタ自動車の「ナノ」ですら624CC、
360CCで昭和30年代の日本を席巻した
スバル360がいかにチープだったか分かります。


Wikipediaによれば「マイカー」
という言葉を誕生・定着させたスバル360。
スバル360を初めてのマイカーとし、
その後の高度成長に合わせて
だんだん大きな車に乗り換えていった
日本のお父さんたち。
その双六の上がりを競うような人生ゲームは
後のトヨタの名コピー
「いつかはクラウン」に凝縮されていました。


何せ当時の日本の自動車メーカーは
4年に1回フルモデルチェンジを行い、
消費者もそれに合わせて
自家用車を買い替えるのが当たり前。
これだったら、
30余年のサラリーマン人生で
スバル360からクラウンまで
成り上がるのも十分可能ですよね。
でも現在の平均自家用車使用年数は
10年を大きく超え、今は昔です(^^ゞ


自動車以上に個人にとって
大きい買い物である住宅もしかり。
政府が200年住宅構想を打ち出していますが、
英国75年、米国44年に比べて
寿命25-30年と言われる日本の住宅。
今朝のスポニチで
太田和美衆議院議員も書いていますが、
今後は中古住宅やリフォーム需要が
増えると予想されます。
”降る雪や昭和
(本当は明治です、草田男先生ごめんなさい)は
遠くなりにけり”ということで
良いものを長く、
それが日本経済再生のキーワードだと思う
かめさんでした=^_^=

2009/4/4 SAT
いよいよというべきか、
ついにというべきか、今日から
北朝鮮のテポドン発射予定日が始まります。
特にその弾道が故郷秋田上空を通るだけに
心配もひとしおのかめさん。


テレビや新聞でも
大きく時間やスペースを割いていますが、
おやっと思ったのが、
北朝鮮問題では必ず登場する早大重村教授の
「金正男(キム・ジョンナム)の
後継者の目はない。
だからマカオにいる」とのテレビ発言。
4月1日のつれづれ日記にも書きましたが、
「東京ディズニーランドに行く」
目的の密入国で捕まり、
木こりのような風貌と
強制退去騒動で日本でも知られ、
有力後継者の一人と言われていただけに、
かめさんだけではなく
他の出演者も驚いていました。


ただ、確かに後継者候補からはずれたから、
「テポドンに対する日本の反応は当然だ」
といった、朝鮮中央テレビの
勇ましい女性アナウンサーが聞いたら
卒倒しそうなことを
平気でしゃべれるんでしょうね(^^ゞ
てな訳で重村教授の読みに納得するかめさん。


また、重村教授は
「金正男が後継者候補から外れた代わりに
別の人物が後継者候補に浮上し、
結局後継者候補は従来同様3人」
との見方も示していました。


で、ここからはかめさんの見方。
今回のテポドン発射は後継者決定の祝砲、
との見方もあるようですが、
ちょっと???なかめさん。
後継者が決まってしまえば、
後継者に権力が集中し
金正日(キム・ジョンイル)を
追い落とす可能性すらあります。
また、後継者からはずれた他の候補は
「ただの人」になってしまいますから、
それこそ金正日に刃向うかもしれません。
そんなことは世界を敵に回しても、
これまで権謀術策で生き延びてきた
金正日が気がつかないはずがありません。
よって、後継者の公表は
ぎりぎりのタイミングまで
引き延ばされるでしょう。
これも立派なリスク分散。
リスクを制する者は世界を制する、
もちろん、
金正日が世界を制しては困りますが(^^ゞ

2009/4/2 WED
昨日から学生さんは新学期、
お勤めの方は新年度入りですが、
テレビ業界の方は番組改編期とあって、
新番組が目白押し。
最近は番宣と称して、
新番組の出演者を
同じ局の別の番組に出演させて
視聴率アップを狙う手法をよく見ますが、
経済界で最近よく見かけるのが、
イーモバイル千本会長。
かめさんが購読している新聞のうち2紙で
同時に千本会長の自伝的連載が始まって、
ちとびっくりのかめさんでした(^^ゞ


イーモバイルの名を世に知らしめたのは、
なんといっても100円パソコン。
イーモバイルで通信すれば
パソコン本体が100円になるお得感から
かなり売れたようですね。
でも実は千本会長、昨日の読売によれば、
電電公社(現NTT)から
KDDIなどに移りながら、
長距離電話代金を50分の1、
固定電話のデータ通信料を
6分の1にした必殺仕掛け人。
現在は携帯電話の通信料は半分になる、
と豪語して携帯3社寡占に挑戦しています。


マスコミへの登場頻度が高い千本会長、
でも、かめさんが一番覚えているのは
数か月前、TBSがっちりマンデーに
出演した時のこと。
千本会長に食事に誘われた
イーモバイルの美人受付嬢、
「やったね=^_^=」と
連れて行ってもらった先は
立ち食いそば屋さん、
本当にポツン、ポツンと
二人でそばをすすったそうです(^^ゞ


ま、これくらいシビアな金銭感覚がなきゃ、
携帯電話の通信料は半分にならないでしょう。
千本会長、
第3の革命に期待してますよ=^_^=

2009/3/27 FRI
スポニチで毎週金曜日に連載されている
吉永みち子さんのエッセー。
かめさんも1月23日のつれづれ日記で
引用させてもらったり、
持ち帰り用の箱を”ドギーバッグ”と
呼ぶことを教えてもらったり、
いつも愛読しています。


で、今日のお題は
「教育機会均等の貸付か?」と
奨学金の回収強化策に
疑問を投げかけています。
奨学金返済の滞納者を
ローンやクレジットなどの
ブラックリストに載せたりする回収強化策。
吉永さんは、
「今はかつてのように安定的な雇用が
確保される状況ではないので、
回収強化策はまじめな人から
進学のチャンスを奪う」とし、
教育資金への日本の財政支出割合が
OECD28か国中最低だったことを挙げ、
「教育への支出をケチル国に明日はない」
と結論づけています。


吉永さんの結論には「うんうん」
とうなづきつつ、論理展開にちと、
無理があるんじゃないかなーと思うかめさん。
①奨学金延滞が日本学生支援機構の
資金難を招いた結果、
奨学金を受けられない人が出てくることは
どう考えるのでしょう?
②借りたお金は返さなければならない、
というごく基本的な社会常識を身につけさせる
いい機会ではないでしょうか?
③3月15日の日経によれば、
奨学金の増加、少子化により
学生一人当たりの可処分所得が増加。
このため学生バイトが減少し、
資格取得のためのダブルスクールが
増加しているそうです。
昔のような奨学金=苦学生という図式は
かなり薄らいでいるのではないでしょうか?


いつか吉永さんの反論を聞いてみたい
かめさんでした=^_^=

2009/3/25 WED
昨日はみごと侍ジャパンが韓国を下して
WBC連覇、いやーめでたい=^_^=
で、今日はセブン-イレブンや
マクドナルドで優勝記念セールだそうですが、
かめさんがよく行く近所のイトーヨーカ堂さんは
”日本代表 感動ありがとうセール”の
チラシが新聞に入っていました。
あれっヨーカ堂さんは”優勝記念セール”じゃなくて、
”感動ありがとうセール”なの?
と気がついたみなさんはエライ!


実はヨーカ堂さんは日本が勝っても負けても
”感動ありがとうセール”を
やる計画だったんすね。
もちろんヨーカ堂さんも
日本が勝つことを信じていたでしょうが、
負けた場合の大量在庫が怖い(>_<)
で、こんなセールになったんでしょう(^^ゞ


でも正直こういうセールうれしくないっすよ、
かめさんは(^^ゞ
日本優勝万歳!
じゃ、応援してくれたヨーカ堂でお買い物♪
とはなりますが、どっちにしろ安売りじゃ・・・
だったら、西友やウォルマートみたいに
エブリデー・ロープライス
(毎日お買い得)路線の方がすっきりしますし、
支持します。


気のせいか新聞に入っていたチラシも
小さく地味め。
今朝の日経株式欄の優勝記念セール銘柄上昇か?
という記事にも、
ヨーカ堂さんは含まれていませんでした。
消費不況でリスクを取れないんでしょうが、
行く時は行きましょうよ、ヨーカ堂さん=^_^=

2009/3/23 MON
昨日の朝刊各紙にJリーグの通算観客数が
1億人を超えた記事が。
1993年の発足当時は「絶対失敗する」
とまでいわれていたJリーグ、
サッカーおたくのかめさんとしては
感慨もひとしおです=^_^=


でも、昨晩のジャンクスポーツ、
いつもと違って、観るスポーツに
スポットを当てた構成。
そんな中、知る人ぞ知るサッカーオタク、
芸人土田晃之がイブラヒモビッチの
WCドイツ戦での後回し蹴りゴール、
タレント片瀬那奈ちゃんが
ジェラードの右45度からの巻き込みゴ−ルを
それぞれ熱く語っても、
浜ちゃんや哀川翔は
「それで?」と冷たい反応。
野球や相撲にはみんな反応するのに、
ぶつぶつ・・・。
見栄晴が競馬を語った時の方が
片瀬那奈ちゃんより皆さんの反応があるのが
悲しすぎました(>_<)


同じプロスポーツでも、アメリカで発達した
アメフト、野球、バスケットと違って、
サッカーはプレーヤー本位に見えるかめさん。
一例を挙げればアメフト、野球、バスケットは
現場やテレビで見ていても、
プレーがオフになる時間が細かく設けられていて、
トイレに行きやすいっす。
サッカー唯一のオフタイムであるハーフタイム、
あのトイレ大行列、特に女性は大変ですよね(^^ゞ
このままじゃ、
サッカーはますますオタク化の道を・・・(>_<)

バスケットも昔はサッカーと同じ前後半だったのに、
プロルールでクォーター制が取り入れられるなど
観客本位に見えます。
19日の日経に載っていた
”お金を払って見たいスポーツ”調査でも、
サッカーはフィギャアに抜かれ3位に転落。
Jリーグの春秋制か秋春制かの議論も、
秋春制はプレーヤー側、
春秋制は観客側に立っている、
とも言えます。
かめさんはプレーヤー兼観客ですが、
お金を払って観るなら
ビール片手の春秋制を断固支持しますぞ、
犬飼さん=^_^=

2009/3/22 SUN
またまた麻生さんが言ってくれましたね、
KY(空気読めない)発言(^^ゞ
「田舎では株は怪しまれる」
「株屋ってのは信用されていない」


このブログでも17日の
「兜町・千代田書店閉店」で書いた
獅子文六「大番」の世界そのまんま。
昭和初期の兜町を描いた小説ですが、
主人公のギューちゃんは株で一山当てれば
吉原で豪遊、女に家だ、ダイヤだ、
負けて不義理をすれば
故郷南予に逃げ帰るの繰り返し。
不義理したお金も相場が上がればうやむやに、
学士様がカブト町の人間になるなんて
新聞種だった、という時代のお話です。


ギューちゃんの時代からさらにさかのぼると、
明治時代、東京証券取引所
(当時は株式取引所と呼ばれていました)は
米穀取引所の軒を借りていました。
江戸時代から玄人筋が跋扈する米取引。
その流れをくんだ株取引を日本では
「博打」扱いする風潮が強く、
銀行を一段上、証券会社を株屋と揶揄する時代が
続いたことは確かです。
でも、バブル崩壊や今回の世界同時不況で
株式市場が経済に与えた影響は
身にしみていないのでしょうか?


ほんま、ブログネタを提供して下さる
ありがたいお方です(^^ゞ

2009/3/21 SAT
世界同時不況の嵐が吹き荒れる中、
社長の引責辞任も目立ちます。
そんな中、目を引いたのが、
昨日の日経朝刊1面の「春秋」。
「社長の最も重要な仕事は
後継者の育成と言いながら、
逆のケースも意外と多く、
副社長キラーの異名をとった
老害経営者も実際にいた」とのこと。


そして、最後にこう締めくくられています。
「日立製作所は、
グループ会社の会長をしている
元副社長を呼び戻して新社長に就ける。
三年で降板する現社長よりも
七つも年上の69歳である。
社長を七年も務めてきた庄山悦彦会長は
何をしてきたのだろうか。
日立は今三月期に
七千億円の最終赤字を見込む。
社長人事は恐ろしい」


いやー、日立製作所さんといえば
日経にとっても大口広告主。
そのトップの実名を挙げ、
不祥事でもあったならいざ知らず、
これだけ痛烈に批判する例を
かめさんは知りません。
ネット広告を除けば各メディアともに
広告収入減少に悩んでいる現状からすると、
かなり勇気ある筆と感心するかめさん。


実は日経自身、鶴田社長時代の
女性問題や関連会社との不明朗な手形問題で
外部から厳しい批判を浴びたことがあります。
それだけにこの「春秋」氏は
相当な覚悟をもって書いたはず。
日頃は日経に対して
批判的なことを書くこともありますが、
今回の「春秋」には
日経の良心を感じるかめさんでした=^_^=

2009/3/19 THU
昨日、朝日新聞の調査による
政治・社会意識調査というやつを見たんですが、
その中の「国の予算で増やすべき分野は?」
の質問に対して、
「環境分野」はYESが42%、
医療・福祉、雇用・経済、農業・食糧、
教育・文化に次いで9分野中5位、
かめさんとしては順位はともかく、
YESの比率が意外と低いのに驚きました。


かめさん的に「環境」という言葉を
身近に感じるようになったのは、
1971年、かめさんが中学生だった頃、
初代環境庁長官になった大石武一さんが
尾瀬の開発中止で国民的英雄になった時でした。
でも大石さん、
環境には強いが選挙にはからきし弱く、
現役の農林水産大臣なのに
選挙に落っこちたりしました(^^ゞ
この頃から、環境は票にならない、
と永田町では言われていたようです。


最近ではECOファンドといって、
環境に優しい企業に投資する
投資信託がブームになりましたが、
結局国際優良企業と言われる、
環境問題抜きに値上がりしそうな
銘柄が並んでたっけ。
先進国が環境に熱心で、
開発途上国が環境を考えるのに余裕がないのと
同じ理屈ですね(^^ゞ


でも京都議定書以来、
日本にも地球温暖化ガス削減目標6%があります。
この目標は排出権取引と言って、
お金に代えて取引ができる市場が
欧州を中心に発達してきています。
端折って言うと、
環境はお金になりつつあるんです(^^ゞ
相も変わらず日本の政治家は、
環境はお金にならないという意識の人が
多いんじゃなかろうか、
と勘繰っているかめさん。
でも、オバマ政権の
グリーン・ニューディール政策を
持ち出すまでもなく、
少しづつでも意識を変えていきましょうね、
みなさん=^_^=

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